■洗濯の手順
(1) 最初に目立たない箇所に洗剤を付けて、色落ちを確認すると安心です。落ちにくそうな汚れは事前にブラシを使って下洗いすると、落としやすくなります。
(2) 洗濯ネットにクッションを入れ、洗濯機の中に入れます。中の綿などが寄らないように、隙間の少ない小さめのネットを使うのがおすすめです。
(3) 弱い水流で優しい「手洗いモード」「ドライモード」を選び洗濯します。脱水が始まる前に止めて、クッションの中身のよれなどを直してください。
(4) 30秒程度脱水し、形を整えて干します。タオルドライして干す方法でもよいですが、乾くまでに時間が掛かります。
干し方も大事なポイント
干し方によって、仕上がりに差が出ます。干すときのポイントをご紹介します。
■日陰に平干しする
日がよく当たる場所に干した方が早く乾きますが、黄ばみや色落ちにつながりやすいため、日陰に干すようにしましょう。早く乾かすために、風通しのよい場所に陰干しするのがおすすめです。
平らな場所に平干しすると、中身が寄りにくくなります。平干しなら、水を含んだ重い状態でも、つるしたときのようなちぎれてしまうリスクもありません。平干しするスペースがない場合は、枕干し用のハンガーを使うという方法もあります。また、定期的に上下や左右を入れ替えると、中身の寄りを軽減できます。
■乾燥したら空気を入れる
生乾きだと臭いの原因になったり菌の繁殖につながったりする恐れがあるため、まずはしっかり乾燥させることが大切です。乾いたら、クッションを上下に強く振って、中に空気を入れましょう。そうすることで、わずかに残っている水分もしっかり飛ばすことが可能です。空気を含むことで、ふんわりと膨らませる役割もあります。
最後に乾燥機に短時間入れるのもおすすめです。中までしっかり乾燥させることで、雑菌の繁殖を予防し、たっぷりの空気を含ませて柔らかくふわふわの感触に仕上げることができます。
どのくらいの頻度で洗濯する?
清潔に心地よく保つには、どのくらいの頻度で洗濯するのがよいのでしょうか?具体的なタイミングをご紹介します。
■洗濯のタイミング
洗濯のタイミングは、使用頻度や汚れ具合によって異なります。おおまかには、週1回~月1回程度がよいでしょう。
リビングのソファに置いてある場合は、日常的に触れるので汚れが付きやすい状態です。また、ソファで飲食をしている家庭は、食べこぼしなどが付着している可能性もあります。そのような環境では、週1回程度洗うのがおすすめです。
毎日触れるわけではない場所に置いてある場合は、月1回程度でも清潔に保ちやすいでしょう。ただし、ジメジメした気候のときはダニやカビが発生しやすいため、洗う頻度を増やすなど、環境に合わせて頻度を増やすことも大切です。
■カバーは週に1回洗う
取り外し可能なカバーなら、週1回は洗うようにしましょう。カバーは直接肌に触れる部分なので、本体よりも汚れや皮脂が付きやすい状態です。目には見えなくても、食べこぼしなどが付着している可能性もあります。そのまま放っておくと、本体にまで汚れが浸透してしまい、菌の繁殖につながることも考えられます。
刺しゅうや飾りが付いているタイプは、裏返しにして洗濯ネットに入れましょう。また、汚れがひどい場合は洗剤に漬け置きしたり、ブラシを使ったりして洗うと、きれいに落とせます。
トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com
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