「二度あることは三度ある」とは
「二度あることは三度ある」は、同じようなことが二度続いた場合に、よく耳にする言葉です。本当に二度起きたことは三度目も起こりやすいのでしょうか? まずは言葉の意味や、同じことが三度起こる確率について解説します。
二度起きたことは次も繰り返されるという意味
「二度あることは三度ある」は、言葉の通り二度起きたことは次も繰り返されるという意味です。辞書には以下のように書かれています。
二度あることは三度ある
二度あったことは必ずもう一度ある。物事は繰り返されるものである。
出典:小学館 デジタル大辞泉
単に二度起きたことが繰り返されるというよりは、二度続いたことは必ずもう一度起きるため、気を付けた方がよいという警告・忠告の意味も込められているといえるでしょう。
「二度あることは三度ある」という言葉の通り、特定の条件を満たすと、2回連続で続いたことは次も起こりやすいケースもあるようです。
さまざまな確率論がありますが、いずれも特定の前提条件が整って意味のあるものといえます。同じことが3回起きるかどうかは、出来事の内容や条件によって確率が大きく異なるでしょう。
「二度あることは三度ある」の使い方と例文
「二度あることは三度ある」は、一般的に何らかの注意を促すためネガティブな使い方をされることが多い傾向にある言葉です。しかし、ポジティブな意味で使えないわけではありません。それぞれ、おもな使い方と例文を見ていきましょう。

ネガティブな使い方
何らかのミスをしたときや問題が起きたとき、注意喚起や忠告として「二度あることは三度ある」を使うことがあります。
何か問題が起きたときは、「そういった問題が起きやすい環境になっているのかもしれない」と自戒し、注意を怠らないことが大切です。
ポジティブな使い方
「二度あることは三度ある」は、ポジティブな出来事が二度続いたときや、悪いことが起きないよう注意しているといった前向きな使い方もできます。
基本的には悪いことや失敗などのイメージが強い言葉ですが、使い方によってはポジティブな印象も持たせられるでしょう。
「二度あることは三度ある」の類語
「二度あることは三度ある」と同じような意味を持つ言葉は、いくつか存在します。何らかの出来事が連続して続くような意味を持つ類語を紹介しましょう。

失敗が二度続く「一度ならず二度までも」
「一度ならず」は一度ではなく、何度も同じ物事が起きる様子を意味します。「一度ならず二度までも」は、本来起きてはいけないような出来事が、一度ではなく二度も起きてしまったときに使う言葉です。
また、二度ならず何度も同じことが続いた場合は、「一再ならず」という言い回しもあります。
失敗の繰り返しを意味する「同じ轍を踏む」
轍を踏むは「てつをふむ」と読みます。先人の失敗を繰り返すという意味で使われる言葉です。「同じ轍を踏む」という言い回しで使われることが多い傾向にあります。
先に他の人が何らかの大きな失敗をしているとき、「自分も同じようになるわけにはいかない」と気を引き締める意味でも使えます。
「二度あることは三度ある」の対義語
「二度あることは三度ある」には、反対の意味を持つ対義語もあります。逆のニュアンスを持った言葉の意味や使い方について確認しましょう。

偶然の幸運が続かない意の「柳の下にいつもどじょうはおらぬ」
偶然柳の下でどじょうを見つけてうまく捕まえられたとしても、そのような幸運はたびたび起こるものではありません。また柳の下で待ち構えていたとしても、うまくは行かないでしょう。
偶然の幸運が続かないということを表したことわざです。
「柳の下にいつもどじょうはおらぬ」以外に、「柳の下にどじょうはいない」などの異なる言い回しでも使われます。
よい結果をもたらす「三度目の正直」
二度失敗したとしても、三度目には期待通りの結果が出ることを「三度目の正直」といいます。
「二度あることは三度ある」はネガティブな使い方をされることが多いですが、三度目の正直は成功を意味することが多く、ポジティブな使い方が一般的といえます。
まとめ
- 「二度あることは三度ある」は、二度あったことは次も繰り返されるという意味を持つ言葉
- 一般的に警戒・忠告などの意味合いで使われるが、ポジティブな使い方も可能
- 似た意味を持つ類語や、反対の意味を持つ対義語もある
「二度あることは三度ある」は、同じ出来事が続いたときなどに使います。何かの失敗をしたときや、問題が起きたときに使うことも多いでしょう。同じ失敗を繰り返すという意味を持つ言葉はいくつかあり、「一度ならず二度までも」や「同じ轍を踏む」などが類語として挙げられます。一緒に押さえておくとよいでしょう。
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Domani編集部
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