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2021.05.21

「ミニマリスト」と「断捨離」の違いって? 〝最小限のもの〟で暮らすメリットと断捨離のコツ

近年、ミニマリストというライフスタイルが注目されています。ミニマリストとは、どのような人を指すのでしょうか?ミニマリストのメリット・デメリットや続け方のコツに加え、断捨離のポイントについても解説します。

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【目次】
 ・ミニマリストとは?
 ・メリット
 ・デメリット
 ・物を選ぶときの基準は?
 ・ミニマリストを続けるポイント
 ・断捨離のコツ

ミニマリストとは?

ここ数年で「ミニマリスト」という単語をよく耳にするようになりました。ミニマリストとは、どのような人を指すのでしょうか? 定義や混同されやすい言葉との違いを解説します。

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(C)Shutterstock.com

・最小限の持ち物で暮らす人

ミニマリストとは「minimal(最小の)」から派生したとされており、持ち物を最小限に減らして暮らす人のことを指す言葉です。近年注目を集めているライフスタイルの一つで、2015年の新語・流行語大賞にもノミネートされました。

単に持ち物が少ないだけではなく、本当に必要なものや大切なものだけを厳選するのがミニマリストの暮らし方です。最低限のものだけを厳選するため、持ち物にかかるコストやスペースを節約できます。必要なものだけを所有することで、物が少なくとも豊かな暮らしを実現できるのがミニマリストです。

【minimal:ミニマル】
最小限であるさま。特に、美術や音楽などで、装飾を一切つけないさま。「―なデザイン」

 

【minimalist:ミニマリスト】
1.ミニマリズム、ミニマルアートの芸術家。
2.最小限のことしかしない人。最低限必要なものしか持たない人。
〈小学館 デジタル大辞泉〉より

 

・断捨離との違い

ミニマリストは物を増やさない暮らしをするため、「断捨離」という言葉が浮かぶ人も多いかもしれません。断捨離とミニマリストは同じように使われがちですが、意味はまったく異なります。

断捨離とは、「断(新しいものを断つ)」「捨(不要なものを捨てる)」「離(物への執着から離れる)」の三つを組み合わせた言葉です。不要なものを捨て、物を増やさないよう持ち物を厳選していく行為を指します。

ミニマリストは持ち物を最小限にして暮らす人断捨離は要らないものを減らすという行為を表す言葉のため、二つはイコールではありません。ただし断捨離を重ねていけば、最終的にミニマリストに行き着く可能性があります。

ミニマリストになるメリット

ミニマリストになると、どのような暮らしが待っているのでしょうか? まずはミニマリストになるメリットを紹介します。

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・掃除がしやすい

持ち物を最小限に減らせば、当然部屋の中の物も少なくなります。余計なものがない暮らしのメリットの一つは、掃除がしやすくなるという点です。家具や家電などに占有されるスペースが小さいため、床や棚などがよく見えるようになり、汚れた場所を見つけやすくなります。

物が多く散らかっている部屋では、スムーズに掃除ができません。例えば、床に置かれた衣類などを片付けるのに手間がかかり、掃除が面倒に感じてしまうケースもあるでしょう。物が少なければ、気になったときに素早く掃除を始められます。そもそも物がほとんどないため、部屋が散らかりにくくなりきれいな状態を保てるのです。

・浪費を避けられる

ミニマリストは本当に必要なものだけを厳選するため、無駄な買い物をすることがありません。何かを購入しようと考えたときも本当に必要かどうかを見極めて買うので、浪費を避けられます。さらに物の少ないシンプルな暮らしを快適に感じるようになると、そもそも余計なものを買いたい欲求が減ってきます。無駄な買い物をしない習慣がついてお金が貯まるようになるのも、メリットの一つです。

・心や時間に余裕ができる

無駄なものが減ると部屋にスペースが生まれるため、気持ちもスッキリします。家に帰ったときに物であふれかえっていると、目に入るものが多く落ち着きません。部屋がシンプルになることで、目に入る情報が少なくなり、気持ちが落ち着くのです。

持ち物の整理や片付けの頻度が減ることで、時間にも余裕ができます。自分にとって快適だと思えるのはどのような状態なのかを考えるようになり、これまで物に使っていたお金や時間を、習い事や趣味など他にやりたい物事に使えるようになるでしょう。

ミニマリストになるデメリット

とはいえ、ミニマリストという暮らし方で得られるのは、必ずしもメリットばかりではありません。場合によってはデメリットが生じるケースもあります。具体的にどのようなデメリットが発生するのでしょうか?

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・必要なものまで捨ててしまう

物を極限まで減らすことにこだわり過ぎると、必要なものまで捨ててしまいかねません。物を捨てるときには、暮らしていく上で本当に不要なものかを慎重に考えましょう。他のミニマリストの人が洋服を5着しか持っていないから自分も5着にするなど、誰かの真似をする必要はありません。無理して物を減らしてしまっては、自分らしい暮らしではなくなってしまいます。

もちろん、ミニマリストを目指すときに他の人を参考にするのはよい方法です。ただし「必要なものは人によって違う」という点を忘れないようにしましょう。最低限の持ち物で暮らすとき、「自分にとって快適だと思えるのはどのような状態なのか」という点に重きを置くのがポイントです。

・同居者とトラブルになる可能性も

1人で生活している場合は自己判断で物を捨てられますが、家族などの同居者がいる場合、問題は単純ではありません。物を必要と思うかの基準は人によって違います。同居者が必要と思っている物を断りなく捨ててしまうと、トラブルになる可能性があるので注意が必要です。誰かと一緒に暮らしているなら、物を捨てる前にミニマリストの考え方を理解してもらわなければなりません。

賛同されれば問題ありませんが、理解されないケースもあります。相手が許容できないなら、妥協点を見つけて歩み寄るのが有効な解決策です。物に対する考え方は人によって違うことを念頭に置き、自分の考え方を押し付けないようにしましょう。

物を選ぶときの基準は?

ミニマリストが物を選ぶときには、何を基準にすればよいのでしょうか? 選択する際に注意したいポイントを紹介します。

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・心から好きだと思えるか

ミニマリストは持ち物が少ないからこそ、心から好きだと思えるかどうかは重要なポイントです。数少ない物の中に一つでも気に入らないものがあっては、快適さを感じられないかもしれません。よい物かもしれないと思っても、何か一つ気に入らない点があるなら購入しないようにするなど、基準を決めて本当に気に入るものを厳選しましょう。好きだと思えないものを妥協して購入すると、もっとよいアイテムが見つかったときに妥協して買ったことを後悔してしまいます。妥協せず選んでいけば、心から好きな物にだけ囲まれて豊かに過ごせるでしょう。

・長く愛用できるか

そのときだけではなく、長く使えるかは重要な判断基準です。例えば、流行を取り入れたデザインのアイテムは、買った時はよくても流行が去れば使えなくなってしまいます。飽きのこないシンプルなデザインを選べば、流行に左右されず長く使えます。家具や洋服などは、他のアイテムとの統一性を考えて購入すると自然となじみ長く愛用できるのです。

デザインだけでなく、素材などをしっかりチェックすることも大切です。価格が安くても壊れやすければ長くは使えません。耐久性がある素材を選べば、多少高価でも長持ちするため、長期的に見れば無駄や出費が少なくなるでしょう。

・複数の用途で使えるか

汎用性が高いアイテムを購入すれば、複数の用途で使えるため必然的に物が少なくなります。洋服なら限られた季節だけ活躍するアイテムは減らし、オールシーズン着られるものを選ぶのがおすすめです。ライフスタイルも考え、カジュアル・フォーマルなど、幅広いシーンで活用できる洋服を選びましょう。食器は使う料理が限定されるような形状の物ではなく、いろいろな料理を盛り付けられるタイプをそろえておくと便利です。

ミニマリストを続けるポイント

一度物を捨ててミニマリストを目指そうとしても、暮らしていくうちにまた物が増えてしまうケースがあります。ミニマリストを続けていくためには、何を意識するとよいのでしょうか?

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・買ったら捨てる習慣を身に付ける

ミニマリストとして暮らし始めても、物を購入することは当然あります。アイテムを増やさないためには、「一つ買ったら一つ捨てる習慣」をつけるのがポイントです。シャツを1枚購入したら古いシャツを1枚捨てるなど、買ったアイテムと同じ種類の物を捨てると判断がしやすくなります。

買った後に捨てられなかった経験があるなら、買う前に捨てておくのも一つの手です。また、一つ買うごとに二つ捨てていけば、物を減らしていくこともできます。ただし本当に必要なものを捨ててしまわないよう、捨てる前にしっかり検討しましょう。

・収納場所をきちんと決める

何をどこに置くか、収納場所を決めるのもミニマリストを続けるコツの一つです。食器なら食器棚の決められた場所に片付けるようにしましょう。決めた収納場所に入る量しか物を持たなければ、余計なアイテムが増えることがなく、スペースを追加する必要もなくなります。また、物があちこちに散らばっていると、同じ物が複数あっても気付かない可能性が。収納場所を決めておけば、「別々の引き出しから爪切りが二つ出てきた」などという事態が避けられます。

・レンタルサービスを利用する

使用頻度が低い物は買わずにレンタルサービスを活用するのも、ミニマリストを続けるポイントです。結婚式に着るフォーマルなドレスなどは他の用途に使いにくく、日常生活ではまず出番がありません。友人の結婚式やパーティーなど必要なときだけレンタルすれば、クローゼットのスペースを使わずに済みます。

レジャー用品やアウトドア用品なども、使う頻度が高くないならレンタルを活用するのがおすすめです。レンタル品なら、最新のデザインや機能を備えたアイテムを使えるというメリットもあります。

・日用品のストックは置かない

洗剤やトイレットペーパーなどの日用品は、家にストックを置いておくと便利です。しかし大量にストックしてしまうと収納スペースを圧迫するため、ミニマリストの暮らしにはおすすめできません。手軽に購入できる日用品はストックを持たないようにし、残りが少なくなったときに買うのが理想です。

もちろん生活スタイルによっては、使うペースが早かったり買いに行く時間があまりとれなかったりする場合もあります。全くないのは不安だという場合は、最低限のストックだけ確保しておきましょう。

ミニマリストを目指せる断捨離のコツ

これからミニマリストを目指すというとき、どのように断捨離をしていけばよいのでしょうか? 最小限での生活をするための、断捨離のコツを紹介します。

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・大型家具を捨ててスペースを確保

大型家具はなくなると一気に大きなスペースが確保できるため、ミニマリストを目指す人が捨てるのにおすすめのアイテムです。存在感のあるベッドやソファなどがなければ、部屋がかなりスッキリし、掃除をしやすくなるでしょう。ベッドの代わりに布団やマットレス、ソファの代わりに座椅子やクッションを活用すれば、部屋の快適さを保てます。ただし、布団ではなくベッドが必要という人や、ソファは絶対に必要と考える人もいるでしょう。

大型の家具は必ず捨てなければならないわけではなく、「なくても困らないものなら捨てる」という判断基準で決めるのがポイントです。

・少ない服でも着回しできればOK

服は毎日着るため、数が多い方がよいと考える人もいるかもしれません。しかし、ミニマリストを目指すなら、数よりも着回しができるかが重要なポイントです。たくさん服を持っていても一つのパターンでしか着られないようなものばかりでは、収納スペースがいっぱいになってしまいます。着回しができる服なら、数が少なくてもコーディネートによってアレンジを楽しめるでしょう。

捨てる服と残す服は、他のアイテムとどの程度合わせられるかを基準に。合わせづらい柄物などは減らし、シンプルな形やベーシックな色合いのものを残すと失敗がありません。

・電化製品は必要最低限に抑える

電化製品は場所を取るため、必要最低限に抑えるのがポイントです。用途が限られる物は極力減らし、日常的に使う電化製品だけを置くようにしましょう。

冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどは日常的に必要であり、使用頻度が多い電化製品です。パソコンやテレビは人によって必需品でない場合もあるため、頻繁に使うことが少ないのであれば残す必要はあまりありません。掃除機はフローリングワイパーなどで代用できる場合もあります。場所を取らない他の物で代用できるか考えた上で、部屋に置く電化製品を選びましょう。

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