Q. 義母からこの子はまだ小さいのに保育園に預けないとダメなの？ と通園を反対されます…。どのように返事をするのがよいでしょうか。（会社員・37歳・二児のママ）
A. 保育園に預けるメリットを長期的な視点でわかってもらいましょう！
お姑の方の世代というとまだ保育園に通うお子さんが少なかった時代だったのではないでしょうか。そのため保育園に関する情報量が不足しているということもあるので、保育園のメリットを伝えることが理解を得るための近道のように思います。最近の保育園は追加料金を支払うと英語やリトミックなどを教えてくれる園もあります。また、幼稚園に入る前の年齢から多様な大人の手で育つことのメリットも注目されていますね。そのような情報をどんどん話してみると保育園に対するイメージも変わるのではないでしょうか。
また、子どもの未来のために共働きを選択したいという長期ビジョンをお話しすることもよいかと思います。子どもが将来、大学進学や留学することになったときは大きなお金が必要になります。保育園に子どもを預け共働きをしているからこそ、子どもによい教育が受けさせられるのだということを義母に伝えてみるのもよいでしょう。
ワーク・ライフバランスコンサルタント
大塚万紀子
株式会社ワーク・ライフバランス取締役／創業メンバー／パートナーコンサルタント金沢工業大学KIT虎ノ門大学院客員教授イノベーションマネジメント研究科ワークライフマネジメント特論財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
楽天を経て06年（株）ワーク・ライフバランスを小室淑恵とともに創業。高いコミュニケーション力やコーチングスキルを活かし売上利益に貢献する働き方改革コンサルティングの先駆者。心理学や組織論等をもとに多様性をイノベーションにつなげることが得意。経営者から”深層心理まで理解し寄り添いながらも背中を押してくれる良き伴走者”と厚い信頼を得る。農林水産省「食品産業戦略会議」委員（働き方改革分野担当）なども担当。二児の母。
メイン及びアイキャッチ画像／(C)Shutterstock.com 構成／望月琴海
