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2021.05.30

「先日」とはいつまでを指す言葉?正しい使い方や類語、英語表現をご紹介

 

「先日」とは「この間」という意味で、ビジネスでも日常会話でも使用できる便利な言葉です。しかし、あいまいさも含んでいるため、正しく使用しないと誤解が生じる可能性があるので注意が必要です。そこで今回は、「先日」の正しい使い方などについて解説します。

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「先日」とは「この間」のこと。正しい意味とともに解説

「先日」は「せんじつ」と読みます。「この間」という意味で、「先日はありがとうございました」「先日の会議で審議した件」など、ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも使用できる便利な言葉。

先日 いつまで

(C)Shutterstock.com

「先日」は、「この前」とも言い換えが可能です。しかし「先日」のほうがきっちりとした印象を与えるため、「この前」よりもビジネスシーンではよりふさわしいでしょう。ここでは、「先日」の詳しい意味とニュアンスについて解説します。

■「先日」はいつまで?意味を解説

「先日」を辞書で引くと、「近い過去のある日。このあいだ」と記載されています。
※出典 goo辞書「先日」より抜粋

つまり、過去の日のなかでも「近い過去の、特定しない日」という意味です。「この間」とも言え、明確に日付の特定はできないあいまいさがあります。会話のなかで「先日」に該当する日が複数ある場合には、日付などで特定するようにしましょう。

■「先日」とはどのくらい前なのか定かではない

「先日」に含まれる範囲は、感覚的なものになり、人や状況によってどれくらい前なのかが違います。このため、場合によっては誤解が生じてしまい、話が食い違ってしまう可能性があるので注意が必要です。

一般的に「先日」は、短くて3日前、長くて1ヶ月程度前までの意味合いで使用されます。1〜2日前の場合には「昨日」「一昨日」を使う場合が多く、逆に1ヶ月以上前であれば「先月」と言い表すことが多いでしょう。このことから、先日の範囲は3日前から1ヶ月程度前までといえます。

「先日」を使うときの4つの注意点

「先日」は日付を特定しないため、正しく使用できれば便利な言葉です。しかし、注意をして使わないと、場合によっては意思の疎通ができなくなります。特にビジネスシーンでは、話の食い違いが大きな問題になってしまう可能性があるので、使い方には気をつける必要があるでしょう。

先日 いつまで

(C)Shutterstock.com

ここでは、ビジネスシーンで「先日」を使うときの4つの注意点についてご紹介します。4つのポイントをおさえておけば、話が食い違う可能性を減らせるため、しっかりチェックしましょう。

1. 近い過去を指す場面では「つい先日」を使う

3日〜1週間前など、先日の範囲の中でもとくに近い過去の出来事を示したいときには、「つい先日」としたほうがより正確に伝わります。

「つい」とは「時間・距離などがごくわずかであるさま。ほんの。すぐ」という意味です。このため、「つい先日」は「ほんの少し前のある日」という意味になり、より近い過去の日を連想させます。「つい先日」としたほうが、相手と時間的なイメージを共有しやすくなるでしょう。

【例文】
・つい先日、◯◯さんとお会いしました。
・桜が開花したのは、つい先日です。

2.「昨日」は「先日」に含まれない

「先日」は「この間」という意味で、近い過去を示す言葉ですが、「昨日」は「先日」に含まれません。「先日」とあいまいにするよりも「昨日」としたほうが明確に相手に伝わります。

「昨日」のことを説明したい場合には、そのまま「昨日」と伝えましょう。同じように、「一昨日」も先日に含まれない場合が多いため、「一昨日」にも「先日」は使わず、「一昨日」と言うのがおすすめです。

3. ビジネスでは詳細を付けて伝える

ビジネスシーンでは、日付の誤解が大きな問題に発展する可能性も少なくありません。このため、詳細の情報を添えたほうが相手に明確に伝わります。また、ビジネスでは相手がメールや書面をすぐに読んでくれるとは限りません。1週間後に確認する場合もあるでしょう。

日付の認識を合わせるためにも、ビジネスでは「先日の◯◯会議の件ですが」のように、先日のどの件について伝えたいのかを明確にしたほうが、誤解を生まずにスムーズに話ができる場合が多いです。

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