【目次】
・悩み1:入学準備何が必要?
・悩み2:給食、好き嫌いが多くて心配です
・悩み3:小学校の入学式で気をつけることって?
入学前に準備しておきたいこと
名前つけ
小学一年生編集部:入学説明会で念押しされる持ち物の名前書き。ノートや筆箱、スクールバッグに上履き入れ、給食袋など、とにかくたくさんあるんです。一度に終わらせようとすると本当に大変なので、少しずつ進めていきましょう。入学式にも油性ペンを持っていくと、入学式に配布される教科書やお道具箱などにすぐ書けるので、とても重宝します!
給食袋やサブバッグの製作
小学一年生編集部:器用なママなら本領発揮! ですが、手作りが苦手だというママも結構多いんですよね。私も最初の子のときは給食袋を慣れないミシンで作りましたが、スクールバッグやうわばき入れは、おばあちゃんに作ってもらいました。なんと2番目の子に至っては、学校のバザーで安く買って済ませました。大切なのは、子どもが喜んで使ってくれること。子どものお気に入りが用意できれば、オッケーなのかなと思います。
入学式の洋服
『小学一年生』編集部:女の子は、かわいい洋服には目がありませんよね。入学式で着る服は、フォーマルなワンピースやアンサンブルスーツ。一緒に買いに行けば、テンションが上がってしまうのかもしれませんね。最近は、ネットショップで購入する人も多いようです。あらかじめいくつか候補を絞ってから、子どもに決めてもらえば、不必要なケンカはグッと減るのではないでしょうか。
一方、男の子の場合は、ワイシャツにブレザー、ハーフパンツのスーツが一般的。入学式当日は、激しく動いても着崩れしない配慮が必要です。靴はローファーなどの革靴が一般的ですが、入学式以外で履く機会はほとんどありませんよね。そこでわが家では、黒いスニーカーを購入し、入学式はもちろん、翌日からは普段使いで履かせました。
着替えの練習
『小学一年生』編集部:入学してすぐに健康診断があります。その際、体操服に着替える学校は少なくありません。入学までに、できるだけスムーズに着替えられるように、ママはサポートしてあげましょう。体育や健康診断などで着替える必要がある日は、苦手要素の少ない服装でオッケーです。例えば、ボタンかけが苦手な子なら、トレーナーなどボタンのない服装を。また、洋服を後ろ前に着てしまう子なら、前後がわかりやすい柄やデザインのものをセレクトしましょう。それから、脱いだ服はたたんで置く習慣がついているといいですね。
通学路の確認
『小学一年生』編集部:うっかり忘れがちなのが、通学路の確認。どんなに近所に小学校があったとしても、子どもは教えない限り、「行き方を知らない」と思っていたほうがよいでしょう。その際、交通ルールや横断歩道の渡り方、危険な場所なども教えておきましょう。「行き」と「帰り」では、道を曲がるポイントや渡る方向が逆になります。大人なら簡単ですが、子どもは「帰り」もきちんと教えておきましょう。
参考記事▶︎さぁ大変!4月から子どもが小学一年生。入学準備、何が必要?【教えて!『小学一年生』編集部】
好き嫌いがある子の給食生活、今からやっておきたい3つのこと
入学を前に、ご家庭でも苦手なものを食べられるような工夫をしてみてはどうでしょう。
1:細かく切ってわからなくする
『小学一年生』編集部:嫌いな野菜を細かくして混ぜておき、食べたら後で種明かし。そして、「○○ちゃん、じつは、今日のハンバーグにニンジンが入っていたんだよ。すごいね、食べられたね!」などと、自信を持たせてもいいですね。昔からの鉄板ワザですが、これが意外と効果抜群なことも。
2:家族で楽しく食事
『小学一年生』編集部:食べるときは、集中することも大切。テレビをつけていたらテレビを消して、家族で会話を楽しみながら楽しく食事をするように心がけましょう。楽しい気持ちから、「食べてみようかな」と自分から食べてくれるかもしれません。食べられたら、「すごい!」と家族みんなで喜びましょう。
3:絶対に強要しない
『小学一年生』編集部:気をつけたいのは、無理に食べさせようとすること。「食べなさい」と無理強いしたり、「食べないと小学校に行けないわよ」などといった言葉は絶対にNG。とくに後者は、子どもにとって、小学校が楽しいところから苦痛なところへと変わってしまうからです。子どもが嫌がったら、「それじゃ、ママが食べるね」と、おいしそうに食べるなど、できるだけ子どものほうから「食べてみようかな」と思えるような雰囲気を醸し出せるといいですね。
入学後、子どもが不安に感じているときは?
『小学一年生』編集部:子どもが給食を不安に感じている場合は、そのことを先生に相談しましょう。「ピーマンが嫌いで、給食を心配しています。家庭では、わからないように具材に混ぜると食べます」などと、具体的に書いておくと、給食が始まった際、先生はきちんと対応してくれますよ。
参考記事▶︎いよいよ4月から小学一年生。給食なんですが、好き嫌いが多くて今から心配です。【教えて!『小学一年生』編集部】
知っておきたい入学式にまつわるアレコレ
入学式
『小学一年生』編集部:学校によりますが、入学式では一年生が前、その後ろに六年生、そして最後方に保護者の席が設けられています。保護者が見やすいような配置をされている学校もあるかもしれませんが、あくまでも入学式は厳粛な儀式。なので、最初から見えないものと思っていたほうががいいかもしれません。わが子の写真や動画を撮るよりも、式そのものの雰囲気をしっかりと心に刻んでおきましょう。
クラスごとの記念撮影
『小学一年生』編集部:式後、クラスごとに記念撮影を行います。昔は子どもだけでしたが、近年は保護者も一緒に撮影に加わる学校が多いようです。そのため、「子どもの靴下が片方だけ下がっていたことに気づかず、あとで写真をみて直してあげればよかったと後悔しました」というママがいるように、わが子の服装チェックができずに、後日出来上がった写真で気づく、なんてことも。式後も子どもに関わる機会はないので、撮影準備の合間にさっと服装をチェックしておくといいですね。
クラスごとに教室へ
『小学一年生』編集部:教室では子どもたちが席につき、保護者は後ろで子どもたちを見守ります。担任の先生が子どもひとりひとりの名前を呼び、子どもたちが答える姿に感極まったという声も。教科書は持ち帰って名前を書きます。お道具箱は名前を書いて、机の中にセット。あらかじめ用意したのりやはさみ、色鉛筆など、お道具箱の中に入れておくものを持ってきて入れておくといいですね。
持っていくと便利な持ち物
『小学一年生』編集部:スリッパや手さげバッグ、デジカメ、ビデオカメラといったものが定番。4月でも、体育館の中はひんやりとしています。だからといって、式の最中は、コートなどの上着を着るのはNG。長時間座ることになるので、ストールやひざかけ、カイロなどの冷え対策は必須です。その他、温かいお茶を保温効果のある水筒に入れておくのもおすすめ。一口飲むだけで緊張がほぐれてホッとしますよ。
弟や妹がまだ小さくて一緒に入学式に行く場合は、お菓子や音の出ないおもちゃを持参する人も多いですね。途中で飽きて騒いだりしたときにあると非常に便利です。とくに、一定の時間に口の中に入れておけるあめ玉はおすすめです。また、何かあったらすぐに外に出られるよう、通路側の席に座るとよいでしょう。
参考記事▶︎ママも緊張する!小学校の入学式で気をつけることってありますか?【教えて!『小学一年生』編集部】
文/天辰陽子(小学一年生編集部 ライター)
教えてくれたのは
『小学一年生』編集部
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