Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 家事

2023.06.13

果肉が黒いアボカドは食べられる!? アボカドの食べ頃を判断するポイントと適切な保存方法

 

アボカドは「森のバター」ともいわれ、なめらかな食感とコクのある味わいが魅力の食材です。しかし、切ってみたら中が黒かった…という経験がある人は多いのではないでしょうか?アボカドの食べ頃を判断するポイントと適切な保存方法を紹介します。

果肉が黒いアボカドは食べられる?

栄養たっぷりのアボカドは、定番のサラダからメイン料理、おつまみまで幅広く活躍してくれる食材です。しかし、切ってみると断面が黒くなっていて、がっかりした経験もあるのではないでしょうか。これは傷んでいるのか、食べても大丈夫なのか、黒い色の正体と見分けるポイントを解説します。

アボカドが傷んでいるか見分けるポイント
  1. 黒い筋や点なら問題なし
  2. 全体が黒や茶色なら腐りかけている

半分に切ったアボカド

(C)Shutterstock.com

黒い筋や点なら問題なし

アボカドが傷んでいるかどうかは、果肉全体に対する黒色の割合で判断します。点や筋などの部分的な変色であれば、食べても問題はありません。黒い筋の正体は、アボカドの種子に栄養や水分を送るパイプの役割をする「維管束」という組織です。維管束は果肉よりも酸化しやすく、うまく追熟できていない場合や熟し過ぎた場合に、黒く変色する傾向があります。

また黒い点の正体は、メラニン色素によるものです。アボカドに含まれるポリフェノールや酸化酵素が空気に触れることで、黒いメラニン色素が生まれてしまうのです。

黒い筋も点も、変色しているだけなので食べても問題はありませんが、気になる人は黒い部分を切り落とすか、調理して食べることをおすすめします。

全体が黒や茶色なら腐りかけている

アボカドの果肉全体が黒や茶色に変色し、きれいな緑色がほとんど見られない場合は、腐っている可能性があるので食べるのを控えましょう。色だけで判断に迷う場合には、臭いが重要なシグナルになります。ガスのような臭いや、鼻にツンとくる酸っぱい臭いは、腐敗が進んでいる証拠です。また、種が簡単に外れてしまうくらいに果肉が柔らかくなっていたり、切ったときに汁が出たりするのも腐っている状態なので、食べるのは避けましょう。

アボカドの食べ頃を判断するポイント

皮に覆われているため、果肉の状態が分からないアボカドですが、見た目と感触でおいしいアボカドを見分けることができます。鮮度がよいものは調理がしやすく、保存期間も長くなるので、購入の際には次のポイントを参考にしてください。また、食べ頃になるまでの保存方法と、電子レンジを使った裏技も紹介します。

2つ並んだアボカド

(C)Shutterstock.com

皮は熟すほど黒くなる

アボカドは熟すほど皮の色が黒くなります。すぐに使う場合は皮が黒く重みのあるもの、数日後に使う場合は濃い緑色、1週間ほど先であれば鮮やかな緑色を選ぶようにしましょう。また、皮に傷やひびがあるものは、中の果肉にも影響が出ている可能性が高いので、注意が必要です。シワっぽかったり、ツヤがなかったりする場合も同様です。新鮮なアボカドは左右対称の涙形で、皮にハリとツヤがあり、見るからにみずみずしさを感じられます。

ヘタと皮の隙間を確認する

アボカドはヘタから熟していくため、食べ頃のサインはヘタにも表れます。ヘタが浮き上がっているものや軽く押したときに柔らか過ぎるものは、中が黒ずんでいたり、熟し過ぎていたりする可能性が高いので避けましょう。ヘタと皮の隙間から空気が入り、中身が酸化し、傷みやすくなっています。新鮮なアボカドはヘタと皮の間に隙間がなく、ヘタを軽く押すと弾力があります。果肉がヘタまでしっかり詰まっているかどうかも必ずチェックするようにしましょう。

1 2
Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!