誰かにかまってほしい
常に誰かにかまってほしいと思っている人は、願望が叶わないことに寂しさを覚えがち。とくに家族や友人など、身近で親しい存在の人とあまりコミュニケーションをとれない場合、寂しさを感じやすい傾向があります。LINEがなかなかこなかったり、話しかけてもらえなかったりと、自分に注目してもらえていないと感じると「私は必要とされていない」とネガティブな思考に陥ってしまうことも。相手に依存していればいるほど、かまってもらえない時の寂しさは大きくなるようです。
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すぐにできる寂しい時の対処法
寂しさを抱えたままではストレスを溜め込む一方ですが、寂しさを感じる時にはたいてい1人でいることが多いものです。人に頼らず、自分で自分の気持ちをコントロールする必要があります。自分が寂しさを抱えている時、気持ちを解消するためにできる対処法を知っておきましょう。寂しい時に効果的なおすすめの対処方法を三つご紹介します。どれもすぐに実行できる手軽なものばかりです。
好きなことをする
寂しさを感じた時には、自分1人で没頭できる楽しいことに取り組みましょう。仕事や家事など、自分が集中できることであれば何でもかまいません。ストレスの原因から離れてリフレッシュできるような好きなことがおすすめです。映画や読書、マンガなどは作品のエピソードに引き込まれて自分のことで悩む暇がなくなります。「いつの間にか寂しい気持ちが薄れていた…」いうことも多いでしょう。趣味がないという人は、自分が好きだと思えることを探してみましょう。
ゆっくりと休息する
体調不良はメンタル面にも悪い影響を及ぼします。寂しい気持ちや憂鬱な気持ちを切り替えるには、ゆっくりと休息をとることも必要です。また、ホルモンバランスが乱れることで、心のバランスが崩れてしまうこともあります。規則正しい生活を送ることを意識しましょう。とくに睡眠不足の状態はネガティブ思考に陥りやすくなります。夕食後はゆっくり湯船につかるなど、寝る前の時間も穏やかに過ごしましょう。睡眠を十分とり、気持ちに余裕を持たせることが大切です。
暇な時間をつくらない
寂しさを意識する時間もないほど、何かに夢中で打ち込むという方法も効果的です。仕事でも趣味でも、とにかく集中することで思い悩む暇もないような状況をつくりましょう。仕事が終わったら趣味のスポーツで体を動かしたり、仕事に直結するような資格の勉強を始めたりするなど、寂しさを意識しがちな隙間時間をなくすのです。暇を感じないほど何かに熱心に打ち込むことで、自分の成長にも周囲からの評価にもつながるかもしれません。自己肯定感を高めることもできて一石二鳥です。
寂しい時は人に頼ることも必要
そもそも、どんなに寂しくてつらい時でも、大人になってからは周囲の人に気軽に甘えることができなくなっている人も多いでしょう。寂しい時には気持ちを隠さず、人に頼ることも必要です。直接相談して話を聞いてもらうことはもちろんおすすめですが、難しい場合はLINEやメール・電話などを使いましょう。
信頼できる人に甘える
寂しい気持ちを解消するために、信頼できる人に素直に甘えてみることもおすすめです。後ろめたさや遠慮する気持ちがあっても、この人なら大丈夫だと思える人を選んで頼ってみましょう。寂しさを感じることは誰にでも起こること。自分1人で思い悩んでいると終わりが見えず苦しい時間が長引いてしまいます。ですが、人に話してしまえばすっきりするだけではなく、解決策が見つかる可能性まで出てくるのです。信頼できる人のおかげで自分を強く持てたら、他の人が悩みを抱えている時に恩返しをすることも忘れないようにしたいものです。
LINEやメール・電話で連絡を
相手と直接会えない環境であれば、LINEやメール・電話などで連絡を取ってみましょう。返事がくるだけで相手とのつながりを感じられ、寂しさが解消されるかもしれません。たわいのない話をしているうちに、相手の存在を心強く感じられて自然とリラックスした気持ちになれたり、直接声を聞けるとより安心感があります。相手が話せそうな時間帯を狙って電話をするのもよいですが、難しい場合は電話してもよいタイミングを、あらかじめLINEやメールで確認しておきましょう。相手を十分信頼できる場合は、自分が寂しさを感じていることを正直に話してもいいでしょう。励ましの言葉など、前向きになれるアドバイスをくれる可能性が高まります。
寂しさを感じにくくするためには
しょっちゅう寂しさを抱えていると、家族や友人に心配をかけるだけでなく、自分自身もストレスで疲れてしまいます。寂しさを感じにくくしたいなら、自分自身の気の持ち方や日常生活・置かれている環境などを改善していきましょう。寂しさを感じにくくするおすすめの方法を紹介します。自分を変えたいと思っている人は、生活の一部として取り入れてみてください。
自分磨きをする
寂しさを感じにくくするためには、自分磨きをすることがおすすめです。仕事や趣味に没頭して成果を出すことを目指したり、新しいコミュニティに参加したりして自分の世界を広げましょう。新しいステージに進むことで、1人で寂しさを感じていた自分の視野が狭かったことに気づかされたり、徐々に寂しさを感じなくなるほど気持ちにハリが出てきたりします。夢中になれるものを見つけられれば、充実感で満たされると同時に周囲からの評価が高まる場合も。自分への自信にもつながり、芯のある心に成長することができるかもしれません。
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運動を習慣づける
寂しいからと部屋に閉じこもっているとどんどん気が滅入ってきます。適度な運動を定期的に行う習慣を身につければ、寂しさを感じにくくなるでしょう。運動をすることで気分がリフレッシュするだけでなく、運動中は無心になるため寂しさを意識する時間を少なくできます。野外で運動をすれば、外の空気を吸うことでますます気分がよくなるものです。さらに、筋トレやヨガなどの適度な運動は体形維持にも役立ちます。自分に自信がつけば、ネガティブ思考から遠ざかることができるかもしれません。
笑顔やポジティブ思考を心がけて
寂しさを感じる時こそ笑顔をつくり、ポジティブな思考でいることを心がけてみましょう。とくに面白いことがなくても笑顔をつくることで、幸せだと感じることができるといわれています。最初は無理やり笑おうとしても違和感があって難しいかもしれません。好きなマンガやお笑い動画など、自分が自然と笑えるものを用意しておくとスムーズに笑顔をつくれます。そして大切なことは、ネガティブな気持ちでいる自分を否定しすぎないことです。自分が寂しいと感じていることを肯定し、認めるだけで気持ちが楽になるものです。
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