やりたいことが明確
・サラリーマンから独立して、自分のやりたいことを仕事に出来ているし、プライベートも充実している (40代・東京都・子ども2人)
・やりたい事が明確にあり、会社を辞めて独立した (30代・東京都・子ども2人)
・好きに生きているから (30代・埼玉県・子ども2人)
仕事と家庭のバランスが良い
・仕事も家庭も良いバランスで回っている (40代・東京都・子ども2人)
・自他ともに認める完璧主義者で、仕事、家事、育児、セルフケアを全て自分の納得いくように完璧にこなしている (40代・神奈川県・子ども2人)
自分も周りも大事にする
・自分のため、人のために努力している (30代・徳島県・子ども2人)
・自分の好きな仕事をしながら、息子さんを東大に合格させ、常に自分を磨き、今は子供たちに書道を指導し、尊敬されている (40代・千葉県・子ども1人)
自信がある
・自信に満ち溢れた姿 (40代・新潟県・子ども1人)
話し合いができる
・何事にも真っ直ぐで、意見相違があればお互いが納得できるまで怒る訳でもなく話し合いができる (40代・広島県・子ども2人)
家を建てた
・家を建てたりした時 (30代・宮崎県・子ども2人)
言い訳をしない
・自分のしたいことを家族や仕事を言い訳にせずしている人 (30代・兵庫県・子ども2人)
自己表現
・自慢ばかりするのではなく、スマートな形で自己表現している (30代・東京都・子ども1人)
自分をもっている
・周りに流されず、自分を貫く (30代・千葉県・子ども2人)
楽しんでいる
・純粋に物事を楽しんでいるようなところ (30代・東京都・子ども2人)
頼られる
・誰からも頼りにされている (40代・広島県・子ども2人)
人望がある
・彼女の周りにはたくさんの人がいて、なにか欲しいと思う時にすぐに手に入っているように感じるから (30代・兵庫県・子ども1人)
妥協しない
・物事に対して妥協をせず、これと決めたものはテコでも動かない。買い物に関しては特にそういう点がみられる。欲しいものは絶対買う (30代・東京都・子ども3人)
【目次】
最後に
「人間は誰しも、〝人に認めてもらいたい〟〝自分でも自分を認めたい〟と願うものです。それが動機となり、目指す自分を描き、努力をするのですね」と臨床心理士・吉田美智子さん。
「心理学者・マズローが提唱している、5段階のピラミッド欲求(下から)〝生理的欲求〟→〝安全欲求〟→〝社会的欲求〟→〝承認欲求〟→〝自己実現〟と、低階層の欲求が満たされると、より高い階層を目指すようになります。この最高階層にある〝自己実現〟は『もっとこうなりたい!』『もっとできるようになる!』といったことではなく、ピラミッド全ての欲求を満たして〝ありのままの自分でいる〟ということなんです」(吉田さん)。
吉田さんによると「自己実現」の本来の意味は、世で言われているものとちょっと違うよう。「充実した生活や自分を目指すのも素敵なことですが、ちょっと肩の力を抜いて〝あるがままの自分でありながらも社会と調和できる自分〟という姿を目指してみるのも良いかもしれません」(吉田さん)。物や情報で溢れる現代、ちょっと足を止めて自分なりの「自己実現」を再確認しても良さそうですね。
写真/(C)Shutterstock.com
臨床心理士/公認心理師
吉田美智子
東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP: https://hakoniwasalon.com
Twitter: @hakoniwasalon
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