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2021.01.17

【調査】自己顕示欲が強い人の特徴とは?付き合いに困った場合の対処法を解説

「自己顕示欲」の強い人と付き合うのは少し面倒だな…と感じたことはありませんか?自己顕示欲の高い人と付き合うときに、自分の気持ちの負担を軽くする対応方法を心理カウンセラーの方に聞きました。

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そもそも自己顕示欲とは?

「自己顕示」=自分の存在を必要以上に他人に目立つようにすること。「-欲」(小学館刊・デジタル大辞泉より)

よく似たように捉えられがちな言葉に「承認欲求」がありますが、こちらは〝他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求〟 という意味で自分を認めて欲しいということ。「自己顕示欲」は自分のことをアピールすることであるのに対し、意味合いも使い方も異なります。

ではどうして自己顕示欲が強くなってしまうのでしょうか。

関連記事:【心理カウンセラー監修】自分の話ばかりする人にみられる特徴とは?100人の体験談と一緒に解説

臨床心理士が解説。「自己顕示欲が強い人」の心の中はどうなっている?

自己顕示欲が強くなってしまうのには、どんな心のメカニズムがあるのでしょうか。臨床心理士・吉田美智子さんにお話を伺いました。

「自分を必要以上にアピールしてしまう〝自己顕示欲の強い人〟。どうしてこういった行動に走るのかというと、それは自己肯定感と関係があります」(吉田さん)。

「私たちは、生まれたばかりの無力な幼少期に、大切にお世話をされることを通じて自己肯定感を獲得します。自己肯定感とは『どんな自分であっても、自分は人から大切にしてもらえる』と言う信頼感と安心感です。これがきちんともてていると、自分が成功するか失敗するか、他人がどう評価するかに係らず自分のことを大切な存在だと感じていられます」(吉田さん)。

「しかし、何らかの理由で自己肯定感が持てない場合、自分で自分を肯定するのが難しく、自分の存在が大切なものであることを常に確認しなければなりません。そのため常に周りの誰かから『すごいね』と言ってもらう必要が出てくるわけです。すると、自分を褒めてもらうために、自分を他人より目立たせる必要が出てきます。そのせいで自己顕示欲が強いとなるのです」(吉田さん)。

自分のことが好きで、目立ちたがりなわけではなく、心の中には上記のような心理状態があったのですね。では実際にどんな「自己顕示欲の強い人」がいたのかみていきましょう。

【質問】周りの自己顕示欲が強い人に困った経験はありますか?

※アンケートは30〜45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

自己顕示欲が強い人の特徴

特徴1
自分の話が多い

みんなで会話しているのに話を横取りする、話を聞いてるフリして結局自分の話をしているなど、とにかく会話の中心が全て自分になるようにしている人が多いよう。

特徴2
承認欲求が強い

私がやりました!やっておいてあげた!アピールがすごい、自分が作業したものを褒めてもらいたがるなど、「認めてもらいたい」という気持ちが強い。

特徴3
自己中心的

「注目を浴びたい、 世の中の皆が自分自身を気にかけてくれていると思っている」「自分勝手、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる」などという自己中心的な行動も特徴のひとつのようです。 

関連記事:心理カウンセラーが教える!「自己中な人」ってどんな人?自己中心的な性格は育った環境が関係しているってホント!?

自己顕示欲が強い人が嫌と思ったときに、その相手と付き合わずにいられたらいいのかもしれませんが、仕事やママ友の付き合いなどそうはいかない場合も。そんなときはどう対処するのがいいかを吉田さんに伺いました。

自己顕示欲の強い人が欲しい「○○○」な言葉

「自己顕示欲が強い人は、自分を目立たせて、周りからよく思われたり褒められたりしないと自分を肯定することができません。しかし他人からの承認は必ず得られるとは限りませんし、どれだけ高く評価されたとしても自分の内的実感を持つことができず、常に不安を抱えています。そのため、情緒的に不安定で他者と信頼関係を築くのが難しいようです。自己顕示欲の強い人と付き合うのは、とても大変なので、物理的にも精神的にも、少し距離をとって付き合えるといいと思います。

そして、自己顕示欲の強い人が本当は欲しいと願っている言葉は、〝 褒め言葉〟より〝存在認定〟なので、『いてくれてありがとう』と伝えられるといいですよ。なかなか言い出しにくい言葉ですがぜひ、やってみてください」(吉田さん)。

「ありがとう」「すごいね」などと言うのがいいかと思いましたが、そうではなくその人の存在意義のありがたさを言葉にするのがいいようです。

では実際、読者のみなさんは自己顕示欲が強い人とどんな接し方をしているのでしょうか。

【体験談】自己顕示欲が強い人と付き合うときの対処法

1:関わらない

・なるべく関わらない。不可避なら、最低限の挨拶などですまして逃げる (40代・大阪府・子ども1人)
・聞いていないなと感じたら自分も適当に流すようにして、次回から付き合いを控える (30代・京都府・子ども1人)

関連記事:心理カウンセラーに聞く!自己主張が得意な人と苦手な人の特徴は?自己主張をするためには?

2:褒める

・面倒だけど「すごいですね」とすぐ言うようにしている。そうしておけば機嫌はいいから (30代・愛媛県・子ども1人)
・機嫌を伺いながら、おだてる。「○○さんだからできるんですよ〜」が一番使える言葉 (40代・北海道・子ども2人)

3:話を聞く

・話を1度は聞くようにしている。それ以上は受け流していますが… (40代・兵庫県・子ども3人)
・事を荒立てたくないので、聞き役に徹します。思う存分話終わると、しばらくは静かにしていてくれるので (30代・東京都・子ども1人)

4:肯定する

・肯定してあげる。こちらの意見を言ったり、否定をすると倍になって返ってくるので (30代・滋賀県・子ども3人)
・否定をしないこと。話は全て「うん」「そうだね」「へぇ」の3語で会話をします (30代・群馬県・子ども2人)

【自信過剰な人】とうまく付き合っていくには?特徴や心理を知り上手に対処

自己顕示欲の強い人を厄介だなと感じてしまうこともあるかと思います。そう感じるのは仕方がないことかもしれません。自分が疲れない程度に、広い心で対応しながら関係を保てたらいいですね。

取材・文/福島孝代

写真/(C)Shutterstock,com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
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Twitter: @hakoniwasalon

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