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LIFESTYLE 子育ての悩み

2021.05.11

【ポジティブになる方法】前向きな考え方を取り入れて体も心も健康に

 

育児をしながら仕事もしている「ワーママ」は1人で何でも抱え込みやすく、ネガティブになりがちです。暗い感情は、心をむしばみ体にまで支障が出てしまい、周りにもよい影響を与えません。苦しみから解放され、ポジティブ思考になれる方法を紹介します。

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【目次】
 ・ワーママが落ち込むときって?
 ・ポジティブでいることのメリット
 ・ポジティブな人の特徴
 ・ポジティブになる具体的な方法
 ・考え方をポジティブ思考にしてみる

ワーママが落ち込むときって?

子育てをしながら仕事もしているワーママは、日々のタスクを一生懸命こなしながら神経をすり減らし、落ち込んでしまうこともあります。どんなシーンで気持ちがネガティブに傾いてしまうのか見てみましょう。

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(C)Shutterstock.com

育児と仕事の両立がうまくいかない

「ワーママ」には「家庭と仕事の両立が大変そう」というイメージが付きまといます。仕事では、産前よりも短い時間で業務をこなさなければならず、マニュアルが存在しない子育てを並行して行うのは容易ではありません。女性の社会進出が一般的になってきてはいますが、日本においてはいまだに「子育ては女性がするもの」という意識が根強くあります。「時短勤務だから」「自分のほうが稼いでいるから」と、育児や家事に協力的でない夫が多いのも現状です。

昼間は仕事に没頭できても、家に帰れば子どもの食事やお風呂、寝かしつけ、そして家事もこなさなければならないため、退勤後もやることが山ほど残っている、というのがワーママの現状です。1人で全てをこなすのには限界があります。家族をはじめとする周りのサポートがないと、肉体的にも精神的にも追い詰められてしまうでしょう。

自分の時間がない

子どもが生まれると、大抵のママにとって「自分のための時間」は少なくなります。産前から一転して、産後は頻回な授乳のため、睡眠は細切れになり食事やトイレも隙を狙って済ませなければなりません。気晴らしとなる趣味の時間も作りにくくなります。少し大きくなっても、子どもは大人が予想しないことを起こすため、一緒にいる間は常に目が離せません。子どもは何かとママを必要とし、どこへでもついて来ようとします。そんな子どもの姿はかわいいものですが、四六時中子どもと一緒では、息をつく暇がなく心が休まらないものです。

また、時短勤務にするとキャリアアップへの道に影響がでて、不安感にも苛まれるでしょう。自分のやりたいことが思うようにできず、仕事に集中する時間も以前ほどは持てません。相談もしにくい環境では、孤独感も増してしまいます。

ポジティブでいることのメリット

子どもが小さい間は慣れないことが多く、ワーママは悩みを抱えがちです。しかし子どもが成長すれば、次第に余裕が出てきます。小さな子どもを見守れるのは限られた時間なので、「今の育児期間を楽しみたい」とポジティブな気持ちでいると、メリットもたくさんあるのです。では、具体的にどのようなメリットがあるのかチェックしてみましょう。

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ストレスがたまりにくくなる

心が前向きな状態だと、体と心に影響を及ぼすストレスがたまりにくくなります。仕事でも育児でも、自分の思い通りにならないことは多いものです。そういうときに「自分はダメだ」と思うのではなく、「まぁいいか」と流してみると心が軽くなります。ネガティブな気持ちを抱えていると、ちょっとしたことでも嫌気が差したり、イライラしたりします。そうして無意識にストレスをため込んでしまい、原因不明の体調不良に悩まされるかもしれません。

育児においては子どもや自分の命が危険にさらされるといった「絶対に起こってはならない」事象でない限りは、重く捉える必要はありません。明るい気持ちでどっしりと構えていれば、困難も乗り越えやすくなります。

人生が楽しくなる

何事もプラスに捉えられると、幸福感が増すといったメリットも。例えば、子どもが苦手を克服したときや、「天気が晴れた」「少し早く起きられた」というときなど、日常の何気ない出来事もプラスに受け取れると、明るい要素が増えて日常に楽しみを感じられるようになります。

ネガティブな気持ちが先行すると、同じ出来事なのに、いつものようにうまく進まなかったり、イライラしてしまうことが出てくるかもしれません。しかし、前向きに捉えよう意識すると、「こういうこともあるのか」と受け入れながら上手に付き合っていけるようになるのです。そうしてネガティブな感情に左右されない状態が定着すれば、前向きなオーラが人を引き寄せます。そこからポジティブの輪が広がっていき、毎日の積み重ねで人生に楽しさを感じられるようになっていくというプラスの循環が増えていくのです。

(原文)
何事もプラスに捉えられると、幸福感が増します。例えば「食事がおいしかった」「子どもが苦手な〇〇ができるようになった」という出来事に加えて、「天気が晴れた」「少し早く起きられた」と何気ない日常の出来事もプラスに受け取れると、うれしいことが増えて日常が楽しくなります。

同じ物事でもネガティブな気持ちで取り組むと、嫌な気持ちが先行してうまく進みにくいと感じるでしょう。しかし前向きに行動すると「こういうこともあるのか」と気付きがあり、うまくいかないときは自然と周りの助けを得られるものです。ポジティブな感情は相手と相乗効果を生みだし、状況を好転しやすくします。そして人生をより豊かにしてくれるはずです。

ポジティブな人の特徴

人は意識次第で自分を変えることができます。物事をプラスに捉えられるよう、ポジティブな人をまねするところから始めてみるのがおすすめです。まずはポジティブな人の特徴を確認しましょう。

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穏やかな性格

気持ちが明るい人は心に波がなく、穏やかな性格をしています。ストレスを感じる体験をしてもイライラすることなく「こういうときもある」と軽く流せて、フラットな気持ちを保つのが上手な人です。心理状態が落ち着いていると悩みを感じにくく、「あれをやってみたい」と前向きになれます。できることがどんどん増え、人として成長することで成功体験を積み重ねていけるのも魅力です。また表情も穏やかで笑顔が多く、幸せなオーラをまとっています。そんな人の周りには自然と人が集まってくるでしょう。

自分を信じている

ポジティブな人は穏やかでありながら、自分自身に揺るぎない信念と自信を持っています。どんな状況でも「自分ならできる」と盛り立てて、乗り越えていこうとするのです。「根拠のない自信」が逆に原動力となり、不可能を可能にすることがあるのも、ポジティブな人の特徴。挑戦し続けることで成功体験を重ね、どんどん大きい目標へステップアップしていくことができます。

物事に対して積極的

未体験なことは、大人になると失敗を恐れて挑戦しにくくなるものです。しかしポジティブな人は「何事もとりあえずやってみよう!」とまずはチャレンジし、積極的に取り組もうとします。経験値を上げるには、まずアクションを起こさなければ何も始まりません。ポジティブな人は「もしできなかったらどうしよう」とやる前から失敗を考えることはせず、「やってみたい」という気持ちを優先し、実行に移します。

また、知らないことやできなかったことに対して、チャレンジ精神が強く、日々の生活で「ワクワク感」を忘れないのもポジティブな人の特徴です。常になにかに取り組む姿勢が見られ、人生を充実させる力を自分で生みだしています。

ポジティブになる具体的な方法

落ち込んでいる状態からすぐに明るくなるのは、誰にとっても難しいことです。できるだけポジティブでいるためには、まずは日々の生活から変えていく必要かあります。どのようなアクションを起こせば、ポジティブな自分に近付くのでしょうか?

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家族に協力してもらう・サービスを活用する

ネガティブ思考でがんじがらめになっている原因の一つは、1人でたくさんのことを抱え込んでいることです。少しでも負担を軽くできるよう、自分以外の家族やサポート、サービスに頼ってみましょう。

日本人は勤勉さが長所ですが、責任感が強く1人でやり抜こうとしがちです。また「子育ては母親がするもの」という意識が根強く、パパや他の家族に頼りにくいと感じる人もいるでしょう。多くのワーママは「ダメなママ」のレッテルを貼られないために、家庭や職場で、1人で頑張ってしまいがちです。子どもを成人まで無事に育てるというのは、かなりの労力と時間が必要です。積極的にサポートを求め、さまざまな人の助けを得て育児をすることで、負担も減り心も軽くなるでしょう。

健康的に生活する

心を明るく元気にするためには、体が整っていることが大切です。育児中は子どもの健康に意識が向きがちですが、ママ自身の健康も大切にする生活を送れるようにしましょう。働いていると、子どもを寝かせた後に家事をしたり、持ち帰った仕事をしたりするかもしれません。そうなると睡眠時間が減ってしまい寝不足になります。絶対にしなければならないことだけを済ますか、子どもと一緒に早めに寝て、早朝から取り掛かるといった朝型の生活に切り替えるのがおすすめです。

もう一つおすすめなのは、朝起きたら太陽光を浴びること。不思議なことに、太陽の光は心も体も元気にしてくれる効果があるといわれています。太陽の光を浴びてから活動を始めると、よいスタートが切れるでしょう。また、子どもの相手や通勤・家事以外で、運動する機会があるとさらに健康的です。運動はストレス発散に効果的なだけでなく、心身共にリセットされる効果も期待できます。

(参考:「新しい生活様式」において体を動かす工夫 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

ときには程よく手を抜く

手を抜くことを好まない性格の人も多いですが、常に100%で頑張り続けるのは難しいものです。「やらなくてもよいことはしない」と、程よく手を抜くようにしましょう。手を抜くためには、状況の整理から始めます。日々こなしているタスクを「絶対にやらなければならないこと」と「すぐにやらなくてもよいこと」に仕分けします。「今やらなくても大丈夫だった」と、気付くことも多いでしょう。

仕分けをしたときにボードや張り紙など書き出しておけば、ママにどれだけ負担が集中しているか、パパにも見えやすくなります。ママの大変さがパパに伝わると協力を求めやすいため、取り入れてみましょう。

考え方をポジティブ思考にしてみる

家族の協力で負担を減らしたり、適度な運動で体の健康が維持できるようになってきたら、心も少しずつ前向きにしてみましょう。考え方は自分次第で変えられます。どうするとポジティブ思考になれるのか見てみましょう。

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視野を広くする

ポジティブ思考になるためには、物事を一点方向から見るのではなく広い視野で見ることが大切です。失敗しても「いい勉強になった」、やりたかったことが終わらなくても「今日はこんなに頑張れた」と、物事をプラスに切り替えられると心が楽になります。ネガティブな状態だと、物事を悪い方向へ持って行きがちです。しかし、さまざまな方向から見られるようになれば、ネガティブな感情に引き込まれずに済みます。高望みをしすぎると追い込まれやすくなるため、「ありのまま」の状態をきちんと受け止め、理解しましょう。

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周りの人に感謝する

「ありがとう」は、言われた側も言った側も気持ちがよい言葉です。してもらったことに対して感謝の気持ちを示すと、空気が明るくなり、心も明るくなります。「してもらって当然」という横柄な態度は歓迎されません。「○○をしてくれてありがとう」「助けてもらえてすごくうれしい」という声が聞けると、言われた人は「またやってあげたい」という気持ちになりやすいものです。感謝をすることで、自然とポジティブの連鎖が生まれます。

どんなことでも楽しんでみる

「楽しい」という気持ちは、心を明るく前向きにしてくれます。自分に向かってくる物事に楽しく取り組むことができれば、その分幸福感も増えるでしょう。苦手なことや辛そうと感じることも、「楽しんでみよう」という気持ちで始めてみると気が楽になります。

「嫌だな」と思いながらしていると、沈んだ気持ちのまま、何も得られずに終わるかもしれません。しかし、大変な状況も楽しみながら行動すると、スムーズに進んだと感じたり、自然と余裕が出て新たな気づきが見つけられることも。新たな気づきは自分の成長につながります。

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