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2021.11.16

【皮膚科医監修】子どもの痛い深爪を治したい。改善方法と治すためにできることとは?

深爪になる原因は、「間違えて短く切り過ぎてしまうケース」と「子ども自身に爪のかみ癖があるケース」に分けられます。改善方法はそれぞれ異なるので、まずはどちらに当てはまるかをチェックした上で、適切な解決策を試してみましょう。

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【目次】
 ・深爪とは?何が原因でなるの?
 ・子どもの深爪を改善する方法
 ・子どもの深爪を治すためにできること

深爪とは?何が原因でなるの?

深爪とは、指先の皮膚ギリギリや、爪の下面が接している「爪床」と呼ばれる部分にまでしか爪が伸びていない状態を指します。深爪になる原因を知り、対策をしましょう。

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爪を短く切り過ぎる

爪をあまりにも短く切り過ぎてしまったり、やすりで削り過ぎてしまったりすると、深爪になります。「爪の白い部分を全て切る」のが正しいと思っている人は多いですが、これは深爪の原因となる誤った認識です。指の先端と同じ程度を目安に切ることが大切なのです。

深爪になる仕組みは、爪と皮膚のバランスにあります。爪の両サイドの溝は、爪と皮膚との境界線になっており、爪を深く切り過ぎてしまうと境界線が曖昧になり、皮膚が盛り上がってくるのです。この盛り上がった皮膚が爪の成長を妨げ、盛り上がる方向に力が加わるため、痛みを伴うようになります。

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かみ癖がある

つい爪をかむ癖があると、爪はどうしても短くなってしまい、結果的に深爪になりやすくなります。爪をかむ癖は無意識のケースが多いため、自力で直すのは難しいでしょう。また、子どものころからの癖が治らず、大人になってもそのままというケースもあります。

爪をかんでしまう癖の背景には、ストレス・苛立ち・フラストレーションなどがあり、爪をかむことで気持ちが落ち着くのだともいわれています。

とはいえ、かむのを禁じるとそれがストレスになってしまうこともあるので、頭ごなしに否定するのは避け、ほかのことに意識を向けるように誘導するなどの対策が必要です。

爪が柔らかい

子どもの爪は、大人に比べて柔らかく、変形しやすいです。栄養状態に問題がなくても、ぶつけたり引っ掛けたりするだけで、割れたり二枚爪になってしまうことがあります。大人にとっては些細に思える外的刺激にも、子どもの爪は弱い場合があるので注意が必要です。

子どもの深爪を改善する方法

子どもの深爪を改善する方法には、どのようなものがあるのでしょうか?「ネイルファイル」を使う方法をはじめ、改善するための方法を3点紹介します。

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ネイルファイルを使う

爪を切り過ぎないようにするためには、「ネイルファイル(やすり)」を使うのがおすすめです。ネイルファイルを使うと、一気に短く切ってしまうリスクを避けられます。

また、ハサミなどで勢いよく切ってしまうと二枚爪になってしまい、そこから爪が割れて結果的に深爪になる可能性もあります。しかし、ネイルファイルであればその心配もありません。

小さな子どもの爪は柔らかいので、ネイルファイルは爪に負担がかからないように目が粗過ぎないものを選ぶと安心です。加えて、お風呂上がりの爪はさらに柔らかくなっています。子どもの爪に使用する場合は、爪が乾燥しているタイミングを選ぶのもポイントです。

コーティングして補強する

爪を物理的に「固く」し、傷まないようにしてしまう方法もあります。市販のベースコートやトップコートを使えば、爪を自分でコーティングすることができるため、ついかんでしまっても爪が割れることがありません。

また、爪を定期的にコーティングし続けることで、いまは深爪でも徐々に改善していくことが期待できるでしょう。塗り直しの目安は、7~10日に一度です。弱った爪を強化するための「補強専用」の商品もあるので、活用してみましょう。

保湿を欠かさない

爪を丈夫な状態に保つためには、「保湿」が重要になります。爪は固い方が丈夫だと思われがちですが、実は柔軟性がある爪の方が割れにくいのです。

爪専用のクリーム・オイルを塗って、丁寧にケアしましょう。ケアをする際には、甘皮の処理も一緒にしておくと、爪がクリーム・オイルをスムーズに吸収できるようになります。

また、保湿をすると健康的で見た目も美しい爪になり、「かんで形を崩す」ことに抵抗感を抱くようになるなど、心理的な効果も期待できるでしょう。

子どもの深爪を治すためにできること

子どもの爪を健やかに保つためには、どのようにするのがよいのでしょうか?「食生活の面で改善していく方法」と「かみ癖の予防アイテムを使う方法」の2点を紹介します。

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爪に必要な栄養を摂る

子どもの深爪をケアする一つ目の方法は「爪に必要な栄養を摂ること」です。爪は、栄養状態を反映させるバロメーターともいわれています。爪が割れやすかったり、薄くなってしまったりする場合には、栄養不足になっている可能性があるでしょう。

爪の主成分は「ケラチン」というタンパク質なので、動物性・植物性のタンパク質をバランスよく摂取できる食事を心掛けることが大切です。

また、ビタミン類・ミネラル類も爪にとって重要な成分になります。ダイエットをしたがる年齢の子どもの場合、栄養が偏りがちになる可能性があるので要注意です。しっかりと必要な栄養が摂れるように話し合ってみましょう。

かみ癖予防アイテムを使う

爪のかみ癖を予防するアイテムとして「苦味のあるマニキュア」を使用するのもおすすめです。これは、塗っているのを忘れてついかんでしまうと、「苦い」という経験を繰り返すことになるため、爪をかみたいという気持ちを薄れさせていく効果を狙ったアイテムです。このマニキュアを塗り続ければ、子どもが自然と爪をかむことをやめるようになるかもしれません。

 

監修/皮膚科医

泉 さくら

琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。プライベートでは一児の母。
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