【6:4のタイト前髪×細めカチューシャ】の潔さで子どもっぽさを払拭
カチューシャにもさまざまなデザインがありますが、40代が日常でさりげなくつけるなら、細めのタイプで黒やネイビーといったダークカラーがおすすめです。カチューシャはややガーリーな印象があり、太めのタイプや凝ったデザインのタイプを初心者がつけるとカチューシャだけが悪目立ちしてしまう場合もあります。細めタイプであれば髪となじみやすいですし、黒やネイビーのダークカラーであれば引き締め効果もあります。グログランテープやちょっとしたディテールつきならシンプルすぎず、顔周りも華やかになります。
また、カチューシャをつけた時は前髪をタイトにすることも子どもっぽさを解消するコツなんです。髪をすっきりまとめることで甘さが軽減され、大人っぽく仕上がります。
[サイドスタイル](モデル:Domani専属読者モデル浅野里絵さん/ロング)
[バックスタイル]
ブラウス¥20,900(セテンス〈セテンス〉) カチューシャ¥1,760、グレーワイヤー¥1,540(サンポークリエイト〈アネモネ〉)
作り方をさっそく紹介します。
STEP1_前髪の分け目を6:4でつける
生え際からカチューシャまでの間に分け目をつけると、きちんとした印象になるのでおすすめです。カチューシャを置く位置は生え際から4〜5cm程度にするとバランスがよく、5cm以上だと間伸びして見えますし、4cm以下だと窮屈に見えてしまいます。分け目をつける時は、センターよりも少しずらした位置の6:4にすると好バランスに。(小鼻の外側の延長線上が目安です) コームでぴっちりとなでつけるようにします。髪が浮きがちな場合は、先にヘアバームなどをつけて少しウェットにしておくとセットしやすくなります。
STEP2_ひとつ結びにしてカチューシャをセット
分け目をつけたら、髪全体をひとつにまとめて後頭部の襟足近くでゴムで結びます。この時もコームを使い、タイトにまとめておきます。分け目の端にカチューシャがくるようにセットします。カチューシャの上面が少し生え際に向くようにしてセットすると頭が小さく見える効果も! ひとつ結びにしたゴムの上からヘアワイヤーを巻きつけると後ろ姿もおしゃれになります。
STEP3_前髪のうぶ毛を出して束感をつける
前髪のうぶ毛を出すと今っぽく仕上がるだけでなく、キュッと小顔に見える効果もあります。ヘアバームを指先につけ、分け目の6のほうの前髪からうぶ毛を引き出します。1cm幅から3〜4本の毛束を作って細めにします。もみあげのおくれ毛もヘアバームをつけた指で束感をつけます。
いかがでしたか? さりげなくてきちんと感があるカチューシャアレンジなら、苦手意識が減ったのではないでしょうか? 装いやヘアスタイルがシンプルな時、カチューシャをつけるだけでパッと華やぐのでひとつ持っておくと重宝しますよ。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物) ヘア&メイク/KIKKU(Chrysanthemum) スタイリング/柿原陽子 モデル/浅野里絵(Domani専属読者モデル) 構成/片山幸代