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2021.05.24

相手の気遣いに対する感謝を表す「ご心配ありがとうございます」|正しい使い方と注意点

社内外を問わずビジネスシーンで多用される「ご心配ありがとうございます」は、相手の気遣いや思いやりに対する感謝の意が込められています。感謝する場面だからこそ、誤った使い方は避けたいですね。「ご心配ありがとうございます」を正しく使い、感謝の気持ちを適切に表現しましょう。

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【目次】
 ・「ご心配ありがとうございます」の意味と使い方・注意点
 ・「ご心配ありがとうございます」のシーン別の使い方
 ・「ご心配ありがとうございます」の類語をご紹介
 ・「ご心配ありがとうございます」の英語表現は?
 ・「ご心配ありがとうございます」を使って感謝を表そう

「ご心配ありがとうございます」の意味と使い方・注意点

「ご心配ありがとうございます」は、相手が心配してくれたことに対して感謝する言葉です。「ありがとうございます」と一言で済ませるよりも「相手の気持ちに応えて返答している」という印象が加わります。せっかく気遣ってくれた相手に対して失礼な態度とならないように、「ご心配」の意味や使い方、注意点を確認しましょう。

ご心配ありがとうございます

(C)Shutterstock.com

■「ご心配」は相手の気遣いや思いやりを指す

「ご心配」は、相手が自分に対してしてくれた気遣いや思いやり、心配りを指します。それに対して「ご心配ありがとうございます」と返すことは最低限のマナーとも言えるでしょう。

また、「ご心配」は何か不安や心配なことがあるときに使用されます。相手の気持ちを和らげるためにも、極力早めに返信・返答すると良いでしょう。

■感謝の気持ちを丁寧に伝える

「ご心配ありがとうございます」の後に、相手が心配してくれた事柄に対する状況や進捗について一言添えると、感謝の気持ちを丁寧に伝えられます。例えば、体調を心配してもらった場合は「お陰さまで体調も良くなりました」と付け足すことで、相手に安心感を与えることができるでしょう。

また、相手への配慮を示すクッション言葉の使用も効果的。「ご心配ありがとうございます」の前に置けるクッション言葉としては、「ご多忙中(お忙しい中)にもかかわらず」が代表的です。

■「ご心配頂き」「ご心配賜り」が丁寧な表現

「ご心配ありがとうございます」をより丁寧に言う場合は、「ご心配いただきありがとうございます」や「ご心配賜りましてありがとうございます」とすると良いでしょう。ただし、「ありがたいものを頂戴する」という意味のある「賜り」は大袈裟な表現にならないように注意が必要です。取引先や上司など、自分との関係性によって使い分けをし、自然な言葉遣いになるようにしましょう。

「ご心配ありがとうございます」のシーン別の使い方

「ご心配ありがとうございます」は主に、病気やケガの心配と事故や災害の心配をしてもらったときに使われます。クッション言葉や状況を説明する一言を加えながら、それぞれどのように返信・返答すべきか確認しましょう。

ご心配ありがとうございます

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1. 体調不良やケガを心配してもらったとき

病気やケガをした場合などに体を気遣う言葉をかけられた際には、以下のように感謝の気持ちと回復具合を伝えると丁寧です。

・「ご心配ありがとうございます。お陰さまで体調も良くなり、明日から通常出社できそうです。」

ただし、体調が優れなかったり返信をするどころではなかったりして、やむを得ず返信が遅くなることもあり得ます。その場合は連絡ができる状況になってから、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

2. 事故や災害の影響を心配してもらったとき

事故や災害に見舞われた場合、取引先からは社員の安否を心配する連絡が来るかもしれません。心配してもらっている状況について、可能な範囲で状況を伝えると共に、同社への影響の有無も併せて伝えると丁寧です。

・「ご心配いただきありがとうございます。幸い、弊社は社員、工場共に無事でした。ご注文いただいております商品は予定通り、明日出荷予定ですのでご安心ください。」

「ご心配ありがとうございます」の類語をご紹介

「ご心配」と同様によく使われる類語が、「ご配慮」「お気遣い」「お心遣い」という言葉です。「ご心配」に言い換えて使えるものもあれば、使い方やニュアンスが異なるものもあります。それぞれの意味や使用シーンを確認しましょう。

ご心配ありがとうございます

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1. ご配慮ありがとうございます。

「ご配慮ありがとうございます」は「ご心配ありがとうございます」と同様に相手の気遣いや思いやりへの感謝を表します。しかし「ご配慮」は言葉のみならず、相手が思いを巡らせ、具体的に何かしらの行動(配慮)をしてくれたことに対して使うのが一般的です。次のような場合に使えます。

・取引先がこちらの繁忙期を避けて訪問スケジュールを組んでくれた場合
・部署異動に伴い、職場の上司や同僚が歓迎会を開いてくれた場合

2. お気遣いありがとうございます

「お気遣いありがとうございます」は、相手が自分に対して気を遣って何かをしてくれることへの感謝を表します。どちらかと言うと、言葉をかけたり、さりげなく相手を気遣う行動をしたりする際に用いられることが多いです。

・具合が悪いときに、同僚が体調を気遣う言葉をかけてくれた場合
・結婚に際して、職場の仲間がお祝いの言葉をかけてくれた場合

3. お心遣いありがとうございます

「お心遣いありがとうございます」は、「お気遣いありがとうございます」と同様に、自分への気遣いや思いやりに対する感謝を表します。ただし「お心遣い」が使われるのは、「お気遣い」よりもさらに心がこもっているときや、「ご配慮」のように具体的な行動が伴っているときです。ご祝儀や心付けなどを指すこともあります。

・家族の体調不良を知り、早く帰れるように同僚が仕事を代わってくれた場合
・結婚に際して、職場の仲間がご祝儀を用意してくれた場合

「ご心配ありがとうございます」の英語表現は?

海外とのビジネスにおいて英語メールは必須です。顔が見えない相手だからこそ、細かな気遣いに対するお礼は忘れずに伝えたいですね。「ご心配ありがとうございます」の英語表現を覚えて、より円滑なコミュニケーションがとれるようにしましょう。

ご心配ありがとうございます

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■“concern”や“worry”を使うのが一般的

「心配」を英語にするときは、“concern”や“worry”を使うのが一般的です。考慮や配慮を意味する”consideration”の使用も適しています。また、思いやりある様子や親切な様子を意味する”kind”(形容詞)や”kindness”(名詞)を使うのも良いでしょう。

■英語のビジネスメールで使える例文をご紹介

英語で感謝の意を伝えるときは、”Thank you (Thanks) for ~.”や”I appreciate ~.”とするのが自然です。前者の方がカジュアル、後者の方がフォーマルな表現なので、相手によって使い分けることもできます。また、感謝の度合いや状況に応じて”very much”や”so much”、”truly”や”highly”を加えると良いでしょう。

【例文】
・Thanks for your concern.
(ご心配ありがとうございます)
・Thank you so much for worrying about me.
(ご心配いただきありがとうございます)
・Thank you very much for your consideration.
(ご配慮いいただきありがとうございます)
・I truly appreciate your kindness.
(お心遣いに心から感謝いたします)

「ご心配ありがとうございます」を使って感謝を表そう

「ご心配ありがとうございます」は相手の気遣いや心配りに感謝する表現です。せっかく気遣ってくれた相手に失礼のないよう、相手の心配を和らげる一言やクッション言葉を用いると良いでしょう。

類語表現の「ご配慮」「お気遣い」「お心遣い」はそれぞれ少しずつニュアンスが異なります。違いを理解し、適切に使い分けることで、正しく「ありがとう」の気持ちを伝えましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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