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WOMENDomani Online Salon

2020.05.15

女性誌一筋!雑誌をつくり続けてきた編集者が【女性誌初のオンラインサロン】に期待すること

先日、Domaniオンラインサロンで開催されたオンラインイベント「教えて井亀編集長」。滅多に聞くことのできない弊誌編集長のお仕事トークなど、その内容をちょっとだけご紹介します♡

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スタートから約2ヶ月。【Domaniオンラインサロン】のイベント模様をお届けします!

4月にスタートしたDomaniオンラインサロン。女性誌初のオンラインサロンということで各方面からの注目度も高くうれしい限りです。5月初旬に開催されたオンラインイベント「教えて井亀編集長」はイベント名でおわかりの通り、弊誌編集長の井亀が様々なトークを繰り広げるイベント。Facebook LIVEにて配信され、日本全国からたくさんのサロンメンバーが集まってくれました。

冒頭、井亀自ら「声が大きくて、外まで聞こえてしまったりするんです…! 話が長すぎたら、巻いてくださいね!」とメンバーの緊張をほぐしつつ、普段は編集部員すらなかなか聞くことのできない編集長の仕事について赤裸々に話すなど、終始盛り上がりました。イベントのモデレーターを務めたのはDomaniオンラインサロンのデザインを監修している小野寺美穂(通称:でらみ)さん。今回はイベントの一部をお届けします!

広島出身の少女が「井亀編集長」になるまで

前半は井亀の仕事についてみなさんの質問にお答えするインタビュー。「Domaniオンラインサロンに集まる働く女性たちの話を聞きたい!」とメンバー発案で企画され、その記念すべき第1回目に井亀が登場させていただきました。

井亀編集長の現在のお仕事内容を教えてください!

「雑誌『Domani』と『WebDomani』の編集長をしています。毎月どんな雑誌にするかの企画会議に始まり、編集者の担当を決め、出来上がった原稿のチェックをしながら、一冊の雑誌になるまでを監修しています。『WebDomani』は雑誌よりもさらに時流に乗った記事づくりが大事です。編集長という役割は、オーケストラでいうと”指揮者”のような立場ですね」(井亀)

これまではどのような雑誌を担当されてきたんですか?

「新卒で小学館に入り、『Petitseven(プチセブン)』『CanCam』『Oggi』といった女性誌を担当してきました」

かつてはギャルだった、という噂を聞いたのですが、ご自身が担当する雑誌に影響されることはあるんですか?

「影響されるというよりは、私は『一生、金髪・ミニスカートで過ごしていきたい』というマインドを持っています(笑)。これまでの私の仕事はその時代を引っ張る女性たちにフォーカスしてきたんですよね。『 Petitseven(プチセブン)』ではルーズソックスの女子高生、『CanCam』では女子大生、『Oggi』の時はキャリア女性。私の編集者としての30年は”輝く女性と一緒に歩んできた30年”でした」

そもそも、なぜ雑誌の編集者を志したのですか?

「私は広島県のとある田舎街の出身です。小学生の頃から雑誌が大好きで、『OLIVE』や『mcSister (エムシーシスター)』は発売日になると一生懸命自転車をこいで買いに行っていました。漫画も好きでしたね。吉田まゆみさんの『れもん白書』が大好きで、そこに出てくる東京のカルチャーにすごくすごく憧れました。その影響もあってか、ファッションだけではなく、カルチャーとかけ合わせた形で発信したい、という想いは強かったと思います。なんて素敵な世界があるんだろうと、雑誌業界を目指したんですよね」

カルチャーをつくるために上京してこられたんですね。

「そのはずだったのですが、選んだ大学は東京の外れにあり、思い描いた東京ライフはちょっと先延ばしになりましたね(笑)」

就職活動は雑誌の編集者一本に絞ったのですか?

「そうです! 自己ピーアールが熱苦しすぎて、あまり受け入れてもらえなかったのですけど…(笑)。たった一社だけ、小学館が採用してくれました。就職してすぐ『れもん白書』で見た、憧れの二子玉川(通称:ニコタマ)に住んだことも良い思い出です」

新人時代「大変だったな」と思い返すことは何かありますか?

「入社して最初の仮配属が『女性セブン』だったんです。その頃は400字詰めの原稿用紙に手書きをしていたのですが、あろうことか私、万年筆で書いてしまったんです。『お前は作家か! 何様だ!』と怒られましたね〜(笑)。すぐに鉛筆に持ち替えましたが、それからもいろいろなことで怒ってもらいました。だからこそ気づけたことがたくさんあって、育てていただいたんですよね。ずっと私の成長を見守ってくださった先輩に初めてお褒めの言葉をかけてもらった時は、こっそりトイレで泣いたことを覚えています」

貴重な新人時代のお話ですね。仕事をしていて一番うれしいと感じることは何ですか?

「発売前に見本の一冊がくるんですね。毎月のことなのに、毎号毎号、これは皆の力が結集した一冊だと心が震える想いで手にします。1ページ目から最後まで舐めるように見て、毎回まっさらな気持ちでかみ締める。この仕事をしていてよかったなと感じる時間です」

編集者と編集長、役割はどう違うとお考えですか?

「それぞれ、別の面白さがありますね。現場で編集者をしていた時は、担当した企画をいかにいいものにするかが目標です。モデル、カメラマン、レイアウトに至るまで、深く深く関わる楽しさがありました。編集長は全体を俯瞰して、どう調和させていくかを見る仕事です。ひとつひとつの企画を、どう盛り合わせていけば読者の皆様に魅力を感じてもらえるか。パフェに例えるなら、最高のスポンジ、最高のクリーム、最高のフルーツがあって、愛される一皿が生まれます。ひとつの素材を育てることとは違う楽しさがあって、全く別の達成感ですね」

編集長になって「大変だな」と感じることはあるのでしょうか。

「正直、今もずっと戸惑ってばかりです。私自身子どもがいないので、ワーキングマザーを応援する『Domani』の編集長を自分が担っていいのだろうかと…。でも、自分に子どもがいないからこそ、客観的でいられるとも思っていて。自分も当事者だと無意識に”私の子育て論”を、誰かに押し付けてしまうかもしれません。知ったかぶらずにフラットに。その姿勢で読者の方々と向き合えることが強みだと、今は思うようにしています。編集者を30年続けてきて、今また原点に戻っている気分です。読んでくださる方にどれだけ向き合えるか。Domaniオンラインサロンが始まったことで、読者の生の声を聞くことができて、さらにその大切さを噛み締めています」

『Domani』はあらゆる媒体で頑張る女性を元気にしていきたい

ワーキングマザー向けの雑誌として生まれ変わった『Domani』。なぜ方向転換を決めたのですか?

「私のキャリアは、女子高生ブーム、女子大生ブーム、キャリア女子ブームと、その時代に一番エネルギーを持っている人たちと一緒に歩んできました。では今は誰がパワーを持っているのか。私はワーキングマザーの方々だと思います。ワーママはジャンルとして存在していてもみんなが同じではなくて、ひとりひとりにストーリーがあると思っています。『カッコよくありたい』と願う自分と、『カッコ悪い部分がある』と認める自分、その両方を抱えながら毎日を生きています。きれいごとではなく、そんな彼女たちの毎日を少しでも元気に、少しでも明るく過ごしもらいたい。大変なことは重々承知です。でもここで心を閉じずに、雑誌でもWebでもオンラインサロンでも、ともに歩んでいきたいと思いました」

女性誌初のオンラインサロンを立ち上げた『Domani』ですが、井亀編集長はこのサロンをどのような場所だと思いますか?

「家庭でもなく、職場でもないサードプレイスとして、頑張る女性の居場所になると思います。『Domani』という看板はありつつ、サロンメンバーのひとりひとりが主役です。自分のこれまでの生き方、得てきたスキルに誇りを持ち、メンバーが開催する講座もすでに行われています。どんどん活躍してもらえたらうれしいです」

業界からの注目度も高く、サロン限定プレゼントなど特典も豪華ですが、それについてはどう思われますか?

「ありがたくも、さまざまな企業さんからファッションや美容の商品を提供したいとご連絡をいただいています。もちろんそれを使ってもらえるだけでもうれしいのですが、私はサロンメンバーの方々にお客様になってほしいわけではないんです。”Domani研究所の研究員”と思っていただけるととてもうれしくて、私にとってのサロンメンバーは”ともにDomaniをつくり上げてくださる方”なんです。『プレゼントをもらいました、うれしい!ありがとう!』ではなく、実際に試してみて『ここが良い』『ここがもう少し良くなれば』という意見交換ができたらすごくうれしいです。クローズドな空間ならではの安心感もありますし、率直な意見を出しやすいじゃないですか。企業さんは購買者からなかなか本音を聞けないというお悩みを持っているものなので、このオンラインサロンという場所で本当のコミュニケーションを取っていきたいと思います」

このご時世、本音で話せる場所というのは、メンバーにとってもすごく安心できますよね。

「こんな状況だからこそ、ご協力をくださる企業の方も本当の声を聞きたいのだと、ひしひし感じています。サロン内では辛口な意見も求めています! ぜひ、一緒に作り上げてもらえるとうれしいです!」

Domaniオンラインサロンがオープンして約1ヶ月ですね。今、どのような心境ですか?

「私自身、LINEがようやく使えるくらいのデジタル音痴です。自分の担当する媒体でオンラインサロンなんてできるのだろうか、と最初は不安しかありませんでした。でも今は、すでにライフスタイルの一部になっています。注目や期待を集めていることも、すごくうれしい。サロンメンバーのみなさんが、研究員。どうしても一方通行になりがちだった雑誌の、新しい可能性を感じています」

最後に、今後Domaniオンラインサロンでやっていきたいことを教えてください!

「女性誌初のオンラインサロンということもあって、本屋に行って雑誌を買うとか、Webで情報をとるではなく、メンバーひとりひとりがメディアであるような、誰も見なかった新しいメディアにしていきたいと思っています。ぜひ、皆さんの力を貸してください。これまで見えなかった景色が、見えるような気がしています。メンバーのみなさんと一緒に開いていけるように、ぜひ一緒に、オンラインサロンもつくりあげていけたらと願っています!」

井亀編集長、ありがとうございました!

弊誌編集長が講師に?!文章講座は一見の価値アリ

第二部では井亀による「SNSで人の心をつかむ文章術講座」が行われました。個人でも気軽に発信ができるようになった時代。 膨大な情報量の中で「読まれる文章」を書くコツを編集長自ら伝授しました。これから新規でDomaniオンラインサロンに参加する方でも動画はアーカイブから見ることができます。

Domaniオンラインサロンではこれからもメンバー発案のイベントや、カバーガールを務める望月芹名が登壇するイベントなどを計画中! ありがたいことに初期メンバー50名の枠が満員となり、2期生の募集を開始しました。 新しい景色を一緒につくってくださる方々を、お待ちしております!

文/Domaniオンラインサロン(柴田佐世子) 画像デザイン/小野寺美穂

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ライター

柴田佐世子

フリーランスのライター&コピーライター。アパレル業界出身。洋服づくりから書く仕事へ。人生を丸ごと聞くような取材が好き。趣味はお酒を飲むこと。ハイボールとワイン、おつまみは枝豆が好き!
IG:https://www.instagram.com/saayookooo/

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