成功のキーワードは“オンオフの切り替え”
家にいながらにして働ける制度、“在宅勤務”。より柔軟な働き方が推奨されるこの時代、「私の会社でも最近始まったの!」なんて方も多いのではないでしょうか?私自身も、会社が推奨していることもあり子供の保育園の行事や通院、急に熱を出した!という時など、臨機応変にこの制度を利用させてもらっています。また、会議がない日等は前もって“この日は在宅ワーク”と決めておき、丸々1日自宅やシェアオフィスで勤務することも。「ちょっといいですか?」と誰かに話しかけられることもないので、集中して書類を仕上げたい!という時などこれがまた非常にはかどりますよね…!
でも一方で、自宅だと誰の目もないからこそ心配なのが“ちゃんと仕事に集中出来るか?”問題。ついつい床の隅のホコリが気になり出して掃除を始めてしまい、気づけば全然業務に集中出来ない!なんて事態も心配なもの。そんな方に、在宅ワーク時に自分なりに決めた仕事がはかどるマイルールをご紹介させて頂きます。
在宅勤務マイルールその1:業務開始&終了時間をあらかじめ決める
在宅ワークの最大の魅力は、なんといっても“通勤時間がない”こと!だからこそその浮いた時間でついダラダラしてしまう…ということのないよう、あらかじめ業務スタート〜休憩〜業務終了時間を自分で計画を立ててから取り組むようにしています。また、その時間帯は出来るだけ普段の勤務時間と合わせることもポイント。いつも働いている時間のリズムは無意識のうちに体に染み付いているもの。これによって比較的スムーズに仕事に取りかかることが出来ます。“浮いた通勤時間”=“家事を全て片付ける時間”と考え、普段仕事を始める時間までにはすべて家事を終わらせてしまうのがおすすめです。
在宅勤務マイルール2:服装も普段の勤務時と同じ装いにする
自宅だとついやりがちなのが“部屋着&スッピンでお仕事”。たしかにそれが可能なのも在宅ワークの魅力の一つではあるのですが、それだとなかなか気持ちのスイッチが入らない…!なので、私自身は在宅ワークの日も普段と同じメイク・髪型・服装で働くようにしています。ピアスなどのアクセサリーや時計まで装着すると、自然と気持ちが引き締まっていくのが自分でも不思議です。そうすると、急なビデオ会議の依頼が来ても慌てることもないので一石二鳥!
在宅勤務マイルール3:ブレイクタイムのお楽しみを作る!
たった一人で仕事を進めるからこそ、時間のメリハリがなく平坦な時間が続いてしまうのが在宅ワークの唯一と言ってもいい欠点。そのため、なにかしらの“お楽しみ”をあらかじめ自分で作っておくのがとてもおすすめです。普段よりもちょっとだけ良い豆を挽いたコーヒーをいれる、午後に10分だけ休憩時間を作って好物のスイーツでおやつタイム…etc、その内容はなんでもOK。無いメリハリは自ら作って仕事の効率を高めてしまえば、在宅ワークを有意義に活用出来る気がします。ちなみに私自身のお楽しみは、休憩時間に近所のラーメン屋さんへランチに行くこと!子ども連れだとなかなか入りづらい雰囲気のお店って結構ありますよね。在宅ワークの日はここぞとばかりにそういった店を開拓するのが“お楽しみ”の一つになっています。
浮いた時間で普段平日にはなかなか手をつけられない家事も片付けることが出来る、子どもが急に体調を崩して会社に行けなくなっても仕事の流れを止めずに対応することが出来る…。子育てしながら働くワーママには、この在宅ワークは精神的にも体力的にも本当にありがたい制度。限られた時間で最大限効率の良いパフォーマンスが出来るよう、今回ご紹介したマイルールが少しでも皆様の参考になりましたら嬉しい限りです。
Domanist
杉本 緑
洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中!
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/