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2024.03.22

「蛙化現象」とは? 意味や由来、陥りやすい人の特徴と克服方法

 

スキンシップが嫌になる

愛情を持つ者同士であれば、お互い「相手に触れたい」と思うのは自然なことでしょう。しかし、蛙化現象に陥ると、スキンシップを嫌い、「ちょっとでも触れられたら寒気がする」と思ってしまうところがあります。相手のことを生理的に嫌だと感じるなら、それは「蛙化現象」のサインかもしれません。

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自己嫌悪に陥る

「蛙化現象」に陥ると、相手だけでなく自分に対しても嫌悪感を抱きます。「こんな気持ちになってしまい、相手に申し訳ない…」「自分から好きになったのに、騙したみたい」と感じて、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。

「蛙化現象」の原因

片思い中は、相手のすべてが好きで「恋は盲目」といわれる状態。その状態から付き合いが始まると、想像と現実とのギャップが生まれて落胆することもあるでしょう。そのギャップこそが、相手に嫌悪感を持つ原因になるといわれています。そしてそれは、「理想のパートナーを選ぶ」という人間の本能からくるものだとする説があります。

青空とハート

(c) Adobe Stock

蛙化現象を感じやすい相手の行動例

「蛙化現象」に陥るきっかけとして多いのは、相手の行動です。好きな人のささいな言動が気に障り、気持ちが冷めてしまうということも。どのような行動が該当するのか、見ていきましょう。

店員に対する態度が横柄

ショップなどの店員に対する態度がよくないと、気持ちは一気に冷めてしまうでしょう。横柄な態度をとる姿を見てしまったら、「人によって態度を変える人」「人を見下す人」「えらそう」「謙虚さがない」と捉えてしまいますよね。

店員に対する相手の態度をチェックする人は多いものです。相手の素が見えやすいシチュエーションであるため、人間性を垣間見ることができるからでしょう。店員に対する態度が横柄なのは、本当はそういう人だから。そんな風に捉えて気持ちが冷めてしまうのかもしれません。

食べ方が汚い、マナーが悪い

食べ方やマナーがなっていない場合も、印象を悪化させる可能性があります。姿勢を整えて食べる、お箸やカトラリーを正しく持つ、「いただきます」「ごちそうさま」がきちんと言える、周囲に気を配りながら食べることができるなどは、クリアして欲しいと思う人が多いかもしれませんね。

また、マナーを心得ているかどうかも、チェックのポイントになるでしょう。最低限きれいに食べる、マナーを守るというのは、相手を気遣う気持ちから生まれるもの。それができないのは、自分のことしか考えていないからだと思われる可能性もあります。

言動がわがままで自己中心的

約束やルールを守れない。相手の状態を考えずに言いたいことを言う。自分の話ばかりする。相手にこのような言動が見られると、がっかりする人は多いはず。他人のことを思いやれない自己中心的な性格の人に見えるからです。そのような人と一緒にいるのは、苦痛以外にないでしょう。

誰かと信頼関係を築くには、相手を思いやることが必要であり、それが基本です。その気持ちがあれば、上記のような言動はしないでしょう。

あいさつができない、目を見て話せない

あいさつができない、「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない、返事ができないなども、相手を幻滅させるでしょう。また、相手の目を見て話すことができないのも信頼を損ねることにつながります。

これらは「できて当たり前」と考える人が多いですが、できない人は意外と多いもの。上記の中に苦手と感じることがあれば、普段から意識して行動するようにしたいですね。

身だしなみが整っていない

身だしなみが整っておらず、清潔感に欠けるのも考えものです。華美にする必要はありませんが、髪や肌を整え、清潔な衣服を身につけるのは相手に対する心遣いの一つ。アイロンのかかった服を着る、靴をきれいにしておく、肌や髪を清潔に保つことで、身だしなみは整いますから、誰かと会う前はとくに注意を払いたいですね。

また、ファッションも大切です。清潔にしていたとしても、場にそぐわない服装は避けたいところ。TPOやシチュエーションに合わせたファッションを意識したいですね。

陥りやすい人の特徴とは? 

「蛙化現象」は、特に若い女性に多いとされています。「蛙化現象」に陥りやすい人の特徴を見ていきましょう。

恋愛経験が少ない人

恋愛経験が少ない人は、恋人同士のコミュニケーションについての理解が乏しく、スキンシップも苦手かもしれません。その影響で、「相手とどう付き合ったらいいのか分からない」と不安を感じやすいでしょう。不安が勝ち過ぎると、相手を遠ざけたい気持ちや嫌悪感に変わる可能性があります。

自己評価が低い人

自己評価が低い人は、相手が自分を好きだと言うことをなかなか信じることができません。「あの人が私を好きだなんてあり得ない」「ひょっとして騙されている?」などの疑念がわき、「蛙化現象」を引き起こすことがあるでしょう。

理想が高く、夢みがちな人

恋愛に強いこだわりや理想がある人は、「蛙化現象」に陥ることが多いタイプ。自分が理想とする王子様像を相手に当てはめて、勝手に夢を見てしまいます。しかし、現実と理想は異なるもの。理想の王子様像とは異なる人だと感じたら、「私の理想とは違う」と気持ちが冷めてしまうのです。

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ラブラブな人

(c) Adobe Stock

蛙化現象を克服したいときはどんな方法がある?

「蛙化現象」に悩む人は多いと言われています。ここからは、「蛙化現象」を克服する方法や、「蛙化現象」に陥ってしまったお相手との付き合い方を紹介していきます。

交友関係を広げてみる

蛙化現象の原因となることの一つに、相手の言動や考え方を理解できないことが挙げられます。さまざまな人と交流していくと、スムーズにコミュニケーションをとるポイントをつかみやすくなるでしょう。好きな人への接し方や言動についても、自然と理解できるようになるはずです。

自分を肯定する

自分は愛される存在であり、自分も相手を大切にできると考えるようにします。そこに根拠は必要ありません。愛されることに理由は要らないということを把握し、自分や周りが存在することに感謝します。

相手が好意を示してくれたら、それを否定せず受け入れてください。相手の気持ちに感謝するとともに、「それだけ私は魅力的なんだ」と思いましょう。

相手のいいところを見つける

「蛙化現象」が生じると、相手の嫌なところばかり注視しがち。そうなりそうな時は、もともと相手のどこに魅力を感じていたのかを思い出してみては? 相手のいいところや、相手がしてくれたことでうれしかったことなどを探してみましょう。それを繰り返せば、相手への感情も変わっていくかもしれませんよ。

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