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2024.10.28

【シンプルライフ】でこころ豊かな生活を!不要なものを手放す方法と心得

シンプルな暮らしに憧れるけれど、そう簡単に今の生活は変えられない…という方も多いのではないでしょうか。 シンプルライフとは、極端にものを減らすミニマリストとは少し違います。好きなものや快適にできるものを選択し、不要なものをできるだけ持たない・増やさないという考え方です。具体的に何をすればいいか、その心得や方法を解説するので、ぜひシンプルライフへの第一歩を踏み出してみて。

「シンプルライフ」とは?

シンプルライフというと、自分にとって本当に必要なものや好きなものだけを残し、身の回りをすっきりと整える暮らしのことを指すのが一般的です。

自分の好きなもの、必要なものを「選別して残す」という考え方なので、思いっきり断捨離をしたり、最小限のものだけを残して生活したりするミニマリストとは少し異なります。

ものであふれた生活を抜け出すマインド

シンプルライフを叶えるポイントとは?『少ない物で「家族みんな」がすっきり暮らす』(ワニブックス刊)などの著者であるやまぐちせいこさんに教えてもらいました。

洗濯物ボックス

しっくりこないものに執着しない

「服が『たくさんあるのに着るものが少ない』ということがあります。どれもしっくりこないのです。でも、私はこの段階ですでに答えが出ていると思います。人は、快・不快で物を選ぶもの。『しっくりこない』、つまり『快』ではないものは手に取りません。『しっくりこない』と感じたら、放置せずに即対処。買うときも『しっくりこない』を大事にし、安易に手を出さないようにしています」(やまぐちさん)

使っていないものは「大事ではないもの」

「物を買うときに『丈夫か』とは考えますが、『一生使えるか』とは考えません。物の価値は刻々と変わっていくもの。今大事だと思っているものも、無価値になる瞬間がきっと訪れるはずです。物を大事にするのは日本人の美徳ですが、それは使っている場合の話。使っていないということは、今の私にとってそれほど大事なものではないという証拠です。それらはサッサと手放します」(やまぐちさん)

過剰な取り置きはしない

「『取っておく』ということをあまりしません。買い物は毎日、調理も食べきり型なので、保存容器さえ持っていません。だから冷蔵庫はすっからかん。ほかにも、紙袋は2つ、レジ袋は5枚。でも、それで困ったことはありません。家族4人で暮らしていると、だれかがどこかから持ち帰りますから。未来に宿題を残さず、今という時間軸で生きると、物が増えず暮らしがスリムになります」(やまぐちさん)

「いつか」は永遠にこない

「収納サービスでお宅に伺うと、『いつか使うか』『いつか着るかも』という物であふれています。でも、『いつか』なんて日は来ないと思うのです。予定は未定であって、決定ではないのですから。『いつかは使う』と予定している物は、いつ使うのかはっきりと決めます。『○月×日』と決められないのであれば、その物はおそらく使わないでしょう。潔く手放します」(やまぐちさん)

シンプルに暮らすには、日々のこういったちょっとしたことから意識を変えていくことが必要なのですね。

『少ない物で「家族みんな」がすっきり暮らす』(やまぐちせいこ著/ワニブックス刊)
『少ない物で「家族みんな」がすっきり暮らす』(やまぐちせいこ著/ワニブックス刊)

大人気ブログ「少ない物ですっきり暮らす」を運営する著者の待望の新刊。初著書『少ない物ですっきり暮らす』から3年。様々な変化を経てたどり着いた「家族4人での持たない暮らし方」の集大成がここに。インテリア、収納、家事、着こなし、家族との関わり方… 今だからこそわかった「変わらないルール」と「ようやく見つけたちょうどいい形」を余すことなく紹介。定価:1200円(税別)詳細はこちら

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