リモートワークや自宅待機で問題になっている「コロナ太り」。前回紹介した高野豆腐でカツサンドをつくるメニューに続き、今回はサバ缶でつくるミートソースを紹介したいと思います。
お肉代わりに万能!買い置きのサバ缶を使ってみる
気がつけば、日々の献立は肉料理ばかり、ということはありませんか? バランスよく摂るのがいちばんですが、どうしてもお肉の摂り過ぎが気になる方にイチオシなのがサバ缶。買い出しを控えなくてはならない今だからこそ、安価で栄養があって、保存のきく「サバ缶」は、救世主!お魚が苦手なお子さんにもおすすめしたいメニューです。
実はサバ缶にはダイエットも?
サバ類やイワシ類、サンマなどの青魚には、EPA(エイコサペンタエン酸)という成分が多く含まれているのは有名ですよね。この成分がダイエット効果に深く関わるそうで「やせる」といわれて、数年前に大きな話題になりましたよね。わが家では常にサバ缶を2、3個ストックし、ひき肉代わりにアレンジ。子どもたちが大好きなミートソースもサバ缶で作っています。
サバ缶ミートソースのつくり方
1:玉ねぎやセロリ、人参など、お好きな野菜をみじん切りする。
2:フライパンに油をひき、みじん切りしたにんにく、①の野菜と煮豆、サバ缶を(骨ごと入れ)炒める。
3:コンソメ1個、トマトのホール缶といっしょに煮込む。
4:ケチャップ(あればソース)各大さじ1、塩・コショウで味を整えて出来上がり!
野菜といっしょに炒めて、トマトソースで煮込んでしまうので、子どもたちが苦手な野菜も魚も一度にたくさん摂れて、おすすめですよ。
この日は、サバ缶ミートソースをパスタにかけていただきました。お天気がよかったのでベランダで。子どもたちもサバ缶とは知らずに残さず食べてくれて、ニンマリ(笑)。この他にもご飯のうえにかけ、チーズをのせてオーブンで焼けばドリア、ホワイトソースと交互にのせればラザニアと、アレンジは無限大。たくさん作って、冷凍庫で保存しておくこともOK。ちなみに炭水化物を抜きすぎてしまうと”食べたい!”という反動がきそうなので、夜はできる限り控え、お昼にパスタやお米などを食べるように心がけています。
大好きなお肉をじょうずにカモフラージュして、「コロナ太り」を解消!日々の食卓のヒントになればうれしいです。
写真・文/川口ゆかり
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エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。