「ベース顔」さんの特徴をおさらい
エラが張り、顎先はシャープ
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ベース顔と呼ばれる顔型は、エラが張っていて野球の「ホームベース」のような輪郭の顔のことを言います。あご先は細くシャープ。あご先が横に直線的になっている人は、同じエラが張った顔型でも「八角形型」と言われるようです。
ベース顔さんがショートにするときのポイント3つ
1: 前髪を作らずに縦のラインを強調するのが◎
ベース顔さんがショートにするなら、おすすめは「前髪なし」のショート。
前髪を作らないことで縦のラインが強調でき、顔の横幅をカバーすることが可能です。サイドの髪でエラを隠すことで、さらに小顔効果を得られるでしょう。
2: 前髪を作るなら斜めに流すのがおすすめ
もしベース顔さんが前髪を作るなら、長めの前髪で斜めに流したスタイルがおすすめ。斜めに流した前髪は顔の縦幅と横幅の両方をカバーしてくれ、小顔効果をしっかりと得られるのです。
逆にぱっつん系の前髪は、前髪と顔の境目が強調され、顔の横幅が広く見えてしまいます。短めの前髪も顔の面積を広く見せてしまうので注意しましょう。
3: 立体感のあるショートヘアが似合いやすい
顔が平面的に見えやすいベース顔さん。これをカバーするためには、ヘアスタイルに立体感を作ることが有効だと言われています。
例えばパーマをかけたり、ハイライトで髪色に変化をつけたり。レイヤーで立体感あるスタイルを目指すのもおすすめです。表面にレイヤーを入れたショートなら、軽やかで上品見えも叶います。
【前髪なし】ベース顔さんに似合うショートヘア
波巻きパーマのハンサムショート
クールでモードな印象になりがちな前髪なしショートですが、波巻きウェーブを合わせることで柔らかい表情を作ることができます。髪がしなやかに見えるので、どこかフェミニンなテイストも。顔まわりに長さを残している分、気になる頬骨をカバーしてくれ、顔をキュッと小さく! エラ張りのほうが気になる人は、ウェーブでエラが隠れるよう顔まわりをリップラインでカットしましょう。
抜け感たっぷりニュアンシーショート
頭の丸みがきれいに見える女性らしいひし形シルエットショート。短すぎずくびれすぎない、絶妙なカットで柔らかさとニュアンスをプラスしています。
ベースはあごラインから前下がりのグラデーションボブ。ハチ上にレイヤーを加えてふんわり丸みを引き出します。顔まわりの長めの髪が、気になるエラをナチュラルにカバー。髪の量が少ない人は、パーマをかけるのがおすすめです。顔まわりを根元からリバース巻き、もみあげ・アウトラインを細めロッドで外ハネワンカール、全体をミックス巻きにしましょう。
こなれ感抜群のニュアンスパーマショート
ラフなカールが優しさとこなれ感を醸し出す、女性らしいショート。フェミニンな着こなしでも甘くなりすぎず、カジュアルなファッションにも似合います。「ショートはボーイッシュになりそう」という心配がある人でもチャレンジしやすい、上品で凛とした髪型です。
襟足は長め、顔まわりはあごラインに少しかかるくらいの長さに。軽くなりすぎない動きの出るレイヤーを入れ、ひし形のシルエットを作って。カラーは柔らかさと透明感が表現できる9トーンのティアピンクベージュ。全体に動きが出るデジタルショートパーマをかけて完成!
小顔見えを約束する上品ショート
「髪が短い=おばさんぽくなる」が心配な人は、こんなショートはいかがでしょうか?知的で上品な印象がありながら、丸みがあるので女性らしさもバッチリ! ショートなのに小顔に見えるのもポイントです。
ベースはリップラインのショートボブ。グラデーションカットで後頭部に丸みを出します。前髪はノーズラインに設定し、立体感が出るよう独立させてカットしましょう。
アレンジしやすい長さのワンレンショートボブ
あえて丸みを出さずに縦のラインを強調したストレートボブは、クールな魅力たっぷり。長く残したフロントの髪で、顔の横幅や気になるエラをカバーして小顔に見せてくれます。内側にグラデーションを入れて、襟足のおさまりがよくなるように調整します。
髪が広がらずタイトなため、頭がコンパクトに見えるのもうれしい。結べる長さを残しているので、サイドに少し後れ毛を残しつつざっくりとひとつ結びにしてもいい感じ。
顔まわりが長いひし形ショートボブ
毛量が多くクセがある人におすすめの髪型。顔まわりを長くしているので、髪が短くても安心感があります。
前髪は頬骨の高い位置に合わせてカット。全体は襟足ギリギリの長さで、やや前上がりのラインでつなげましょう。レイヤーを調整し、ひし形シルエットになるようにして。
【前髪あり】ベース顔さんに似合うショートヘア
ラフで自然な毛流れのリラックスショート
分け目を作らずトップはふんわり。カチッと決めすぎずどこかリラックスした雰囲気は、こなれ感があって抜群の今っぽさ。ゆるいけれどだらしなさは皆無で、たとえばサイドを耳にかけるとオフィスシーンにもぴったりなきちんと感ができ上がります。表面を長めに残しているため、ちょっとショートにハードルの高さを感じている人でも取り入れやすい。小顔見せ効果のあるひし形シルエットも、高ポイントです。
リップラインの長さでグラデーションボブのベースに。前髪は目にかかるくらいの長さに設定し、サイドに自然につなげて。表面の長さはキープしつつトップから低めのレイヤーを入れ、中間〜毛先はスライドカットで動きを出しやすくします。
軽快なポジティブショート
ファッションのテイストを選ばない、ニュートラルさが魅力の明るく快活なショートヘア。顔の中央にボリュームがくるようカットしているので、ハチまわりや耳下あたりがキュッと締まって見え、小顔効果が期待できます。
もみあげはあご先3cm、襟足は首が半分隠れる長さでカットしましょう。前髪は前に下ろした際、鼻筋の真ん中にくるよう設定し、余裕を持って流せるくらいにします。また、前髪と頬骨に合わせて、前髪からつながるようレイヤーを加え、フロントを流しやすくするのがポイントです。スタイリングを簡単にしたい人は、毛先にゆるいワンカールのパーマをかけるのもおすすめ!
コンパクトなマッシュショート
根元が浮きやすい人や髪が多くて広がりがちな人におすすめの、前髪ありショート。襟足をタイトにすることで丸みのあるメリハリシルエットが叶います。清潔感がある髪型なので、シャツやタートルなどがお似合い! どの角度から見てもきれいに決まるので、好感度もアップするはずです。
ベースはあごラインのやや前下がり。前髪は流せるように少し長めにカットし、襟足はタイトに、後頭部にはグラデーションを入れて丸みを出して。表面全体にレイヤーを入れて、ふわっとした動きを出しやすくしましょう。カラーはアッシュとバイオレットを1:1でミックスした、ツヤのある落ち着いた色。
顔型をカバーするアシンメトリーショート
顔型を自然にカバーしてくれるショート。ふんわりとアシンメトリーなシルエットが、「ベース顔=ショートが苦手」を覆してくれます。
顔まわりはリップラインに設定。襟足は短くグラデーションカットしましょう。動きを出すためにトップにはレイヤーを入れ、前髪は真ん中を短く端を長めにして顔型をカバーします。
華やかさのあるショートボブ
顔の輪郭をカバーしつつ、華やかさも出せるショートボブ。極端に短くないので、スタイリングやアレンジも楽しめます。
長さは後ろを肩上、サイドを3cm短くなるようにカット。毛量が多い人は内側をしっかりと減らしましょう。前髪は分け目から流れるように、やや斜めのラインにカットするのがポイントです。
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