うまくいかなくなったらいったん活動を休止して
新井千晶さんによると、婚活がつらくなったら、一度やめてみるのもありだと言います。
「お見合いの場や華やかな婚活パーティ、合コンなどに疲れてしまったら、『恋』を抜いた勉強会やイベントに行ってみてはいかがでしょう? 読書会、勉強会、マラソン、料理教室、さまざまなネットワークを広げて、たくさんの人に会うという考えに切り替えてみると、楽になります。実際、婚活ではなくてもこういった場で、結婚相手を見つけた方は、私のまわりでもたくさんいます。
『婚活』そのものだと、すぐに結果を求めたくなってしまいます。そうではなく、メインをほかのことに向け、ついでになんか素敵な出会いもあったら一石二鳥、なんてライトな感じのほうが、長く続けられるのではないでしょうか。
婚活は短距離的にダッシュでいくのもいいですが、苦しければ、マラソンのように比較的ゆっくり走る、でも進み続けている、というのもありだと思いますよ。」
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結婚したい!という人が現れたら…
この人と結婚したい!と思ったとき、自分を伴侶に選んでもらうためにする努力、具体的にどんなことをすればいい?既婚者の皆さんが行った努力を調査しました!
1位「自然体にした」(43.2%)
努力と呼べるかどうかは疑問が入る余地の回答ですが、最愛の人にありのままの自分で振る舞うというのは意外と難しいことですよね。生涯自然体で毎日を送るのが結婚。自然体にするとは、そんな結婚生活の予行演習と言えるのかもしれませんね。
2位「連絡を頻繁に取る」(37.4%)
結婚を考えるお相手のことは常に気になるものですが、ときには忙しくてつい返事を後回しにしてしまうこともあるかもしれません。でも、恋愛中の2人にとってそれは見直した方がいいことなのかも。
3位「話を聞くようにした」(35.4%)
結婚を考えるなら、お互いの気持ちは常に共有することが大切。話し上手と聞き上手があるとすれば、聞き上手に徹するのがいいかもしれません。相手の話に耳を傾けるのも「結婚」には重要なのでしょう。
4位「相手に合わせるようにした」(25.0%)
独身生活と結婚生活、一番の違いは「2人で一緒に暮らす」こと。独身時代の身勝手さは見直した方がいいかもしれません。ときには一歩退いて、相手の言動を受け入れてみてはいかがでしょうか。
5位「自分磨き」(22.3%)
「恋する女性は美しい」、これは結婚を考えている女性の「自分磨き」の賜物なのかもしれません。結婚を控えた人は誰しも無意識に、自分磨きをはじめているのかもしれません。
6位「料理」(20.9%)
食事の支度は女性の役割、という決まりはありませんが、「料理が苦手」なことに引け目を感じている女性は、やはり多いのかもしれません。
7位「話をするようにした」(17.5%)
些細なわだかまりが大きな亀裂に発展してしまうこともあります。話さなければ思いは伝わりませんよね。会話は2人の心をひとつにするための特効薬と言えるかもしれません。
8位「仕事を頑張った」(16.3%)
仕事を頑張って毎日が充実すれば、おのずと輝いて見えるはず。それが自信となり、婚活にもプラスになれば一石二鳥ですね!
9位「貯金をした」(14.8%)
結婚の問題でいずれ立ちはだかるのが「お金」のこと。お金が原因で、準備の遅れや滞りは避けたいものです。
10位「積極的になった」(14.6%)
具体的に「結婚」という目標が見えてくれば、毎日の言動も自然と積極的に。その積極性が、結婚への歩みを後押ししてくれるのかもしれませんね。
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マッチングアプリはアラフォー婚活に有効?
結婚相手に求めるものが明確になる
婚活アプリビギナーのライターSが実際に婚活にトライ!
S・Hさん(43歳)エディター・ライター
まずは婚活アプリ2か所に同時登録。年齢、職業、身長、体型、婚姻歴まで細かく入力。
ついつい多忙でメッセージを放置し、フェードアウトをしてしまうことも…
前回の反省をふまえマメに返信するも、前触れもなく連絡が来なくなったり…
S・Hさん:「実際に体験してみて驚いたのは、登録後すぐに『いいね!』が届いたり、普段出会わない業種や年齢の人も多数やりとりできたこと。プロフィールに『年上好き』と書いている人もいるので、40代でも自信がつきました。
ただ、関係を切ったり切られたり、好き勝手にできる世界である分、ドライに構えないと心が持ちません。
男性条件を『学歴』『喫煙するか』『家事の分担』など細かく入力するので、自分が相手に何を求めているのかが明確になるのは大きな収穫です。」
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マッチングアプリには残念な男性も潜んでいる
■既婚者
Y・Hさん(35歳・一般事務)は、アプリをやりすぎて既婚者かどうかを一瞬で判別できるようになったと言います。婚活アプリのプロフィール写真は、手元が写っていることが意外と多く、中には独身のフリをして遊びたい既婚者もいて、写真を反転させて右手に指輪をしているように見せている強者もいるそう…!
■体目的
T・Kさん(41歳・教育関連)は、食い気味で求められて一瞬で冷めた、という経験をしているそう。好青年タイプの男性といい感じでメッセージをやり取りし、「会ってもいいかも」と思った途端にキャラが豹変!「いつヤる!?」なんていうドン引きなメッセージを送ってきたそうです。冗談にしても下品すぎる…!
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理想とは違うことも
■写真と別人
Y・Kさん(42歳・営業)の場合、誘いを断れずにデートの約束をし、実際に会ってみたら別人だったのだとか。40代男性と聞いていたのに、そこにいたのはおじいちゃん!実際は64歳で、写真は息子のものだったのだそう…。登録審査が甘いアプリには注意が必要ですね。
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メッセージのやり取りだけで真意はわからない
■待ち合わせに来ない
M・Sさん(40歳・商社)は、マッチングアプリ内で出会ったイケメン男性と、やけにスムーズにデートまで進んだと思ったら、まさかの事態に…
初めから「こんなうまい話ある?」と思いつつも、勇気を出して会ってみることに。
しかしいくら待っても待ち人は来ず。単に調子のいい人だったのか、それともこれが噂のサクラだったのか…。メッセージのやり取りだけでは、相手の真意は読み取れないと知ったそうです。
気軽に相手を探せるマッチングアプリ。同時に、真剣に相手を探している人にとって、好ましくない罠が潜んでいる可能性もあることを知っておきたいですね。
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