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2021.06.07

「すみません」が正解、「すいません」はくだけた言い方!ビジネスメールでの使い方をご紹介

「すみません」は「すいません」がなまった言葉で、よりくだけた印象を与えます。「すみません」や「すいません」はどのようなシチュエーションで使うことができるのか、また、使わないほうが良い場面についても解説します。

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【目次】
 ・「すみません」と「すいません」の違いと注意点は?
 ・「すみません」の3つのシチュエーションと例文
 ・「すみません」を使わないほうが良い場面
 ・「すみません」のニュアンスをメールで伝える方法
 ・「すみません」や「すいません」以外の言葉も使ってみよう

「すみません」と「すいません」の違いと注意点は?

「すみません」は「すいません」が発音しやすいように転化した言葉です。使用する際にはどのような点に注意すべきか見ていきましょう。

すみません すいません

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■「すいません」はイ音便のよりくだけた言葉

「すいません」は「すみません」がイ音便になったものという説があり、よりくだけた表現です。「すみません」は漢字では「済みません」と表記します。一方、「すいません」は「すみません」にイ音便が起こって生じた言葉です。そのため、「すいません」は「すみません」が転化した言葉と言えます。正しい言葉を意識して使いたい方は「すみません」と言うようにしましょう。

なお、音便とは、文法的に正しい元の言葉から発音しやすい言葉へと変化することです。例えば「書く」という言葉を連用形にする場合は「書いて」となりますが、これは本来ならば「書く」+「て」=「書きて」のところ、言いやすいように「き」が「い」に変化するイ音便になっています。

イ音便が使われる場合、元々の言葉、この場合ならば「書きて」は使用されなくなることが一般的です。しかし、「すいません」に関しては元の言葉である「すみません」はなくなってはいません。「すいません」と同様に「すみません」と言うこともあるため、正確な意味ではイ音便は起こっていないという意見もあります。そのため、「すみません」が「すいません」になったのは、イ音便ではなく単になまっているだけと考える方も少なくありません。

■「すんません」はくだけた関西弁

「すみません」の意味で関西圏では「すんません」と言う言葉が使われることもあります。しかし、実際のところは関西でもそこまで使われている表現ではありません。気心が知れた間柄、また、すこしふざけた感じをあえて表現するときにだけ使うことが一般的です。

非常にくだけたニュアンスがあるため、あまり使い慣れていない方は使わないほうが無難でしょう。特に関西弁を流ちょうに話すことができない人が「すんません」と言うと、相手の発音や方言をからかっているような印象を与えてしまうことがあります。

※どちらも口語なのでメールでの使用は不可

「すみません」も「すいません」も、丁寧な言葉ではありますが口語のためメールや手紙などの文章では使用してはいけません。文章ではなく言葉で謝るときなどに「すみません」や「すいません」を使うようにしましょう。

※目上の人に使わないほうが良い

「すいません」は「すみません」がなまった言葉とする意見もあるため、丁寧な表現ではあっても目上の人に使わないようにしましょう。また、「すみません」自体、少々軽いニュアンスがあるため、あまり真剣な印象を与えません。「すいません」と同様、目上の人には使わないほうが無難です。

「すみません」の3つのシチュエーションと例文

「すみません」にはいくつかの意味があります。その中でも主な3つの意味を、「謝るとき」「感謝するとき」「クッション言葉として使うとき」のシチュエーションに分けて見ていきましょう。

すみません すいません

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<謝るとき>

「すみません」は謝るときに使うことができます。ただし、「すみません」という言葉自体が軽いニュアンスがあるため、軽く謝るときに使われることが一般的です。例えば次のように使うことができるでしょう。

・すみません。そこは私の席なんです。
・すみません。通路を通りますので端に寄ってください。
・ついうっかりとしていました。すみません。

<感謝するとき>

「すみません」は感謝するときにも使える言葉です。「すみません」には謝るニュアンスもあるため、感謝の気持ちに加えて手間をかけさせたことに対する申し訳なさを込めたいときにも使えるでしょう。

・本当にすみません。助かりました。
・こんな素敵なプレゼントをいただいて、すみませんでした。
・お手数をおかけし、本当にすみませんでした。

<クッション言葉として>

特に意味がなく言葉を円滑に紡ぐためのクッション言葉としても「すみません」は使用できます。例えば、いきなり質問するのは不躾だと感じる場合などに、「すみません」という言葉を投げかけて、本題に入ることができるでしょう。

・すみません、交番はどこにありますか。
・すみません、私を呼びましたか。
・すみません、そろそろ上映時間なのでお静かにしてください。

「すみません」を使わないほうが良い場面

「すみません」は、謝罪や感謝、また、不躾な表現を避けるためのクッション言葉としても使える便利な言葉ですが、ふさわしくない場面もあります。「すみません」という言葉を避けたい4つの場面について見ていきましょう。

すみません すいません

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就活の場面

就活の場面では「すみません」は使わない方がよいでしょう。「すみません」は便利な言葉だからこそ、いい加減な印象を与えてしまうことがあります。例えば、感謝すべきなのか謝罪すべきなのかを考えるのが面倒なためにとりあえず「すみません」と言っているのではないかと疑われることもあるでしょう。

特に就活の場面では、面接官たちは採用希望者の言葉の選び方から能力や性格を見抜こうとしているため、安易に「すみません」を連発していると、思慮の浅い印象を与えかねません。感謝すべき場所では「ありがとうございます」、謝る場面では「本当に申し訳ございませんでした」と分かりやすく丁寧な言葉を使うことで、安易に言葉を選んでいないことを示しましょう。

取引先との会話

取引先との会話でも「すみません」を多用しないようにしましょう。取引先と会話するときも、ちょっとした言葉の使い方から「賢い人なんだな」という印象を与えることができますが、反対に「適当な言葉ばかり使う人だな。あまり深く考えずに仕事をしているのかもしれない」というマイナスの印象を与えてしまうことがあるでしょう。

「すみません」という言葉はあまりにもありふれた言葉のため、一度二度程度ならば特に印象が残ることはありませんが、会話の中に何度も使ってしまうと、「すみません、すみませんばかりで、言葉に気持ちがこもっていない」と受け取られてしまうことがあります。特に「すみません」が口癖のようになっている人は、取引先と会話するときは「すみません」を連発しないようにしていきましょう。

ビジネスメール、メール

「すみません」は口語表現のため、メールで使うことは好ましくありません。特にフォーマルな意味合いのメールやビジネスメールでは、「すみません」という言葉は使わないようにしましょう。

相手にお願いをするときは「すみませんが」ではなく「御足労をおかけしますが」や「ご面倒をおかけいたしますが」などの表現を代わりに使うことができます。また、謝る場合は「深く反省しております」などがふさわしい場合もあるでしょう。感謝する場合は「多謝いたします」や「深く感謝しております」などを使用することもできます。

職場全体でNGのこともある

職場によっては、仲間内であっても「すみません」という言葉がNGのこともあります。上司が個人的に「すみません」や「すいません」という言葉を好まないケースもありますが、普段から「すみません」という言葉を使わないように意識することで、取引先との会話や電話口でとっさに「すみません」と口走ってしまうことを回避する効果も期待できるでしょう。

「すみません」のニュアンスをメールで伝える方法

「すみません」は感謝と謝罪のどちらのニュアンスもある言葉ですが、フォーマルな表現とは言えないため、メールで使用するのはやめましょう。メールで感謝の謝罪の気持ちを伝えたいときは「深謝いたします」、感謝したいときは「ありがとうございます」と書きましょう。

すみません すいません

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■謝るときには「深謝いたします」

本当に迷惑をかけてしまった場合や、良くないことをしてしまった場合には、「深謝いたします」が適しています。「深謝いたします」以外にも、謝罪の気持ちがストレートに伝わる言葉を選ぶようにしましょう。例えばビジネスの場面では、次のような表現で謝ることができます。

・深謝いたします。
・本当に申し訳ございませんでした。
・陳謝いたします。
・心よりお詫び申し上げます。

迷惑の度合いが低い場合は、もう少しカジュアルな表現で謝ることができるでしょう。

・失礼いたしました。
・申し訳ございません。

■感謝するときには「ありがとうございます」

相手に感謝の気持ちを伝えるときや、相手の骨折りに対してお礼の気持ちを伝えるときには、「ありがとうございます」というシンプルな表現が適しています。「すみません」ではなく感謝の気持ちがより分かりやすく伝わる言葉を選びましょう。ビジネスの場面では、次の言葉で感謝を伝えることができます。

・ありがとうございます。
・恐れ入ります。
・お礼の言葉もありません。
・恐縮です。

「すみません」という言葉には感謝と謝罪だけでなくクッション言葉の意味もあるため、本当に心から感謝をして「すみません」と言っても、相手にはクッション言葉として使っていると誤解されてしまう可能性があります。感謝の気持ちを持っているということをストレートに伝えるためにも、「ありがとうございます」などの分かりやすい感謝の表現を使うようにしましょう。

「すみません」や「すいません」以外の言葉も使ってみよう

「すみません」は便利な言葉ですが、その便利さ故に多用され、軽いニュアンスを与えてしまいかねないという欠点があります。軽い気持ちで謝罪や感謝を示すときには使っても問題はありませんが、心からの謝罪や感謝を示すときには別の言葉を選ぶほうが良いことも少なくありません。シチュエーションや感情に合う言葉を選び、相手に不快感を与えないようにしていきましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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