何が違う?【シュミレーション】って実は間違った言葉?
ビジネスシーンやプライベートなど、さまざまなシーンで【シュミレーション】という言葉を使う人は多いかと思いますが、実はこの【シュミレーション】とは、誤用されている言葉なんです!
絶妙な違いなので気づかずに使っている人も多数いるようですが、みなさんは正しく使えていますでしょうか?
一体、どこが間違っているのでしょう??
正解は…
【シミュ】レーション
でした!
【simulation:シミュレーション】
1.ある現象を模擬的に現出すること。現実に想定される条件を取り入れて、実際に近い状況をつくり出すこと。模擬実験。
「市場の開発を―する」「マーケティング―」
2.コンピューターなどを使用して模擬的に実験を行うこと。実験内容を数式模型によって組み立て、これをコンピューター処理することによって実際の場合と同じ結果を得ようとするもの。
3 サッカーで、反則の一。相手チームの選手から反則を受けたかのような演技をして、審判を欺くこと。
~よく聞くけど、実はちゃんとした意味を知らないかも…となりがちなカタカナ語を紹介!~
【シミュレーション】のように、英語など国外の言葉がカタカナ語で日常に馴染んでいるものはたくさんあります。しかし、「聞いたことはあるけどその言葉の意味を実はよくわかっていないかも…」という言葉も意外とありますよね。その中からいくつかピックアップして紹介します!
その1:アーカイブ
【archive:アーカイブ】
1.《archives》公文書。古文書。また特に公共性が高く、のちに歴史的重要性をもち得る記録や資料を、まとめて保存・管理する施設や機関および事業のこと。アーカイブズ。
2.コンピューターで、複数のデータを一つにまとめたり、圧縮したりすること。またそのファイル。ネットワーク上で公開されたファイルの保管庫を意味する場合もある。
その2:アサイン
【assign:アサイン】
物事を割り当てること。あてがうこと。また、任命すること。
その3:エビデンス
【evidence:エビデンス】
1.証拠。証言。
2.医学で、臨床結果などの科学的根拠。その治療法がよいとされる証拠。
その4:サムネイル
【thumbnail:サムネイル】
画像や文書のファイルを縮小表示したもの。多数のファイルを一覧表示する際に使われる。サムネ。
その5:デフォルト
【default:デフォルト】
1.債務不履行。公社債の利払いが遅延したり、元本の償還が不能となったりすること。借入金の返済が不能となったことをもいう。
2.コンピューターで、ユーザーが特に指定しない場合に、あらかじめ設定されている値また動作条件。
その6:ブレスト
【ブレ‐スト】
「ブレーンストーミング」の略。【brainstorming:ブレーンストーミング】
米国で開発された集団的思考の技術。自由な雰囲気で、他を批判せずにアイデアを出し合い、最終的に一定の課題によりよい解決を得ようとする方法。ブレスト。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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