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LIFESTYLE スキルアップ

2023.07.27

危機管理能力とは?高い人にみられる特徴や鍛える方法について解説

 

トラブル対策が万全

優れた危機管理能力を持っている人は、リスクを想定するだけでなくその対応策も万全です。トラブルに対処する時間が長引くほど生産性が下がることがわかっているので、起きてしまったトラブルへの決断や行動も素早いことが特徴といえます。あらゆるパターンを想定して対策を練っていれば迅速に対応でき、かつ被害を最小限に抑えられるでしょう。

危機管理能力を高める方法

たとえ現時点で危機管理能力が低めだとしても、あきらめる必要はありません。日々の習慣や意識の持ちようで、今からでも危機管理能力を向上できます。どれもすぐに実践できる方法ばかりなので、さっそく取り組んでみましょう。

左手を腰に当て、右手は拳にして青空にかかげる女性の後ろ姿

(C)Shutterstock.com

原因を解明する

トラブルを解決したあとは、振り返りを行いましょう。失敗とは自身の経験値になるものです。起きてしまった事象や自分の対処法を振り返って理解を深めれば、自分のためのマニュアルを作ることができます。解決策を増やせるだけでなく、トラブルを未然に防ぐことにもつながるので体験した事例の解明は大切な機会と捉えましょう。

スケジュールを細かく立てる

計画性のなさが身に覚えのある人は、まずスケジュールをしっかり立てることから始めましょう。その際に重要なのは、具体的で細かいスケジュールを組むことです。例えば遅刻の原因が寝坊であれば、起床時間と睡眠時間を決めたうえで寝る時間を逆算しましょう。

余裕を持ったスケジュールを組むのもポイントです。せっかくスケジュールを立てても時間のゆとりがなければ、いざトラブルが起きたとき対処できないかもしれません。

固定概念を持たない

先入観を捨てて、常に想像力を働かせる方法も有効です。 仕事の面で考えてみると、例えば同じ業務を続けている場合どうしても固定概念が染みついてしまいます。

「いつも同じ方法で成功しているから問題ない」と思い込んでいると、リスクを想定できず危機管理能力の低下を招いてしまうのです。自分のなかで当たり前と思っている考えは捨てて、常に疑問を持つよう心がけてみてください。

トラブルに対する解決策をシミュレーション

危機に直面したとき普段どおりに行動するのは難しいため、事前にシミュレーションするのが大切です。災害時を想定した防災訓練がよい例でしょう。状況を想定したうえで準備をすれば、実際の局面で正しい行動がとれます。あらゆるパターンを考えそれぞれの解決策を想定しておけば、いざというとき大いに役立つはずです。

危機管理能力を身につけて難局を乗り切ろう

ビジネスの場だけでなく、私生活でもトラブルは起こるものです。ものを紛失したり、仕事に遅刻してしまったりなどの失敗だけでなく、自然災害や事故などの危機に直面する可能性だってあります。

危機管理能力とはいわば自分を守る力であり、これからの時代を生きるには必須のスキルといえるでしょう。今からでも少しずつ危機管理能力を高めていけると、もしもの場合にも困らないはずです。

笑顔の女性

(C)Shutterstock.com

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