知らないと恥をかく!見舞金はどのくらい包むのが正解?渡し方などのマナーも解説【専門家監修】 | Domani

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2020.11.14

知らないと恥をかく!見舞金はどのくらい包むのが正解?渡し方などのマナーも解説【専門家監修】

友人や親戚などが入院したとき「見舞金」を持参することがありますが、いくらぐらいが適当なのでしょうか?お金と品物のどちらを持っていくべきか迷う人もいるのでは。見舞金の正しい包み方やお見舞いの時のマナーを紹介します。

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【目次】
見舞金の基礎知識
金額はどのくらい?
渡し方のポイント
言葉のかけ方と注意点

見舞金の基礎知識

見舞金」は、お見舞いの際に渡すお金です。お見舞いをしたことがない人は「現金を渡して失礼にあたらないのかな…」と抵抗を感じるかもしれません。見舞金の意味や、渡してもよい対象者について理解を深めましょう。

見舞金

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お見舞いの際に渡すお金

身近な人が入院した際は、お見舞いに行く人は多いと思います。その際、手ぶらで訪れては失礼にあたるため「見舞品」または「見舞金」を持っていくのが一般的です。

ケガを負った人や病気になった人を慰め、元気づける意味があり、自宅で療養している人に対しては自宅で渡すケースもあります。

入院中や療養中は何かとお金がかかるため、現金を包むと相手に喜んでもらえるでしょう。

自分に責任のある状況で、相手が入院・治療をしなければならなくなった場合にも見舞金を渡します。

この場合の見舞金は、「お詫びをする」という気持ちを示すもので、身近な人が入院した際に渡す見舞金とは意味合いが異なります。

親族や親しい人に渡すのが一般的

見舞金はあくまでも自分の気持ちを表すものなので、必ず持参しなければならないというルールはありません

見舞金を渡す相手は、親戚・友人・仕事でよくお世話になった人など「自分と親しい間柄」に限られます。

親しいとまではいえない相手には、現金ではなく、果物や日用品などの「見舞品」を渡すとよいでしょう。現金を渡すと、逆に相手に気を遣わせてしまいます。

しかし、見舞金に限らず「目上の人に現金を渡す行為」は失礼にあたります。自分が優位に立ち「相手はお金に困っている」と見なすことになるためです。

とはいえ、見舞金か見舞品かはケースバイケースです。社員一同でお見舞いするときや、ごく親しい先輩を訪ねるときは、現金でも問題ないという意見もあります。

金額はどのくらい?

見舞金

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見舞金は少なすぎても多すぎても好ましくありません。自分との間柄や、お世話になった程度によって金額を決めるのが基本です。

見舞金の相場

見舞金の相場は、自分との関係性の近さによって金額が変わります。

親・きょうだい・親戚などの血縁関係者は、5,000~1万円ほどが相場です。ただ、きょうだい間で見舞金を同一にするなど申し合わせをしたほうがいい場合もありますし、地域によって相場が若干変わることもあります。「いくらぐらいがいい?」と事前に相談してみるとよいでしょう。

友人の見舞金は3,000~5,000円程度が妥当です。あまり高額すぎると、相手が恐縮してしまい、快気祝いなどのお返しも金額が上がってしまいます。

会社関係者への見舞金は、自分との関係性を考慮し、3,000~1万円程度の範囲で決めるのが無難です。

目上の人に渡す際は「何がよいか迷ってしまったので、お見舞いの品の代わりにお受け取りください」という言葉を添えて渡しましょう。

会社の取引先に対しては、個人としての見舞金は送らないのが基本です。上司に判断を委ねましょう。

忌み数を避ける

不吉なものとして忌避される数を「忌み数(いみかず)」といいます。

地域や宗教によっても考え方は異なりますが、日本では「死」と発音が同じ「4」、「無」に通じる「6」、「苦しみ」を連想させる「9」は、縁起がよくないとされています。

お見舞いはもちろん、ほとんどの冠婚葬祭に通ずるルールで、4,000円・6,000円・9,000円などを避けて包みます。「見舞金は3,000円・5,000円・1万円の奇数にする」と覚えておくとよいでしょう。

お見舞い品に「花」を送るときも、4本・6本・9本は避ける必要があります。

渡し方のポイント

見舞金

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入院を不幸事と見なし、不祝儀袋で見舞金を渡せば、相手は不快な思いをしてしまいます。見舞金には渡し方のマナーがあります。

袋の選び方

水引の種類には、蝶々結びのような「蝶結び(花結び)」、リボンが逆さまになった形の「結び切り」、結び目が複雑な形をした「あわじ結び」などがあります。

お見舞いには「紅白の結び切り」が付いた袋を用意しましょう。結び切りには「二度と繰り返さないでほしい」という意味があり、相手に不幸事があったときに用いますが、結婚もまた繰り返さない意味の結び切りの祝儀袋を使います。

▲「紅白の結び切り」が付いた袋

ただし、紅白の結び切りであっても「のし」がついたものは、結婚式などに使うものなので、お見舞いの際は避けましょう。

▲「のし」がついた袋。お見舞い用にはNG。

ケガや病気には「紅白」の結び切りお葬式には「白黒」の結び切り(不祝儀袋)を使うのがポイントです。袋は水引のみで熨斗は必要ありません。

傷病が重篤な場合や、紅白の水引を使うのに抵抗があるときは「白無地の封筒」や「赤帯入りの見舞い用封筒」を使ってもOKです。「入院が繰り返される」という意味になるため「二重封筒」は避けましょう。

▲赤帯入りの見舞い用封筒

表書きの書き方と包み方

袋に表書きをする際は縁起の悪い「四文字(死文字)」にならないように配慮しましょう。「御見舞い」は4文字になるため「御見舞」と書くのが一般的です。

目上の人に現金を包む場合は「御伺(御伺い)」とすることで、相手に失礼なく見舞金が渡せます。

文字はボールペンや万年筆ではなく、筆ペンか毛筆の「濃い黒」を使用しましょう。薄墨を使うのは葬儀時に包む不祝儀の場合のみで、見舞金には用いません。

葬式や入院などの「相手にとってよくない出来事」に関しては新札を使わないのがルールです。新札しかないときは折り目を付けてから使いましょう。

新札をそのまま入れると、「相手の不幸を予期して前々から準備していた」と見なされてしまいます。

見舞品の場合

見舞品は、見舞金の相場の範囲内で選びます。友人や同僚なら3,000~5,000円が適当でしょう。気心の知れた仲であれば、雑誌や本も選択肢になりますし、病院のコンビニで買えるクオカードなどの金券、売店のテレビカードを見舞品にするのも実用的です。見舞金に現金を包むのが失礼とされている目上の方への見舞品として活用するのもいいでしょう。

「花」は病室がパッと明るくなるうえ、四季の移ろいが感じられます。長期入院の人には最適な見舞品の一つといえますが、相手が花粉症だと迷惑になるおそれもあります。

アレルギー症状を警戒して、花の持ち込みを禁じる病院もあるため、事前に確認をとるのが賢明です。

なお、死や苦を連想させるシクラメンや菊、香りの強いユリは避けましょう。「根付く=寝付く」を意味する鉢植えの花も好ましくありません。

「食べ物」を差し入れる際も、相手の好みやアレルギーの有無を事前にリサーチしておくと失敗が少ないです。揚げ物や生ものは避け、できるだけ日持ちするものを選ぶようにしてください。

訪問の際の注意点

身近な人が入院した際「すぐにでも駆けつけたい」という気持ちは分かりますが、アポイントなしでお見舞いをするのは避けなければなりません。

体調が悪い日や気持ちが落ち込んでいる日は、「誰とも会いたくない」と感じるものです。

当日は大勢で押しかけず、数人が代表して訪問します。華美な服装やメイク、香水は避け、できるだけシンプルな格好を心がけましょう。

「お見舞いは短時間で」が鉄則です。だらだらと長居すると相手が疲れてしまいますし、リハビリや検査の予定もあります。長くても20~30分と見ておきましょう。

言葉のかけ方と注意点

見舞金
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「落ち込んでいる相手にどう言葉をかければいいか…」と悩む人も多いでしょう。見舞金を渡すときは、相手の心労にならないような言葉を選びましょう。

覚えておきたいフレーズ

相手に見舞金を渡すときは、相手の心情に配慮した言葉を添えるのがマナーです。

人によっては現金を渡されると恐縮してしまうため「気持ちばかりですが、何かのお役に立てていただければ…」の一言があるとよいでしょう。

相手の好みが分からず、見舞の品が選べなかった場合は「何がよいか迷ったので、お見舞いの品の代わりに」と添えても構いません。

これらの一言があれば、相手は「自分の好きなように使っていいお金なのだ」と認識し、気が楽になります。

見舞金をもらった相手は、退院の報告とお礼を兼ねた「快気祝い」をするのが通常ですが、お返しは不要という場合は「お返しはいらないので」と付け加えておきましょう。

相手の体調や病状を考慮する

相手と話をするときは、体調や病状をよく考え、言葉を選ぶことが大切です。

病気が重く、入院生活が長引いている人に対して、「早く元気になって」「頑張れ」と言うと、相手はプレッシャーに感じてしまう場合があります。心配する気持ちは分かりますが、病気や事故の原因を事細かに聞くのもNGです。

相手が同僚であれば「仕事は残っている人でカバーできているから、安心して休んで」と声をかけてあげましょう。

下手な慰めや同情よりも、「私にできることがあれば声をかけてほしい」という気持ちを伝えた方が、相手の心に響くものです。

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消費生活アドバイザー・ファイナンシャルプランナー

丸山晴美

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取引士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。 2019年7月から「ゆとりうむプロジェクト」理事に就任。 書著は『50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します(共著)』(幻冬舎)他多数。 公式HP

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