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2021.05.19

「泡温泉」好きな日本人と台湾人の決定的違い。「泡温泉」っていったい何?

異国で働くということはまさにカルチャーショックの連続。台湾の航空会社でCAとして乗務していた経験のある有田千幸が、現地で生活をする中で印象に残った中国語や出来事をご紹介します。 連載第50回目は「泡温泉」編。

Text:
有田 千幸
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中国語で「泡溫泉 (Pào wēn quán)」は「温泉に入る」という意味

台湾人は日本人と同じくらい温泉が大好き。台湾も火山国であるが故に島のほぼ全土に温泉が点在しています。

台北市内でいちばんよく知られているのは、良質な温泉が楽しめる「北投溫泉 (Běi tóu wēn quán)」。交通の便がよく、自然も豊かで、近くに宿泊先や食事処、ローカルショッピングを楽しめるところも多く、現地の人にも観光客にも人気の街。私も何度も行ったことがあり、日本統治時代に温泉地として開拓されたこともあってか、どこか懐かしさ漂う不思議な空気感をもった場所です。


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また、アクセスがよい街中に温泉があることで、日本よりも気軽に「我們去泡溫泉吧 (Wǒ men qù pào wēn quán ba)!」と、家族や恋人同士でふらっと温泉を利用することができます。ちなみに「泡溫泉 (Pào wēn quán)」は「温泉に入る」という意味。ここでの「泡 (Pào)」は「浸る」という意味で使われています。その他にも「洗温泉 (Xǐ wēn quán)」といういい方もあります。

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温泉とひと口にいっても、その楽しみ方は国それぞれ

日本で温泉といえば、大衆浴場のイメージが先行しますが、台湾では湯屋 (Tāng wū) と呼ばれる、貸切個室風呂のほうが主流。日帰りの温泉施設に行っても、基本3〜5畳ほどの小さな空間に石造りの湯船と洗い場だけというような殺風景なところが多く、手軽にプライベートな温泉タイムを楽しみたいという人に多く利用されています。ただし、現地の人ばかり行くようなところは、湯船や給水管の使用感、また建物のつくりがローカル感満点なところが多いので日本人にとっては少々ハードルが高いかも。ゆっくりと温泉も食事も楽しみたい人には、温泉旅館のほうがおすすめです。

ちなみに台湾にも混浴というものが存在しますが、基本はみな水着を着て入ります。

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私はこちら未経験なのですが (汗)、聞くところによると地元の年配の方が多く、世間話や情報交換を楽しむ格好の場所なのだとか。

両国とも温泉好きという共通点はあっても、楽しみ方に大きな違いがある「溫泉 (wēn quán)」にまつわるお話でした。

【続】

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official

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