【目次】
・かまってほしい気持ちとは?
・かまってほしい気持ちになる5つの状況
・かまってほしい気持ちの5つのアピール法
・かまってもらえないときはどうする?
・自分の気持ちを素直に表現しよう
かまってほしい気持ちとは?
かまってほしい気持ちとは、相手から自分に何らかのアクションを起こしてほしいという気持ちを指すことが一般的です。
体に触れたり話しかけたりといった実際のアクションを伴わない場合でも、気持ちの上で「大丈夫かな?」と気を遣ったり、「何をしているのだろう」と気にしたりすることも、かまうと表現することがあります。
かまってほしい気持ちになる5つの状況
いつもは一人でいるほうが気楽だという人も、時折は誰かにかまってほしいと思うことがあります。特に次の5つのシチュエーションでは、いつもよりもパートナーなどの誰かにかまってほしいと思う気持ちが強くなることがあるでしょう。
1.寂しいとき
2.リラックスしたいとき
3.疲れているとき
4.愛されていると実感したいとき
5.承認欲求が満たされていないとき
1. 寂しいとき
なんとなく寂しいときは、いつも以上に甘えたい気持ちが強くなるものです。特に用事がないときや夕方、こまめな連絡ができていないとき、スマホでメッセージを送ったのに返事が来ていないときなどは、寂しさが募って、かまってほしいという気持ちが生まれることもあるでしょう。
すぐにかまってもらえると良いのですが、かまってもらえないときは余計に寂しくなってしまうかもしれません。
2. リラックスしたいとき
リラックスしたいときも、大好きなパートナーにかまってほしい気持ちになる瞬間です。普段、張り詰めて生活している人であれば、時にはパートナーに優しく甘やかされて心の底からリラックスしたいと考えることがあるでしょう。
とはいえ、「今日は一人でリラックスしたい」と考えるときもあります。パートナーの様子や言葉から、どちらの方法でリラックスしたいのか見極めて適切な距離を取るように心掛けましょう。
3. 疲れているとき
疲れ切ってしまったときも、パートナーにかまってもらい、癒されたいと感じることがあるでしょう。本当に疲れているので自分からパートナーにアプローチする気力は残っていないけれど、パートナーのほうからであれば、どんどんかまってほしいといった、ちょっとわがままな気持ちが芽生えることもあります。
パートナーが雰囲気を察してかまってくれると、ほっこりと優しい気持ちになり、疲れていらだっていた心が落ち着いて癒されるでしょう。
4. 愛されていると実感したいとき
最近、なんとなく愛情表現が減っているように感じるときは、本当にパートナーから愛されているのかと不安に思い、いつも以上にかまってほしいという気持ちが芽生えることもあるでしょう。
スキンシップが減ったと感じているときや、仕事などが忙しくてデートに行けていないとき、また、言葉や態度がかつてよりも素っ気なくなったと思うときは、愛されている証拠がほしくて、かまってもらいたいと切望するようになります。
5. 承認欲求が満たされていないとき
仕事や勉強、プライベートなどであまり評価されていないと感じるときは、承認欲求が満たされず、パートナーにかまってほしいという思いが芽生えます。パートナーに愛されているという実感を得ることで、一人の人間としての価値を認めてもらえたと感じ、また、仕事や勉強に頑張ることができるでしょう。
承認欲求が満たされていないときにパートナーからもかまってもらえないと、「私って価値がないのかな」とさらに落ち込むことにもなりかねません。パートナーが悲しい思いをしないためにも、こまめに好きだという思いや尊敬の念を伝えるようにしましょう。
かまってほしい気持ちの5つのアピール法
パートナーにかまってほしいときは、気持ちを素直にアピールするようにしましょう。パートナーによっては、愛情表現が苦手で、必要以上に距離を取る人もいます。
また、相手の気持ちを察することが苦手で、あなたがかまってほしいと感じているときにかまえない可能性もあるでしょう。次の5つの方法で、かまってほしい気持ちを伝えてください。
1.目を合わせる
2.不幸自慢をする
3.自分がすごいという話をする
4.かまってほしいと素直に伝える
5.かまうと嬉しそうにする
1. 目を合わせる
目は口程に物を言うといいます。パートナーの目をじっと見つめて、かまってほしい気持ちを伝えてみましょう。目をじっと見つめることが恥ずかしい人は、あえて目を逸らすことでかまってほしい気持ちを伝えることができるかもしれません。
パートナーが目を合わせようとしても逸らし続けるなら、「どうしたんだろう?」「何かあるのかな?」と気になり、かまいたくなることもあるでしょう。
2. 不幸自慢をする
自分にどんなに不幸なことがあったのか、不幸自慢することで相手の興味をひき、かまってもらうこともできます。
とはいえ、あまりにも不幸自慢をすると、「話を盛っているのではないだろうか?」と不審に思われたり「嘘を言っている?」と疑われたりすることもあるので、あくまでも本当のことだけを脚色なしに話すようにしましょう。
3. 自分がすごいという話をする
どんなに自分が有能で素晴らしい人間なのかという話をすることで、相手の興味をひいてかまってもらう方法もあります。「それはすごいね!」と称賛されるならば、かまってほしいという気持ちだけでなく、承認欲求も満たされるでしょう。
しかし、あまりにも自分を称賛する話を続けると、自慢をしていると受け取られ、嫌がられてしまうこともあります。ほどほどに抑えて、さりげなく話すように心掛けてください。
4. かまってほしいと素直に伝える
かまってほしいときは、素直に「かまって」と相手に伝えてみましょう。気持ちを察することが苦手なパートナーでも、「かまって」と言われれば「かまってほしいのだな」と理解できるので、スムーズにかまってもらうことができます。
また、「かまって」とあなたが甘えることで嬉しく感じることでしょう。パートナーとの仲を深めたい人も、「かまって」と言葉に出してみてはいかがでしょうか。
5. かまうと嬉しそうにする
「かまって」という言葉を恥ずかしくて言えないときは、相手がかまってくるのを待ち、かまってきたら嬉しそうにすることで気持ちを表現することもできます。嬉しそうな顔をして嫌だと感じる人はいません。「もっとかまってほしいんだな」と理解し、言葉や行動でかまってくれるでしょう。
ただし、相手がかまってくれないときは、嬉しそうな反応を見せることができません。相手からのアプローチがないときは、素直に「かまって」と声に出して伝えるほうがよいでしょう。
かまってもらえないときはどうする?
かまってほしいということを言葉や態度で伝えているにもかかわらず、かまってもらえないときもあるかもしれません。何度も「かまってよ」と伝えるのは勇気が要るだけでなく、徐々に惨めな気持ちになるので、できれば避けたいものです。
かまってほしいのにかまってもらえないときは、次の3つを試してみてください。
・リアクションをしない
・自分から相手をかまう
・一人で行動する習慣を身につける
■リアクションをしない
かまってと何度もアピールするのではなく、反対に相手へのリアクションを控えるという方法もあります。メールやLINEを受け取っても、「わかった」「OK」程度の薄いリアクションをすることで、パートナーは「どうしたのだろう?」「何か気に入らないことでもあるのかな?」とあなたの気持ちを推し量ってくれるようになるかもしれません。
また、普段からもメールやLINEを送り過ぎると嫌がられることもあるので、注意が必要です。ほどほどに距離を置くことで相手の「もっと親しくなりたい」「もっとそばにいたい」という思いを刺激し、かまってもらえるようになることもあるでしょう。
■自分から相手をかまう
かまってもらうことを待つのではなく、自分から積極的に相手をかまってみてはいかがでしょうか。面白そうな話題を振ったり、手や肩を触ったりすることでアプローチを続けていけば、「かまってほしい」というこちら側の真意にも気付いてくれるようになるでしょう。
しかし、相手をかまったときに、「ちょっと今は一人で考えたいから、かまわないで」と言われてしまうかもしれません。もし拒絶されたときは、しつこく相手をかまうのではなく、「じゃあ後でね」とあっさりと引き下がりましょう。
拒絶されたのにしつこくかまうとあなたに対して不快感を覚えることや、「手間がかかるな」と面倒に思われてしまうこともあるかもしれません。また、あっさりと引き下がったことが逆にパートナーの気持ちに引っかかり、「後でかまわなきゃ」と思ってくれることにつながります。
■一人で行動する習慣を身につける
かまってほしいときにいつでもパートナーなどがかまってくれるとは限りません。かまってほしいからといって人に甘えるのではなく、自分で自分の寂しさに付き合うようにしてみてはいかがでしょうか。
一人で行動する習慣を身につければ、必要以上にパートナーに甘えることもなくなり、より自立した人間へと成長できるかもしれません。
自分の気持ちを素直に表現しよう
かまってほしいときは、素直にかまってほしい気持ちを伝えることで、パートナーとのスキンシップや会話などを楽しむことができます。しかし、いつでも「かまって」と言っていると、パートナーからも少し面倒に思われてしまう可能性がないとはいえません。
ときには一人で行動するようにし、誰もいなくても楽しく過ごせる習慣を身につけておきましょう。
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