アレンジ【1】センター分け前髪
センター分け前髪は“くびれ”で錯視効果を狙う!
「センター分けは顔の縦の長さを強調してしまうため面長が際立ってしまうといわれています。でも、センター分けをやりたいという方のために面長が少しカバーする効果があります」と「ROVER」スタイリストのkaeさん。
面長さんでも似合うセンター分けのポイントは、顔まわりを外巻きにしてほぐし横幅をつくること。髪の毛でフェイスラインを隠すより思い切って出すことで縦ラインを緩和してくれます。スタイリング剤はオイルでサラッと仕上げて。
How to
[1]前髪を真ん中2cm幅とサイドの3つに分ける。
[2]温度160℃の32mmのコテで真ん中の毛束を根元からしっかりと内巻きにする。少し持ち上げるようにして巻くのがポイント。
[3]サイドの前髪は、ハの字になるように通して軽く毛先を外ハネに。その後、真ん中の毛束をひっくり返し、根元にドライヤーの温風・冷風を交互に当てて立ち上げる。
[4]立ち上げた真ん中の毛束を散らす。センターで分け、32mmのコテで外ハネにしてなじませる。
[5]耳前の毛束をとり、32mmのコテで挟んで外側に2回転程度巻き上げる。落ちてきた前髪や後れ毛も外ハネにして。
[6]オイルを500円玉大とり、手のひらに広げてから手ぐしを前から後ろに通すようにして全体によくなじませる。目の横あたりのサイドの毛束を押さえ、顔まわりの毛束をほぐして完成!
front
side
マスクをつけていてもスッキリとした印象に仕上がる。前髪の真ん中部分だけふんわりと丸みをつけ、横から見たときに平らなおでこを立体的に見せてくれる効果も。
アレンジ【2】かき上げ前髪
ドライヤーとコテで立ち上げる
How to
まずはざくざくと指先を入れて前髪をかきあげ、分け目を根元から立ち上げる。
立ち上げた根元を、ドライヤーで熱を加えてキープする。毛束は垂直方向に持ち上げ、根元にしっかり温風を当てて。
こめかみ横の髪をひと束とったら、26~32mm程度の太めのコテで外巻きにする。さりげない動きがつく程度でOK。
根元をドライヤーで立ち上げ、サイドをコテで巻くだけでこんなにエレガント!
逆サイドから分けて立ち上げる
How to
ペタンコになりやすい髪は、逆サイドから立ち上げるだけでふわっと根元のボリュームが復活! ウエット系のスタイリング剤とドライヤーでフィックスさせ、品のいいモード感を演出して。
思い切っておでこを出して前髪を立ち上げれば、一気にあか抜ける!
アレンジ【3】前髪を自然に流す
不器用さんにも◎、前髪カーラーで簡単アレンジ
長めバングの方にオススメしたい、フルリフアリ「くるんっと前髪カーラー」
おすすめポイント
1. 自然なカールが作れる♡
2. 失敗しても安心
3. 時短&便利
まずは使い方から! 何もしないとこんな感じでもっさり重たい印象。
「くるんっと前髪カーラー」はクセづけしたい髪を挟んでカーラーで巻くだけ。外巻きにして、こめかみあたりにくっつけておきます。
▲長めの髪はあえて巻かず、たらしておくと仕上がりが自然になってお気に入り。
5〜10分ほど置いてカーラーを外すと自然な外ハネに! コテで成功した時のような仕上がりになりました(コテだと失敗することがよくあるのです…汗)。
5〜10分ほどで巻けるので、スキンケアやメイク中にできちゃいます。ということは、もし初回でカールが気に入らない場合はメイク中に3~4回はやり直せる計算(あくまでも私の場合ですが)。何よりコテで火傷する心配がないのが安心・安全で、不器用な私にはうれしい!
ちなみに私は髪がパサつきがちなので、ヘアオイルを付けてから巻いています。
カーラーで2段巻き
How to
まずつぶれてしまった前髪を一度濡らし、クセをしっかりとる。頭皮に指先を差し込んで、くしゅくしゅと動かして。
指先を頭頂部に近い部分まで深めに入れたら、ドライヤーでブローする。
根元をふんわりと立ち上げるために、毛束を多めに持ち上げてドライヤーを後ろから当て熱を加える。
前髪を上下2段に分ける。細めのカーラーをそれぞれ巻いたら、ドライヤーの風を5秒ほど当てて形をフィックス。冷ましてからカーラーを外して。
根元がふんわり立ち上がった、空気を含んだような流れる前髪に!
9:1で大胆に分ける
How to
まずはつむじから片側の眉尻あたりに向けて、9:1に前髪を分ける。両サイドの髪は、ボリュームをしっかり押さえてタイトな耳掛けに。コームで内側に軽い逆毛を立てたら、丸みをつけながら逆側の耳にかける。
立体感を出しつつ、毛も落ちにくい! 知的な雰囲気を醸し出す前髪に。
アレンジ【4】ピンを使った前髪アレンジ
前髪ねじり留め
How to
フロントから指先でジグザグにランダムに分ける。分け目の横の毛束をとったら後ろ向きにねじり、こめかみの延長線上にピンで固定。逆サイドも同様にねじりピンで留めたら、ねじった部分の髪をつまみ出し、程よくくずす。
こなれ感とカジュアル感のある、大人可愛い前髪アレンジが完成!
【伸ばしかけ前髪】おすすめの巻き方2つ
中途半端な長さの前髪をおしゃれに乗り越えるための巻き方を2つご紹介。コテは使用せずにストレートアイロンでできるから「巻きすぎてしまう」「火傷しそうで怖い」などの苦手意識を持っている人にもおすすめ。
基本編:巻くのは毛先だけ! カクンと折れないナチュラルカール
目にかかる長さの前髪にストレートアイロンをスーッと通して毛先のみ軽く内巻きに。やりすぎ感のないやわらかな毛流れをつくることで品よく清潔感もアップします。
How to
[1]一気に巻くと前髪が浮きやすいため、真ん中とサイドの3つに分けておく。
[2]温度160℃のストレートアイロンで真ん中の毛束の中間を挟み、スーッと通して毛先だけ軽く内巻きにする。
[3]サイドの毛束を巻く際、ストレートアイロンとおでこが平行になるように意識して。[2]同様に巻きつつ、斜め下に逃がすように滑らせると自然なハの字になる。
[4]バームを小指の爪くらいの少量とり、前髪になじませて完成!
応用編:大人のパーマ風前髪
毛先をしっかり内巻きにしたらパーマ風の前髪にも挑戦!
ポイントは中間と毛先にカールを重ねて浮遊感を演出すること。ランダムな動きのある毛流れがこなれ見えし、シンプルなひとつ結びにも映えます。バームでセミウェットな質感にして旬度の高いスタイルに。
How to
[1]前髪を正面・サイドの3つに分ける。温度160℃のストレートアイロンで真ん中→サイドの順で、毛先をしっかり内巻きにする。(写真は巻いた後)
[2]ランダムに表面から細く毛束をとり、中間を内巻きにする。
[3]バームを小指の爪くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから前髪全体にもみ込み、細かく毛束を散らすようにして完成。
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