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2020.12.01

字が汚いとビジネスで損をする?専門家が教える!美文字の練習方法

大人になるほど、また仕事でパソコンを使う機会が増えるほど、文字を書く習慣が減ってしまうのは、誰もが経験していること。けれど、せっかく書くなら自分の字を「汚い」「読めない!」よりも「美文字」と言われたいもの。汚い字のデメリットや周囲からの印象と、きれいな字のメリットやきれいに文字を書くコツを紹介します。

【目次】
字が汚いと損をする?
字が汚い、読めない人のイメージ
字が汚いのはなぜ?
きれいな字を書くコツとは

字が汚いと損をする?

美文字 方法

個人差はありますが、一般的に社会人になると文字を手書きする機会は減るものです。パソコンやスマホでのやりとりがあたりまえになり、手書きはますます減少傾向にあります。こうした中、急に文字を書く機会が訪れたとき、上手く書けなくなったとショックを受ける人もいるようです。字が汚いとどんなデメリットがあるのでしょうか?

字が汚いことのデメリットとは

古くから日本では「字は体を表す」「書は人なり」ともいわれ、字には書く人の人間性や精神状態が表れると考えられてきました。雑な字を書く人は精神状態が不安定と思われることもあるようです。

表面的な人間関係やビジネスシーンでは、字が汚いことで信頼できない人物として見られることもあります。シンプルに、字が汚いと内容が伝わりづらい、もしくはスムーズに読めないからかもしれません。自分自身へのメモなどでもあまりに汚い字だと、後で見返したときに理解できないといった事態も起こりえます。残念ながら、字が汚いということで「仕事ができない」印象をもたれてしまう場合もあります。

また、とがった字や丸文字なども汚い字として認識されやすい傾向です。「字が汚い人=子どもっぽい人」として見られるケースもあります。

字がきれいなことのメリットとは

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一方で字がきれいな人は、真面目マナーがあり読む人への気遣いももち合わせた人物といった好印象を与えます。きれいな字は誰が見ても読みやすく書かれているからです。

取引相手やお客様への封書の宛名は、原則として手書きする会社もあります。宛名もパソコンからの出力が当たり前になっている今、きれいな直筆で書かれた宛名は、受け取る相手も気分がよいものです。社内においては、同僚や部下へメッセージや指示も、きれいな字で書いてあると好印象。しっかりした人のイメージになるので、社内の身近な相手へのメモでもできるだけ読みやすい文字を書くよう心がけましょう。

現代の生活で、いちばん直筆の機会が多いのは、年賀状や季節の手紙かもしれません。仕事の取引先はもちろん、親戚や友人に、手書きで言葉を添えるとき、字がきれいだと、あなたの印象はぐっとよくなります。

字が汚い、読めない人のイメージ

美文字 方法

きれいな字を書く方がよいことはわかっていても、普段の癖はなかなか抜けないものです。しかし、字が汚い人が与えがちなイメージを理解すれば、次回はいつもより丁寧な字を書こうと意識できるかもしれません。読みづらい字を書く人はどのようなイメージが付きがちなのか掘り下げてみましょう。

せっかち、短気

汚い字は、乱暴な印象を与えます。汚い字を書く人もせっかちで短気なイメージを持たれがちです。実際、普段は美文字の人でも時間がないときや気持ちが荒れているときは字が乱れるものです。字を書く前は、心を落ち着けてから取りかかるようにするといいかもしれません。

大雑把、面倒くさがり

几帳面で繊細な人柄でも、字が汚いと大雑把で面倒くさがりな性格だと誤解されることがあります。字が汚く見えるのは、文字や文章全体のバランスが悪いことが原因のひとつです。

読みづらい文字や文章を書いている人は、文字の配置に気を配ったり、書いた文字や文章を読み返したりなどをしない、さらには細かいことに気がつかない人だと思われてしまうことも。

自由気まま、他人の目を気にしない

字を書く作業は、情報を人に伝える必要があるときに生じます。人に何かを伝えるときに読みやすい字を書くことはマナーのひとつです。字が汚い人は、周囲にきちんと内容が伝わるか、さらに自分の字に対する周囲の反応はどうかが気にならないタイプと思われてしまいます。

また、字が汚くても頭の回転が速く、仕事や勉強ができる人と出会ったことはありませんか? こうしたタイプは丁寧な字を書くことに重きを置いていない、個性的な価値観のもち主の傾向があります。こうした面がつかみどころがない自由気ままなタイプといった印象を与えるのです。

字が汚いのはなぜ?

美文字 方法

そもそも、字がきれいな人がいる一方で字が汚い人がいるのはなぜでしょうか?努力次第で解決できる可能性のある字が汚い原因を考えてみましょう。 

お手本となる字を見る機会が少ない

パソコンや雑誌などに使われる文字は、「デジタル文字」と呼ばれ、一見読みやすいきれいな字に見えます。しかし、実はデジタル文字は「とめ」「はね」「はらい」などのルールが簡素化されたり省かれたりしている誤った文字が多いのです。デジタル文字と同じように、ルールを気にせず大まかな文字の形にだけ注目して文字を書くと、文字のバランスが崩れます。

大人になると他人の肉筆を見る機会は失われる一方です。お手本となる美しい手書き文字を見た記憶がどんどん薄れてしまい、デジタル文字が正しい文字のように認識され、細かい部分が省かれたバランスの悪い文字を書くようになるのもひとつの原因かもしれません。

手書き文字の練習をしていない

最近は学校でも家庭でもパソコンやスマホを使う機会が増え、手書き文字の練習をする機会が減っているようです。特にマークシートのテストに慣れている世代は文字は読んで理解するものであり、手書きする機会にあまり恵まれないまま大人になった人もいます。

繰り返し文字を書く経験をしていないと当然ながら文字が上達しません。字が汚いというコンプレックスがある人は、文字を手書きする習慣を身につけるのが美文字への早道です。

きれいな字を書くコツとは

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最近は、大多数の人がパソコンやスマホで文章を書いたり人に連絡したりします。それでも、字が汚いコンプレックスをもつ人は大人になってからも、きれいな字に憧れるものです。字が汚いかどうかには、性格や価値観、経験などが関係します。しかし、思い当たるところがある人でも努力しだいできれいな文字を書けるようになります。きれいな字を書けるようにコツを見ていきましょう。

とめ、はね、はらいを丁寧に書く

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小学校で文字を習い始めるとき、教師が注意深くチェックするのは「とめ・はね・はらい」の部分です。とめ・はね・はらいがしっかり書けているだけで文字は格段にきれいに見えます。特にデジタル文字に慣れている人ほど、とめ・はね・はらいを意識して文字を書いてみましょう。それだけで丁寧な印象の大人っぽい文字になるはずです。

また、文字のとめ・はね・はらいの部分をしっかり書くには、筆圧も重要なポイントです。筆圧が弱すぎると、文字の細部が判別しづらくなります。特に漢字を書くときは、強めの筆圧を意識しながらゆっくり書くと堂々とした文字になります。

また、ペンの持ち方も重要です。癖のある持ち方をしていると書きづらいし、文字にも癖が現れてしまいます。中指にペンを添えて、親指・人差し指・中指の3本で力を入れすぎず、軽く持つといいでしょう。

文字のバランスを整える

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文章を書くときは文字の間隔を揃えできるだけまっすぐ書くように意識しましょう。それだけでバランスがよくなります。また、漢字をひらがなより1回り大きめに書くようにしましょう。ひとつの文章のなかで、全ての漢字のサイズとひらがなのサイズをそれぞれ揃えることがポイントです。漢字の強い印象をひらがなが和らげているような優しい印象になり、文章の内容も伝わりやすくなります。

さらに漢字の部首のバランス感を意識して書けるようになると、より美文字に近付きます。例外もありますが、上下で分かれる漢字は上を小さめ・下を大きめに、左右で分かれる漢字は左を小さめ・右を大きめに書くときれいな漢字が書きやすいです。

ひらがなは滑らかな曲線を意識

美文字 方法

漢字よりひらがなを書く方が苦手という人もいます。ひらがなには曲線が多用されるので、勢いだけで書くと荒く見えてしまうからです。ひらがなが苦手な人はまずはまっすぐな線、続いて丸を描く練習をしましょう。滑らかに線や丸が書けるようになれば、美しく優しい印象のひらがなが書けるようになります。

大人になるまで字がコンプレックスだった人にとっては、きれいな字を書けるようになるのは長い道のりのように感じてしまうかもしれません。しかし、丁寧さを心がけることや地道な練習・コツを抑えることによって美文字を習得できます。結果として自分の印象がアップすると考えれば励みになりそうですね。

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写真・イラスト/(C)Shutterstock.com

企業研修講師、コラムニスト/ライター

秋葉優美(あきばゆみ)

melia closet代表/2014年イメージアップコンサルタントとして独立。3000名以上の研修やファッションコーディネートの実績をもつ。身だしなみ、コミュニケーション、マナー、セルフブランディングなどをテーマに、日本全国で法人向けの講演、研修を行っている。コラムニストとしてWEB連載実績も多数あり、エッセイスト/コラムニスト養成にも携わる。

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