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LIFE STYLEいつだって自分に"意識高い系"

2018.03.06

始めないと仕事なくなるよ。アラフォー女子が「古い人」のレッテルを貼られないためにできること【たむらようこの風通しのいい仕事道】

放送作家のたむらようこさんが働く女性目線で語る、仕事・環境をとりまくアレコレ。今回は「何かを始める」ということについて綴ります。

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去年と同じでは色あせてしまうこの時代に、何を始める?

「何か新しいことでも始めてみようかな」。新年が近づくと我が社では毎年恒例のタラレバトークが始まります。しかし今年ばかりは私も先輩として口を挟まずにはいられません。「始めようかな、じゃなくて、とっとと始めないと仕事なくなるよ」。

キッチンやリビングにはI o T(インターネットに接続された)家電が入り始め、公立小学校でもICT(情報処理)教育が始まりつつある昨今。元号まで変わろうという目まぐるしい変化の中、新しい一年が2017年と同じままでは私たちはすぐ色あせていくでしょう。特に30も半ばを過ぎた女性は、ちょっと古いと下の世代から「すごく古い」のレッテルを貼られがちです。

写真提供/ChristianChan(PIXTA)

何でもいいから、まずは、新しいことを始めてみる

もちろん、時代に左右されない古き良き丁寧な生き方も素敵です。でも、いつも思い出すのは優秀な放送作家仲間だったSちゃんのこと。手書き原稿がワープロに、ワープロがパソコンにと移り変わっていった20年ほど前「私は手書きが好きだから」と頑なにワープロを拒み、Sちゃんは時代の流れと共に業界から消えていきました。優秀でも時代に消されてしまう確かな現実。

では新しいことって何を始めればいいのでしょうか? ヨガでしょうか? 英会話でしょうか? 答えは「なんでもいい」だと思います。新しいことを始めたら、そこに自分の経験値が掛け算されて、どんどん新しい発見があるものです。

かく言う私は最近Twitterを始めてみました。今さら?と笑われそうですね。だってTwitterと言えば、炎上しやすいイメージのあるSNS。私の辞書に匿名発言はないので、実名で炎上したときの仕事への影響を考えると怖かった、というのが二の足を踏んでいた正直な理由です。

だれもが社会を変える原動力を持っている

ところが最近、番組制作をしていると無視できない素敵な傾向が見えてきました。それは「たったひとりの小さな声が世の中を変えられる」という希望。例えば先日「#子育て政策おかしくないですか」というハッシュタグの盛り上がりをニュースで取り上げ、幼児教育無償化についておよそ45分間、議論しました。ゲストには参院議員・片山さつきさん(自民党政調会長代理)や、相模女子大学客員教授の白河桃子さん。まるで小さな魚が群れになって大きな魚を追いやる「スイミー」のお話のように、だれもが小さな声を集めて政治家など影響力のある人に届けることができます。ブラック企業で働く人、女性蔑視な職場におかれている人、子育てに理解のない会社に所属している人。だれもが自分の体験を発信することで社会を変える原動力になれるのです。

とは言え、Twitterを始めた2か月前の私のフォロワーは65人。何をつぶやいても何の反応はなく、独り言のようで虚しいばかりでした。放送作家仲間たちの一部はフォロワー2万人前後。みんなドレス着てるのに私だけパンツ一丁でパーティに参加しているような心許なさ。しかしです。ある私の投稿が拡散され、インプレッション(見た人の数)が13万4千を超えるという事態に。フォロワーが少なくても、自分の意見が多くの人に届くチャンスがある。こうして自分の苦悩がだれかの役に立つかもしれないと思えば、苦悩もオイシイ話題に思えてくるから不思議です。

新しい1年、あなたは何を始めますか? ちなみに私はまだパンツ一丁なのでアカウントをお持ちの方は@tamurayoukoのフォローをお待ちしております!

『教えてもらう前と後』 毎週火曜・夜8時〜好評放送中!政治からスーパーマーケットまで、教えてもらう前と後で世の中の見え方がガラリと変わる知のビフォーアフター番組。メインMCは滝川クリステルさん! レギュラー放送は、毎週火曜夜8時〜毎日放送制作TBS系全国ネット。

放送作家

たむらようこ

1970年生まれ。放送作家。「慎吾ママ」のキャラクターを世に送り出すほか、『サザエさん』『祝女』『サラメシ』『世界の日本人妻は見た!』など多数の構成や脚本を手がける。2001年に子連れで働ける女性ばかりの制作会社ベイビー・プラネットを設立し社長としても活躍。

Domani2018年2月号 新Domaniジャーナル「風通しのいい仕事道」 より
本誌取材時スタッフ:構成/佐藤久美子


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