シーン別「お手数おかけします」の使い方3つや意味、言い換えや類語などをご紹介 | Domani

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2021.06.13

「お手数おかけします」3つの意味と使うときの注意点|今さら聞けないビジネスマナー

ビジネスシーンで使われる「お手数おかけします」という言葉は「よろしくお願いいたします」「ありがとうございます」「ご苦労をおかけいたします」の意味で使われます。この記事ではシーン別に「お手数おかけします」の例文と意味、類語について解説します。

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【目次】
 ・【シーン別】お手数おかけしますの使い方3つ
 ・お手数おかけしますの読み方は?
 ・お手数おかけしますの類語と例文をご紹介
 ・お手数おかけしますを使うときの注意とポイント
 ・「お手数おかけします」を一言付け加えよう

【シーン別】お手数おかけしますの使い方3つ

「お手数おかけします」という言葉は次の3つの意味で使えます。

お手数おかけします 意味 使い方

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1. よろしくお願いいたします。
2. ありがとうございます
3. お手数おかけします

ここからはシーン別にそれぞれの使い方を解説します。

1.「よろしくお願いいたします」の意味で使う

相手に依頼したいことがある場合に、「よろしくお願いいたします」という意味で「お手数おかけします」を使用することが可能です。例えば、会社でパーティがあり、取引先に招待状を送る役目を任せられたとしましょう。

文章を書いたけれども敬語表現などに自信がないときは、上司に「招待状の文章を見てもらっても良いですか?お手数おかけします」と言えます。

2.「ありがとうございます」の意味で使う

相手がしてくれることに対して感謝の意味を込めて、「お手数おかけします」と表現することができます。例えば、来週、上司と二人で出張に行くとしましょう。

本来ならば自分が上司の分の切符も取らなくてはならないのですが、他の業務に忙しく、ついうっかりと手配を忘れていたとします。

そのようなときに上司が切符を二人分購入しておいてくれたなら、ありがとうございますの意味で「お手数おかけします」や「お手数おかけしました」と言うことができるでしょう。

3.「ご苦労をおかけいたします」の意味で使う

相手に苦労をかけるだろうと思われる場面で、「お手数おかけします」という言葉を使うこともできます。例えば、イベントの受付ブースで仕事をしているとしましょう。

参加者に名前と住所を書いてもらう場合、「こちらにお名前とご住所を書いてください」とシンプルに伝えることもできますが、わざわざ字を書いてもらうという相手の労力をねぎらうこととお詫びの意味を込めて「お手数おかけしますが、こちらにお名前とご住所を書いてください」と伝えることもできます。

お手数おかけしますの読み方は?

「お手数」と書いて、「おてすう」と読むことが一般的です。しかし、「てすう」という言葉は訓読みと音読みを合わせた変則的な読み方なので、本来は「てかず」と発音したのではないかと考えられます。

お手数おかけします 意味 使い方

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実際に「おてすうおかけします」ではなく「おてかずおかけします」と言う方もいますので、どちらも間違いではないと判断できるでしょう。

■そもそも「お手数」とは?

「お手数」とは「手間」や「負担」を意味する言葉です。相手に手間をかけさせるときは「お手間をおかけします」の意味で「お手数おかけします」と伝えることができ、相手に負担を強いるときも「ご負担をおかけします」の意味で「お手数おかけします」と伝えることができるでしょう。

なお、「お」を付けずに「手数」とだけ言う場合は、「動作の数」や「将棋や囲碁における駒を打った数」、「スポーツや武道の技の数」などを指すことがあります。「手数(てかず)が多い」と言うならば、技のバリエーションが豊富な様子を表現できるでしょう。

■「お手数をおかけします」とどちらが正確?

「お手数おかけします」と言うこともありますが、助詞の「を」を入れて「お手数をおかけします」と言うこともあります。文法的には「を」を入れるほうが正しいので、文章で表現するときやかしこまって話すときなどは「お手数をおかけします」と言うほうが良いでしょう。

もちろん、普段の表現として直属の上司や先輩等に話すときは「お手数おかけします」と言っても特に違和感は与えないはずです。ただし、気になる場合は正確に「お手数をおかけします」と言う習慣をつけておくようにしましょう。

お手数おかけしますの類語と例文をご紹介

「お手数おかけします」という言葉は、感謝やねぎらい、依頼の意味で使える便利な表現です。しかし、いつでも「お手数おかけします」と言うのは、言葉のバリエーションが少ない印象を周囲に与えてしまうかもしれません。「お手数おかけします」の類語としては次の5つが挙げられます。

お手数おかけします 意味 使い方

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1. ご面倒をおかけいたします
2. お忙しいところ恐縮です
3. 恐れ入ります
4. お手間をおかけいたします
5. ご迷惑をおかけいたします

以下では例文をご紹介しますので、ぜひその場に応じた言葉を使うようにしていきましょう。

1. ご面倒をおかけいたします

相手に手間をかけることになる場合は、「お手数おかけします」の代わりに「ご面倒をおかけいたします」と表現することができます。「お手数」よりも「ご面倒」のほうが面倒で手間がかかるニュアンスがあるため、より相手の苦労を理解してねぎらっている印象を与えることができるでしょう。

・ご面倒をおかけいたしますが、今週中にご返信いただけないでしょうか。
・3番出口を出てすぐのところに弊社があります。ご面倒をおかけしますが、お越しをお待ちしております。
・ご面倒をおかけしますが、裏側にお名前を記入してください。

2. お忙しいところ恐縮です

「ご面倒をおかけいたします」よりもさらにへりくだった様子を表現したい場合は、「お忙しいところ恐縮です」という言葉を使用することができます。「恐縮する」のは少し大げさだと思われるときは、「お忙しいところ申し訳ありません」なども使えるでしょう。

・お忙しいところ恐縮ですが、明日のこの時間にお電話をいただけないでしょうか。
・こんなに丁寧に作業をしてくださって、お忙しいところ恐縮です。
・お忙しいところ申し訳ありませんが、メールを開いて、ご確認いただけないでしょうか。

3. 恐れ入ります

よろしくお願いいたしますの意味で「お手数おかけします」を使う場合や感謝の意味合いで「お手数おかけします」を使う場合は、「恐れ入ります」という言葉で置き換えることもできます。より相手にへりくだる意味合いをプラスしたいときには、「恐縮です」と表現することもできるでしょう。

・恐れ入りますが、明日までにこちらの資料をご確認いただいて、ご返信ください。
・わざわざご連絡いただき、恐れ入ります。
・隅々までご準備いただきまして、恐縮です。

4. お手間をおかけいたします

「お手数おかけします」とほぼ同義の言葉として、「お手間をおかけいたします」を挙げることができます。ただし、「お手数」よりは「お手間」のほうがより具体的な面倒や苦労を想起させるため、感謝というよりは相手の苦労をねぎらったり依頼したりする場面で使うことができるでしょう。

・お手間をおかけいたしますが、こちらに来ていただけませんか。
・こちらの文書は捺印してから白封筒に入れてください。お手間をおかけいたします。
・お手間をおかけいたしまして、申し訳ありません。今後はこのようなことがないように注意いたします。

5. ご迷惑をおかけいたします

相手に迷惑がかかるだろうなと思われる場面や、面倒な手間をかけると思われるときには、「お手数おかけします」の代わりに「ご迷惑をおかけいたします」と表現することができます。ただし、実際に相手の迷惑にはならない場面で使うと嫌みな印象を与えてしまうので、本当に相手にとって迷惑かどうか考えてから「ご迷惑をおかけいたします」と言うようにしましょう。

・ご迷惑をおかけいたしますが、明日はエレベーターではなく階段でお越しください。
・ただいまインターネットの接続が悪くなっております。ご迷惑をおかけいたしますが、しばらくお待ちいただいてから再度アクセスしてください。
・何度もご連絡いただきましたこと、誠にご迷惑をおかけいたしております。

お手数おかけしますを使うときの注意とポイント

感謝やねぎらいなど多様な場面で使用できる「お手数おかけします」ですが、「簡単な頼みごとには使わない」ように注意が必要です。またより丁寧にしたい場合は「すみません、申し訳ありません」と繋げるとよいでしょう。ここからはシーン別に「お手数をおかけします」を使う場合の注意とポイントを解説します。

お手数おかけします 意味 使い方

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また、相手から「お手数かけします」と言われた場合の返答も紹介するので参考にしてください。

1. 簡単な頼み事には使用しない

相手に依頼するときに「お手数おかけします」という言葉を使用することができますが、あまりにも簡単な頼み事に使用するのはおすすめできません。

例えば同僚に「切手を貼っておいて」と頼む場面で「お手数おかけしますが、切手を貼ってください」と言うならば、「切手を貼るくらい、そんな手間ではないのに。私にとっては切手を貼るのも大変なことって言いたいのかな?」と誤解させてしまいかねません。

また、他人行儀な印象を与えることもあるため、同僚や友人、家族にも使用しないほうが良いでしょう。

2.「すみません」等をつなげるとさらに丁寧

「お手数おかけします」も丁寧な表現ですが、「すみません」や「申し訳ありません」をつなげるとさらに丁寧な表現になります。

「すみません、お手数おかけしますが、このシートの書き方を教えていただけないでしょうか」と言えば、相手に手間をかけてしまうことを恐縮しつつ、お願いを聞いてほしいという真摯な思いが伝わるでしょう。

3. 返事のバリエーションも覚えておこう

相手に「お手数おかけします」と言われたときは、そのままスルーするのは失礼にあたることもあります。相手がどのような意味で「お手数おかけします」と言ったのかを考えて、次のように返事をしてみましょう。

・ついでですので、手間ではありませんよ。
・構いませんよ。お気になさらないでください。
・とんでもないです。いつもお気遣いいただきありがとうございます。

「お手数おかけします」を一言付け加えよう

何かを頼むときやお礼の気持ちを伝えたいとき、また、迷惑をかけてしまうことが分かっているときは、「お手数おかけします」の一言を付け加えるようにしましょう。身近なフレーズですが、相手の苦労をねぎらったり感謝の気持ちを表現したりすることができます。

「ご面倒をおかけします」などのバリエーションを覚えておくと、語彙が豊富なイメージも与えつつ、へりくだっている気持ちを表現することができるでしょう。

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