何事も人のせいにする
また、なんでも人のせいにしてしまうようなタイプも、仕事を楽しめない傾向があると言います。
「自分を冷静に振り返ることなく、何かある度に『自分は悪くない、誰がこんなことをしたんだ』とまず人のせいにしたり、人を攻撃するような人は、自分自身が向上するどころか、周囲から煙たがられてしまうかもしれません。それにより、居心地が悪くなってしまうこともあり得ます」(吉野さん)
マイナス思考
誰しも弱気になったりネガティブな気持ちになってしまう場面はあると思いますが、常にマイナス思考になってしまうタイプも、仕事を楽しめないと吉野さんは言います。
「『疲れた』『しんどい』『大変だ』『なんで自分ばかりが』『もうだめだ』と、物事をマイナスの捉え方しかせず、大変なことに直面したときも『これを乗り越えたら何かが待っている』『どうしたら解決できるか』『困難を楽しんでいこう』と考えられない人は、何をしてもつまらないもの。
そういう姿を見ていると、周囲も嫌な気持ちになって離れていってしまうことも。その結果居心地が悪くなり、仕事も楽しくなくなる可能性が」(吉野さん)
仕事が楽しいと思えない原因って?
誰でも多かれ少なかれ、仕事に対して不平不満はあるもの。仕事を楽しいと思えないおもな原因について、吉野さんに聞きました。
自分の限界を超えている
1つ目の原因として、「自分の限界を超えていて、冷静さを失い周りが見えなくなっている」ということが考えられるそう。
「仕事量や仕事の難易度が自分の中の限界を超えて、目の前のことで精一杯となり、心にゆとりを持つことができずにイライラしていると、失敗を引き起こしたり、周囲に対してよくない雰囲気を漂わせたりすることに繋がります。それによって自分自身だけでなく周囲をも不快な気持ちにさせてしまう可能性も」(吉野さん)
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プライベートでの悩みを仕事中にも引きずっている
また、仕事そのものではなく、仕事中まで考えてしまうほどの悩みがあるということが、楽しめない原因になっている場合も考えられると言います。
「家族や恋人、友人やママ友、健康状態など、仕事以外の部分でうまくいっていなかったり、大きな悩みを抱えていたり。その度合いが自分の心の中で占める割合が大きければ大きいほど、仕事のときにもそれを思い出して憂鬱になったり、仕事に集中できない状況になったりすることがあります。仕事中も気持ちが落ち込むばかりか、失敗するなど悪影響を及ぼすことも」(吉野さん)
失敗が続き自信をなくしている
さらに、失敗が続いたり周囲に成果を上げている人がいたりすることで、自信をなくしてしまっているということも原因になり得るそうです。
「思う通りに進められずに大きな失敗をしたり、失敗が続いて自信をなくしていたり、周りの成功している人と自分を比較して『自分は何でこうなんだ』と落ち込んでしまったり、さらに『居場所がないのでは、なくなるのでは』と情緒不安定になってしまうことで、仕事に対して気持ちのゆとりがなくなり、後ろ向きになってしまうことがあります」(吉野さん)
いまの仕事を楽しくするにはどうすべき?
現在の仕事を楽しむためには、どうすればよいのでしょうか?吉野さんに3つの方法を教えていただきました。
達成できそうな小さな目標を立てる
仕事を楽しむには、まず達成できそうな小さな目標を立てることから始めるとよいそう。
「キャリアプランや憧れの人を持ったり、仕事の目標を持つことは非常によいことですが、いきなり大きな目標を目指してしまうと、道のりが長かったり難易度が高かったりしてくじけてしまいます。
まずは、必ず達成できそうな小さな目標を立てること。それが達成できたら、また次の小さな目標を立てる。この繰り返しで自分に自信を持つことができ、仕事が楽しいと思えるようになります」(吉野さん)
できない理由を並べず、どうやったらできるかを考える
うまくいかないことに出くわすと、できない理由の方を考えてしまいがちですよね。そんなときには、「どうやったらできるか」を考えるように心がけるといいそう。
「大変なことに当たったり、失敗をすると『無理だ』『できない』『どうしてこんなことに』などと思考がマイナスになり、そこでストップしがちです。まずはできない理由を並べるのではなく、『どうやったらできるのか』をじっくり考えてみて。
とにかく、考えることを諦めないようにします。それはただひたすら考えるのではなく、角度を変えたり、捉え方を変えたり、自分の中や目の前の『常識』と思っている概念をいったん取り払って別の視点で考えたりするということ。それによって道が開けてくることが多く、それが成功や自分の自信に繋がり、周囲からの信頼も呼び、仕事が楽しくなってくることに繋がります」(吉野さん)
常に笑顔を心がける
さらに「笑顔を心がける」ということも、仕事を楽しいと感じるための1つの方法になり得ると吉野さんは言います。
「気持ちは擬態できるため、『とにかく笑顔で楽しむ』ということを心がけましょう。
笑顔で過ごして、笑顔で人と接するうちに、周囲からの対応がよくなって味方も増え、キャパオーバーになりそうなときは助けを求められたり、自ら助けてくれるようになったりと、協力者を得ることができるようになります。この繰り返しが周囲にプラスの循環を生み出していき、仕事も楽しくできるようになっていきます」(吉野さん)
楽しいと思える仕事を見つける方法は?
充実感を得られるような楽しい仕事を見つけるには、どうしたらよいのでしょうか?自分の理想に近づくための方法を、吉野さんに聞きました。
自分の感情について掘り下げる
吉野さんによると、まずは「自分の本心をしっかり掘り下げる」ことが大切だそう。
「過去、自分がどういった場面に不快感を覚え、幸福を感じたか。この感情の部分について、しっかりと丁寧に深掘りし、さらに『それはなぜそう感じたのか』という真の部分をしっかり見つけていく作業をすることで、心理的に自分の本音が見えるようになります。そのためこの不快感の根源を取り除き、幸福感の根源を満たす方向性を考えることも1つの方法です」(吉野さん)
過去に成功したことやうまくいったことを並べる
また、「過去に成功したことやうまくいったこと」をとにかく並べてみるというのもよい方法だと言います。
「過去に成功したことやうまくいったことには、自分自身の特有の方程式があります。
たとえば『人との交渉が得意』『Excelなど事務作業が得意』『何かを創造することが得意』など、実は意外な自分の得意分野があったりするもの。そこを掘り下げて、その方向性を活かせる仕事に転職したり、さらに磨いてその分野ではほかの人より秀でた存在になるなど、自分の得意分野を活かして磨いていくことが成功の方程式になっていくこともあります。特に自分に自信が持てるようになるため、仕事はもちろんのこと、毎日も楽しいと感じることができるようになるでしょう」(吉野さん)
なりたい自分や目標を決め、逆算して足りない部分を学ぶ
さらに吉野さんは、「自分はどんなふうになりたいのか」を考えることも大切だと言います。
「自分が憧れている人、なりたい人、なりたい自分ややりたいこと、できるようになりたいこと。どんなことでもいいので自分が『いいな』と思えるものを見つけましょう。
そして、そこから逆算して今の自分を振り返ったときに足りないものは何かを見つけ、どの順番で身に着け、達成していくとそうなれるかを考える。目標に近づくための順番を決めた上で、その中の難易度の低いものから達成させていくことにより、憧れていた自分に近づくことができ、それが仕事の成功や自信に繋がり、周囲から信頼され、仕事が楽しくなっていくことに繋がります」(吉野さん)
心理カウンセラー
吉野麻衣子
「SMART BRIDAL」代表/MBA婚活心理カウンセラー/モデル「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた、科学的根拠(エビデンス)に基づいた、戦略的婚活が可能な結婚相談所を経営。43歳で14歳年下3高男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導した経験と、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、多くの独身男女の婚活を支援中。
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