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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.08.19

性格が悪いという印象を与える人の特徴15選|職場で上手に付き合うためのコツも紹介

性格が悪いという印象を与える人には「人を不快にさせる」「自分勝手」などの特徴があります。身近に思い当たる人がいる場合は、衝突しないよう上手に立ち回りましょう。性格が悪いと受け取られやすい人の特徴や付き合い方のコツ、さらには自分が性格が悪いといわれた場合の直し方を紹介します。

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「性格が悪い」といわれやすい人の顔つき

人の性格は、人相(顔つき)に出やすいといわれます。性格が悪そう、と受け取られやすい顔つきとは、どのようなものなのでしょうか。

笑っている顔と不機嫌な顔のお面を持っている手元のイラスト

睨んでいるように見える

不機嫌だったり、何かに対して怒りを感じていたりすると、目つきは自然に悪くなります。いつも何かを睨んでいるような目つきをしていると、周囲には悪い印象を与えてしまいかねません。

また、笑顔であっても目だけは笑っていないというケースも多いです。このタイプの人は笑い方が不自然で、本心から笑っているように見えません。「この人、心の中で何を考えているんだろう」などと違和感を持たれやすく、周囲からは性格が悪いと捉えられてしまいます。

常に口が「へ」の字

常に口角が下がっている人は、ネガティブな印象を与えかねません。不平不満ばかりだったり、イライラしていたりすると、口が「へ」の字になりがち。

また、めったに口角を上げない人は、笑顔も不自然になりやすい傾向にあります。周囲が楽しく談笑しているときでも、取り澄ましたような笑顔になり、「侮辱されている」「鼻で笑われている」などと感じる場合もあるでしょう。

眉をひそめていることが多い

人は、何かに納得できなかったり、イライラしていたりするときに眉をひそめるものです。

頻繁に眉間にシワを寄せている人は、不満だらけで常に不機嫌な状態にあると推察されます。ネガティブな感情が表れやすく、発言や行動で周囲の人へマイナスの印象を与えることが少なくありません。

人にきつく当たったり、意地悪な態度を取ったりしていれば、その人への評価は「性格が悪い」となります。

【行動】性格が悪いといわれる人の特徴

性格が悪いといわれる人は、マウント体質だったり自己中心的だったりといった特徴が見られます。周囲を不快にさせる行動について、具体的に見ていきましょう。

王冠を被り、張り合っているビジネスパーソンのイラスト

マウントを取りたがる

「あの仕事に○分もかかったの?私は△分で終わらせたよ」など、何かにつけてマウントを取りたがるケース。言葉や態度の端々に「自分が一番」という傲慢さが透けて見えるため、周りの人からの評価が低くなる傾向にあります。

マウントを取りたがる人は、常に自分の優位性をアピールできるチャンスを探しているものです。他人の話に自分の成功話や自慢話を割り込ませることも多く、場の雰囲気を壊してしまうことも少なくありません。

他人を見下したような態度にイラッとする人は多く「あの人は性格が悪い」と言われるようになってしまいます。

何ごとも自分中心

自分の主張を曲げない点も挙げられます。そういった人は、他人の意見や状況に配慮する気がなく、どのようなシーンでも自分の意見を押し通そうとします。

物事を自分中心で進めようとする人は、チームワークを軽視する傾向に。仕事で同じチームに配属されると、トラブルが多くなりかねません。チーム内に不和が生じやすく、作業効率の低下や進捗の遅れが発生する場合も。

チームがまとまらない状況が続けば、メンバーからは不満の声が多くなり得ます。

都合の悪いことは全て他人に責任転嫁する

自分にとって都合が悪いことを全て他人のせいにするのも、性格が悪いと受け取られやすい特徴です。

仕事の失敗や間違いを指摘されたとき、多くの人は素直に謝罪をし、再び同じことが起こらないよう注意します。しかし、失敗や間違いを安易に認めず、「○○さんに言われた通りにした」「今まではこれで何もいわれなかった」などと反論し、謝罪どころか他人に責任転嫁する人も。

他責思考の強い人は、常に失敗や間違いの原因が自分の外にあると考えがちです。自分に対する振り返りが少なく、何度も同じ失敗・間違いをして他人に迷惑をかける傾向にあります。

【態度】性格が悪いといわれる人の特徴

性格の悪さは、態度にも表れます。性格が悪いといわれる人に見られる、態度の特徴を紹介します。

怒りの表情が描かれた赤いふせんと笑顔の表情が描かれた緑の付箋を持っている人の手元

相手によって態度を変える

「上司の前だと従順でニコニコしているのに、同僚や後輩の前では横柄な態度を取る」「異性の社員には優しいが、同性の社員には冷たい」などは、マイナスな印象を与えやすい態度です。「媚びを売ってポイントを稼ぎたい」「異性によい印象を持たれたい」といった打算が透けて見え、周囲から反感を買いやすくなります。

相手によって態度を変える人とは、すなわち人間関係を損得勘定で考える人といえます。自分の利益だけを追いかける様子は周囲に不信感を与え「信用できない人」として敬遠されてしまうでしょう。

人の幸せを喜べない

他人がよい思いをするのが許せない傾向もみられます。「おめでとう」というべきシーンで不機嫌そうにしていたり、雰囲気を壊すような発言をしたりする場合も少なくありません。

人の幸せを喜べないのは、他人と自分を比較して優劣をつけているためと考えられます。人との関係に勝ち負けを持ち込むと、他人の成功が自分の失敗のように感じられます。負けたような気がして不愉快になり、意地の悪い態度や発言をせずにはいられないのでしょう。

一方で、このタイプの人は、他人の不幸話・噂話・陰口が大好きという傾向も。根拠のない話や悪口をうれしそうに語る様子は、性格が悪いという印象を与えやすいです。

相手に対して攻撃的

言葉の一つ一つがきつかったり、高圧的な態度で威嚇してきたりする人とは、コミュニケーションを取るのが困難なもの。思い上がった態度に腹を立てる人は多く「あの人は性格が悪すぎる」「あの人には近寄らない方がいい」という雰囲気にもなり得ます。

また、他人への攻撃性を持つ人の中には、振る舞いで困らせたがる人もいます。話しかけられても無視をしたり、面倒くさそうに返事をしたりするのは、直接的ではないものの相手にダメージを与える攻撃的な行為です。

どのパターンにせよ、チーム内に攻撃的な人がいると、チーム全体がコミュニケーション不全に陥る恐れがあります。

【言葉】性格が悪いといわれる人の特徴

性格が悪いといわれる人は、発する言葉にもネガティブさが感じられるケースがほとんど。どのような言葉が多いのか、どのような言葉が足りないのかを考察します。

虫眼鏡でアップされた「ME」の赤文字

お礼・感謝の気持ちを伝えない

まず、何かをしてもらって当然と考える傾向が挙げられます。そういう人は、基本的に感謝の気持ちを持つことが少なく、お礼の言葉や感謝の言葉が出てきません。相手の優しさや、配慮する気持ちを持てない人について、周囲は「何かあっても助けたくない」と感じてしまうものです。

お礼をいわない人は、プライドが高かったり、相手を下に見ていたりするケースが少なくありません。自分の方が相手よりも上なのだから、助けてもらうのは当然と考えるのでしょう。

揚げ足を取るような発言が多い

相手の間違いをしつこく追求したり、ネタにして笑ったりするような人は、言葉の端々に悪意が感じられます。本筋ではない部分をしつこく追求されることに、イラッとする人は少なくありません。

揚げ足を取りたがる人の多くは、自分を優位に見せたかったり、自分はすごいと思い込んでいたりする人と考えられます。言葉だけではなく、態度でも人を軽く見るような様子がうかがえるため、周囲によい印象を与えません。

「性格が悪い」「面倒くさい」とネガティブな声が多くなり、人から距離を置かれてしまいます。

あいさつをしない

出勤・退勤時にあいさつをしない人は、社会人としてのマナーがないと見なされます。あいさつをして無視された人からは、距離を置かれることが少なくありません。

かたくなにあいさつをしない人は、人とのコミュニケーションを軽視している印象を与えます。あいさつを非効率的なやり取りと考えている側面があり、周囲にいる人を不快にさせてしまうのです。

また、あいさつをしない人の中には、する人としない人を分けているケースも散見されます。あいさつを無視される側は「あなたのことが好きじゃない」「どうでもいい」と暗にいわれているようで、人間関係にも影響を与えかねません。

全員に等しくあいさつをしない人よりも、より一層嫌われやすくなるでしょう。

「性格が悪い」と誤解されやすい人の特徴

自分ではそんなつもりはないのに「性格が悪い」と受け取られてしまう人も。誤解を受けやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか? 具体的に解説します。

感情が分かりにくい

一人で静かにしているのが好きな人や、緊張すると表情が硬くなってしまう人などは、誤解を受けるシーンがあるかもしれません。常に無表情の人は、何を考えているか分からないもの。本人は普通に接しているつもりでも「冷たい」「愛想がない」と誤解される場合もあります。

感情が見えないことから、よい印象を与えないと感じている人は、笑顔を心がけるのが賢明です。人と接するときの表情を変えるだけで、その人の印象は好転します。表情に自信がない人は、鏡を見て口角を上げる練習をするのがおすすめです。

言葉で伝えるのが苦手

言葉で伝えるのが苦手な人は、意見を求められても黙っていたり、短い言葉で返したりしがち。やる気がない、面倒くさそうなどと思われてしまいかねません。

また、誰かを慰めるべきシーンで余計なことをいってしまったり、不要な一言を発したりして周囲を凍らせる人は、言葉選びが苦手なタイプといえます。本人に悪気がなかったとしても、やはり周囲に与える印象はよくありません。

言葉のコミュニケーションが苦手な人は、悪気がなくても誤解されてしまうため、まずは周囲をよく観察し、言葉のトーンや、言い方を変えるなどの工夫が必要です。相手の立場に立ったコミュニケーションを意識することで、状況は改善されていくでしょう。

マイペース・空気を読めない

マイペースだったり、空気を読めなかったりする人は、周囲と足並みをそろえるのが苦手です。自己中心的な人・協調性がない人と思われやすく、性格が悪いと誤解されがちです。

空気を読めない人は、基本的に話の流れや周囲の雰囲気を察するのが苦手といえます。悪気がなくても、流れを断ち切るような発言や、タイミングを外した発言が多くなります。

また、ルールやマニュアルに固執しすぎてしまうことも、空気を読めない人に散見される特徴です。場の雰囲気に水を差すような発言をしてしまい、周囲から煙たがられます。

空気を読めない自覚のある人は、自分の置かれている状況を客観視できるようにしましょう。求められる立ち位置を理解できれば、不用意な発言も少なくなります。

性格が悪い人と付き合うコツ

同じ職場に性格が悪い人がいる場合、関わりを持たないという選択はできません。メンタルをすり減らさずに過ごすには、どうすればよいのでしょうか? 性格が悪いと感じている人と付き合うコツを紹介します。

オフィスで作業している人たちのイラスト

できるだけ距離を置くことが大切

メンタルへの負担を最小限にしたいなら、距離を置くのが正解です。

性格が悪い人の多くは、口から出る言葉や普段の態度がネガティブな傾向にあります。波風を立てないように付き合おうとすると、常に他人の陰口・悪口を聞かされたり、マウントを取られたりすることとなり得ます。一緒にいるだけでメンタルが疲弊してしまい、会社に行くことさえ億劫になってしまうかもしれません。

性格が悪い人と関わる必要があるときは、最低限の会話で済ませます。「あなたと関わる気はありません」と態度で示していれば、相手も状況を察して近寄らなくなるかもしれません。

基本的に信用しない方が賢明

性格が悪い人と距離を置くのが難しい場合は、相手を信用しないことも一つの方法。会話をする必要があるときは、個人情報やプライベートについて話すのは控えます。軽く口にしたことが悪意を持って広められ、嫌な思いをするかもしれません。

また、話半分で聞くことも必須です。話が誇張されていたり、自分にとって都合よく改変されていたりする可能性があります。特に社内の噂や他人の情報については、右から左に聞き流すのが賢明です。

「この人のいうことは信用しない」と決めて対応すると、面倒なトラブルに巻き込まれるリスクを抑えられるでしょう。

「そういう人」として接する

性格が悪い人に何か言われたり、されたりしたときは「この人はそういう人だから仕方ない」と考えると気持ちが楽になります。

「ちょっとしたことで性格が悪いなんて思ってはいけない」「どんな人にもよい面があるはず」などと考え始めると、自分が疲弊してしまいます。そのため「この人は合わない面があるから、苦手だ」と認めた方が、割り切って付き合いやすくなるはずです。

人間であれば、自分に嫌なことばかりする人や、嫌な発言をする人を避けたいと思うのは当然です。よい感情を持てない自分を、必要以上に責めることはありません。

「性格が悪い」といわれた場合の直し方

もしかしたら、職場で自分について「性格が悪い」といわれているのを聞く場合があるかもしれません。性格が悪いと指摘された場合は、どう振る舞えばよいのでしょうか?

改善したいとき、すべきことを紹介します。

黒いマグカップに入ったコーヒー

少し休んでみる

「他人の失敗を許せなくなった」「他人に配慮できなくなった」などと感じている人は、疲れがたまっているのかもしれません。

人間は、疲れすぎていると精神的な余裕がなくなるものです。他人を思いやる気持ちを持てなくなり、言葉がきつくなったり、他人の状況が見えなくなったりします。

また、仕事が忙しすぎると、他人に構う余裕がありません。自分で気付かないうちに、周囲への態度が悪くなっている可能性もあります。

疲れによって性格が悪くなっていると考えられる場合は、体を休めることが最優先です。精神的なゆとりが出てくれば、他人にも配慮できるようになります。

ネガティブな思考・言動をやめる

ネガティブな言葉が出てきてしまうのは、思考そのものがネガティブに寄っているためと考えられます。無意識のうちに他人と自分を比べているのかもしれません。

常に誰かと自分を比較している人は、思考の軸が「他人」になっています。自分は相手よりも勝っているのかが気になって、ひがみや妬みといったネガティブな感情から離れられません。ネガティブ思考になっている人は、まず他人と比較するのを止め、自分に足りないものを数えるのではなく、自分が持っているものに自信を持ちましょう。

自分にしかできないこと、得意とすることを振り返ると、ポジティブに過ごせるはずです。

周囲への思いやりを持つ

性格が悪いと言われる要因の一つとして、周囲への配慮が足りないことが挙げられます。「いつも自分中心になっているかも」と思い当たる人は、周囲に思いやりを持つことから始めましょう。

思いやりとは、相手の立場になって考えたり、フォローしたりすることです。思いやりを持つことが、相手を尊重したり、相手の気持ちに寄り添ったりすることにつながり、周囲からよい印象を持たれやすくなります。

また、思いやりのある人は、基本的に利他的です。まずは自分がどうしたいかではなく、自分が他人やチームのために何ができるかを考えてみましょう。他人のために行動できるようになれば、印象が好転することに期待できます。

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