【目次】
・そもそも「そっけない態度」とは
・嫌われている?そっけない態度を取る人の特徴や心理
・実は反対の意味も?そっけない態度は好きの表れかも
・そっけない態度を取られたときの対処法
そもそも「そっけない態度」とは
思いやりがない態度
そっけない態度とは一般的に「他人に対する思いやりや暖かさを感じられない様子」だと言われています。
そっけない態度を取られると、どうしても「冷たい」「愛想がない」と感じてしまう人は多いようです。
嫌われている?そっけない態度を取る人の特徴や心理
コミュニケーションが苦手
そっけない人は、周囲とのコミュニケーションが苦手だと感じている人が多いよう。
とくに初対面の相手やあまり親しくない相手との会話が苦手で、どう接していいのか何を話していいのかわからず、言葉がつまってしまったり、反応ができずに黙ってしまったりすることがあるようです。
機嫌が悪いのかな?と感じるかもしれませんが、本人は緊張しているだけの可能性があります。
面倒な付き合いを避けたい
そっけない人には周囲もあまり積極的に話しかけないようになるため、面倒な人付き合いを避けたくてそうしている人も。
嫌いな人やどうでもいい人との会話に労力を使う必要がなく、人付き合いのトラブルなども避けられます。仕事やプライベートの時間を自由に使いやすくなるので、あえてそうしているのかもしれません。
他人に興味がない
他人や周囲のことに興味がなく、そっけない態度になってしまっている人も。
そもそも興味がないので自分から接点を作りにいくことがなく、人間関係も億劫だと感じているのかもしれません。
通常、意見の食い違いや我慢などを乗り越えながら良好な人間関係を築いていくものですが、理解し合うまでの過程が面倒で逃げてしまいがちなタイプは、他人に対する態度もそっけなくなりがちです。
人を信用していない
人を信用しておらず、自分の本心や意見を言うのを恐れるが故、そっけない態度を取ってしまう人もいるよう。
中には人を信じることで損をするのが耐えられない、プライドが高い人も。
嫌な思いをしたり恥をかいたりするくらいなら、何も言わないほうがいい、と思っているのかもしれません。
人が好きじゃない
特定の人が好きじゃないというわけではなく、人間不信に近いような形で「人が好きじゃない」という人もいるよう。
過去に理不尽な思いをさせられた記憶があったり、人に裏切られたことがあったりすると、人と接すること自体避けたいと思ってしまいます。
無意識のうちに他人と深く関わることを回避している可能性が。
実は反対の意味も?そっけない態度は好きの表れかも
「好き避け」の可能性も
好きな男性にそっけない態度を取られたら誰でも落ち込むものですが、もしかしたらそれは「好き避け」の可能性もあるかもしれません。
好き避けとは、本当は好意を抱いているのに「好きじゃない」「興味がない」「気にしていない」などという、そっけない態度をとってしまうこと。
自分に自信がない、素直になれない、恥ずかしいという気持ちが、そっけない態度を生み出してしまっているのかも。
そっけない態度を取られたときの対処法
付かず離れずのいい距離感を保つのがおすすめ
臨床心理士の吉田美智子さんによると、そっけない人というのは、互いの心の動きに疎い(気づかない)、そのメリットを感じないというのが特徴で、多くの場合計算してそうしているのではなく、持って生まれた性質や、育つ環境によるものなのだそう。
つまり「意地悪な心や悪気があってしていることではない」ということ。
「素っ気ない人はとっつきにくく感じられると思いますが、内面まで温かさや優しさがないわけではありません。また人柄をよく理解すると、ブレなさ、冷静さが、仕事でもプライベートでも信頼できる・長く付き合える人になることも少なくありませんよ。素っ気ないからと関わりを閉じてしまうのはもったいないように思います。
ただ、【笑顔で挨拶して、雑談を通じて仲良くなろうとする】のは効果薄と思いますから、率直に、相手の好きなことや意見などを聞いてみてはいかがでしょうか? また、特に仕事の場面では、冷静さを発揮してもらうと、お互いに助かることも出てくると思います。違いを受け入れて、補い合うチャンスにしてくださるといいなと思います」(吉田さん)
普段からそっけない態度を取る人には、無理に近づいたり逆に距離をおこうとしたりするのではなく、付かず離れずのちょうどいい距離感を保つといいのかもしれませんね。
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