「小1の壁」はワーママの呪いの言葉だから…
祝小学校ご入学、子供もそして親もわくわくの春をお迎えになるご家庭も多いかと思います。進学するにあたり、「生活の変化」で感じたことと、私自身が行ったちょっとした工夫をご紹介したいと思います。
いきなり学童スタート
保育園は3月31日まで、そして通常であれば翌平日いきなり「学童」から小学校生活がスタートします。うちの区では保育園は7時半スタートなのに学童は8時半スタート(涙)。
この朝の時差を埋めることが必要になってくるので、可能な方はリモートワークの申請や時差出勤の活用をおすすめします。特に女子は、入学後や学期の途中から通い出すと、すでに仲良しグループができていてなじみづらいこともあるとか。学校生活になれるという意味でも、学童を活用する場合は入学式前から通わせておいたほうがよいと思いました。
提出物が混迷を極める
入学式の当日に形式、サイズ様々なプリントが配られ、名前を記入して出さないといけないものが大量にあります。名前、住所、連絡先…。切り取り線を切って出すものばかり。こればっかりは学校がデジタル化をしてくれない限り、保護者側での解決方法はちょっと難しいかも。溜めずに粛々と書きましょう、必ず終わりはくるし、1年生の春をピークに枚数は減っていきます!
毎日変わる持ち物
保育園と違い毎日持ち物が変わります、うっかりすると、親でもわからなくなってしまうことも…。学校からもらう「学級通信」で子どもと一緒に確認することを身につけることが大事! これを最初に怠ると、忘れ物をしやすい・忘れ物しても気にしないスタイルになってしまう可能性もあるので最初だけはしっかり&一緒に確認!
子どもの様子がわからない
保育園と違い基本は”お迎え”にいかないので、クラスでの様子や友だちとの関わりあいを見れることがほとんどありません。担任先生と話す機会も日々あるわけではないので、子どもがどんな新生活を過ごしているのかがわからないことが、私が一番戸惑った「小1」生活スタートでした。
私はPTA活動を通して学校にいく機会を作ったりした他に、本人に家で学校での生活を話をするように促しました。
これで効果的だったのは「〇〇くん/〇〇ちゃんニュース」。
夕食時やお風呂の時間などに、アナウンサーがニュースを読むような口調で、その日あった一番印象に残った出来事などを楽しく話してもらうやり方です。最初は「かあさんニュース」で見本を見せてやってみると、子供たちもノリノリで話してくれるはず。起承転結を求めず、多少の言葉使いなどは多めに見て「楽しく」話をしてもらうことがポイント!
子供たち二人の「小1」を経験して思うのは、子供たち自身の「小1の壁」なんて大してないんだということ。
子供はいとも簡単に新しい生活に慣れていくものです。何が「壁」って保育園との違いになかなか慣れないママたちの方なんじゃないかな、と…。保育園と◯◯が違う(だから、△△になるんた)みたいな思考になりがちなのかもしれません。
新生活の準備するのはもちろん大変なことなのだけど「壁」として大変だ~なんて思わず、あ~大きく変化してるんだな~くらいに捉えておけば、ママたちも慣れていくはず!
✔︎保育園の送り迎えがなくなるよ!
✔︎すぐに給食はじまるよ!
✔︎自分でできる・やりたいことが増えるよ!
✔︎お迎えも(そのうち)いらなくなるよ!
子供が成長すると「お世話」が減り、肉体的な拘束が少なくぐっと楽になるはず。新しい小学校&小学校ママ生活、ぜひ楽しんでくださいね。
Domanist
福吉彩子
2児(男児・女児)の母。外資系企業で15年働き、独立。現職はフリーのマーケティングコンサルタント。メークセラピストの一面ももち、自宅でレッスンを行っている。「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2016」受賞者。
IG:https://www.instagram.com/fuku44aya/