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人を信用できない人の心理や特徴
人を信用できない人の心理や特徴について、主なものを4つあげてみました。あなたはいくつ共感したりあてはまったりするでしょうか。
他人に興味が持てず、人間関係が面倒になりがち
他人や周囲のことに、もともとあまり興味がないタイプの人です。信用できない云々よりも自分から接点を作りにいかないので親しい関係を築けず、そもそも信用したりされたりする関係になりません。
さまざまな人間関係を、億劫だと感じるタイプでもあります。良好な人間関係とは、意見の食い違いや我慢もありますが、それを乗り越えてお互いを受け入れるコミュニケーションです。理解しあうまでの過程が面倒で逃げてしまいがちなタイプは、人間不信になりやすいと言えます。
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心配性で深く考える
心配性で、人に依頼したことでも自分の目で確かめないと気が済まない人も「人を信用できない」人の一種です。「本当にやってくれるのかな」「大丈夫かな」と心配になってしまう人は、自分以外は信用できないという気持ちが根底にあるのでしょう。
また、ささいなことでも深く考えがちな人も、人を簡単に信用できません。褒められると「なにか裏があるのでは」、手助けされると「見返りを求めているのでは」と、なかなか素直に受け取ることができないのです。また、自分の言ったことを思い返しては「悪くとられるのでは」などと疑心暗鬼になり、人を信用できないと思ってしまうことも多いでしょう。
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プライドが高く損をするのを嫌う
人を信用できないと思っている人のなかには、プライドが高い人もいます。「本当のことを言っているのだろうか」「信頼できる人柄なのだろうか」という考えは、自分が上位に立って相手を見極めてやろうという意識につながっています。
またプライドが高いので、人を信じることで損をすることが耐えられません。自分だけが馬鹿を見るのではないか、恥をかくのではないかという思いから、そんなことになるくらいなら、もともと人を信用しないほうがマシだと思い込んでしまうのです。
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傷つくのを恐れ、他人を信用しない態度をとる
「絶対に人には言わないでね」と言ってしばらくした後「あの話、誰にもしていない?」と確認をしてくるなど、信用していないことを態度に見せる人もいます。また、「裏切られるかも」「自分より大切な人がいるのでは」という不安のあまり、パートナーや友人を束縛する態度に出る人も。
裏切られるかもしれないという不安感が強く、その恐怖心から人を信用することができないのです。特に裏切られて傷ついた過去がある人は、干渉や束縛、何度も確認をすることで、不安を消し去ろうとする傾向があります。
人を信用できなくなる原因として考えられることは?
それでは、なぜ人を信用できない人になったのでしょうか。そこには原因があったはずです。人それぞれ事情があり一概には言えませんが、一般的に考えられる原因を探ってみましょう。
思い込みが激しく防衛本能が強くでている
人を信用できない人は、ネガティブな方向に思い込みが激しい面があります。人間関係のちょっとした逆風でも「失敗してしまった」「自分のことを好きな人なんて世の中にいない」などと、過大に捉えてしまいがち。
自分でも過剰反応していることはわかっているので、いちいち絶望を味わいたくないがゆえに自分を守る意識が強く働き、はなから人を頼らない、信用しないという態度にでていることがあります。
幼少期に十分な愛情を得られなかった
成育歴のなかに、原因が思い当たる人もいるかもしれません。主に、幼少期に十分な愛情を得られなかった場合などです。「人を大切に思う気持ち」や「見返りのない愛情」を十分に与えられていないために、人を信じるということが本質的に理解できないというケースも。
証拠がないのにパートナーの浮気を疑ったり、友人を試すような真似をしてみたりと、人を信用できないがゆえに、神経質になったり被害妄想的な考えをしたりする人がみられます。
詐欺やいじめなどの被害にあったトラウマがある
人を信用できない理由には、詐欺やいじめ、浮気など、信じていた人から裏切られた過去の経験が原因の場合もあります。仲間と信じていた人から裏切られるのがどれほどの絶望かは、想像に難くないでしょう。本心では人を信用したいと思っているのに、過去の経験がトラウマとなり、「二度とつらい思いはしたくない」という防御本能が働いてしまうのです。
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人を信用できないことで仕事に影響はある?
人を信用できないことによって起こる弊害は、具体的にはどのようなものがあるか考えてみましょう。例えば人生の多くの部分を占める仕事上で、こういった性質をもつ人はどんな困りごとがあるのでしょうか。
■他人と協働しにくくチームワークがとれない
人を信用できない人は、相手を信じて仕事を任せるということが苦手です。人の作業に口出しをする、そうでなければすべての作業を抱え込んでしまうこともあります。チームとして腹を割って話し、すべてを見える化しなくてはいけない場でも、隠しごとや企みごとをしてチームの和を乱すことも。他人と協働するのが苦手なタイプが多いようです。
また、確認作業に手をとられてしまいがちな面も。忘れものはないか、会議の資料に不備はないか、「念のため確認しておいて」と言っておきながら、信用できないので自分でも確認します。ミスが見つかれば「やはり他人には任せられない」と、ますます人を信用できない気持ちを強めていくのです。
人を信用できないことは恋愛に影響する?
人を信じる力が試されるのが、恋愛の局面です。相手を好きになるほどに、嫉妬や不安に苛まれる心模様は誰しも心当たりがあるでしょう。もともとの性質が人を信用できない場合、恋愛面で苦しい思いをすることになりそうです。