悪口ばかりの職場にうんざりしたときの対策
悪口で溢れた雰囲気の悪い職場には、うんざりですよね。転職を考えてももちろんよいですが、まずその前にできる対策を講じてみましょう。
悪口だけスルーする
同じ職場で働いている限り、悪口ばかり言う人を無視するのは得策ではありません。まずは、話している中で悪口や文句などネガティブな話題が出たらそこだけスルーして、通常の会話を続けてみましょう。理解力のある人なら、「この人に悪口を言っても無駄」だとあきらめてくれるでしょう。
相槌を打たない
悪口や文句には、適当な相槌を打たないように気を付けましょう。何かトラブルになったときに、一緒に悪口を言っていた人として巻き込まれる恐れがあります。特にLINEなどは、後々トラブルの元になりやすいので要注意です。
無理にでも褒めて、承認欲求を満たしてみる
承認欲求から人の悪口を言っている人には、とにかく褒めて褒めて承認欲求を満たして、様子を見てみましょう。ただ、それで悪口がなくなれば大成功ですが…勘違いしてマウンティングしてくる可能性もありますので、褒めるのにもさじ加減は必要です。
ポジティブな言葉で攻める
悪口や文句を言ってくる人には、ポジティブな言葉で攻めましょう。こちらがネガティブな言葉にうんざりなように、相手はポジティブな言葉にうんざりしてあなたの前では悪口や文句を言わなくなるかもしれません。
因果応報…職場で悪口ばかり言っていた人の末路
「因果応報」という言葉に表されるように、悪口は悪口となって返ってくるのです。悪口や文句ばかり言う人の末路は、人も去り、運気も下がりと良くないことばかりです。
信頼を失う
悪口や文句ばかり言っていると、信頼を失うことになります。職場では「あの人に頼んでも、文句ばかりだし」と思われ、違う人に仕事が渡ることも。結果的に、渇望している評価の場すら失いかねません。
協調性がないという評価が下される
人の悪口ばかり言っていると、同僚と協力して仕事を進めることができないと判断されてしまいます。協調性は、職場では重要視される能力です。悪口ばかり言っているなら、自然と評価が下がっても仕方がないでしょう。
悪口が自分に返ってくる
「因果応報」という仏教用語が示すように、悪口はいつかは自分に返ってきます。その場でのストレスは多少発散されるかもしれませんが…その後を考えると、悪口を言って良いことなどひとつもありません。
よくある質問
職場で悪口を言う人に困っている方は、こちらの回答をぜひ参考にしてください。
Q1. 職場でいちいち文句を言う人には、どう対処すればいいですか?
建設的でない文句は聞き流し、深入りしないのが大切です。「そうなんですね」と受け流したり、具体的な改善策を尋ねたりして、客観的な視点を促しましょう。
また、意識的にポジティブな話題に転換するのも有効です。度を超えた文句やハラスメントの場合は、上司や人事部に相談することも検討しましょう。自分の心身を守ることを第一に、無理のない範囲で対処することが重要です。
Q2. 悪口ばかりの職場は辞めたほうがいいですか?
悪口が蔓延する職場は精神的な負担が大きいため、改善の見込みがあるか、自身の精神状態はどうか、また、キャリアへの影響はあるかなどを考慮して判断しましょう。
もし現状に強い不満があり、心身の健康が損なわれていると感じるなら、転職も選択肢のひとつです。より健全な環境で働くことは、自分の能力を最大限に発揮するためにも大事ですので、ご自身の状況をよく見つめ直してください。
最後に
- 悪口ばかり言う人は、承認欲求が強かったり、自分と他人を比較してしまいがち。ストレスがたまっている可能性も高い
- 悪口ばかりの職場では、なるべくスルーして相槌は打たず、ポジティブな言葉をかけてあげると良い
- 悪口ばかりの人は信頼性が低く、協調性がないという評価を下されやすいため要注意
悪口や文句ばかり言っている人はネガティブなパワーが強く、一緒にいると、仕事がはかどらないばかりか、運気も下がってしまいます。険悪にならないように適度な距離を保ちながら、上手く付き合っていきたいものですね。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。https://domani.shogakukan.co.jp/
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