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LIFESTYLE 100人アンケート

2023.11.02

【100人に聞いた】周囲に「不幸自慢」が多い人はいる?臨床心理士による上手な接し方のポイントも紹介

 

話を聞く

・とりあえず、話しは聞く (40代・広島県・子ども1人)
・相手は自分の話を聞いてほしいだけだと思うので、なるべく傾聴に努める。こちらの話はしない(30代・神奈川県・子ども2人)
・話だけ聞いてあげて、何も言わない (40代・愛知県・子ども2人)
・聞き手に回って、相づちすること (40代・宮崎県・子ども1人)
・不幸自慢する人は嫌いではない。それがその人のアイデンティティだから受け入れ付き合う (30代・山口県・子ども1人)
・ちゃんと聞いてあげる (40代・福島県・子ども1人)

話を合わせる

・とりあえず、大丈夫?と気遣うようにする (30代・神奈川県・子ども3人)
・かわいそうだと思っていることをうまく伝える (40代・大阪府・子ども2人)
・大変ですね。と、慰めてあげる (40代・宮城県・子ども2人)
・同情してほしくて言っていると思うので話を聞いて同情してあげる。可哀想だね、とか手伝うよ、と声をかける (40代・秋田県・子ども2人)
・とりあえず同調する(40代・栃木県・子ども1人)
・共感、同調してあげる。当たり障りのない返事をする (30代・神奈川県・子ども3人)

特に多かったのは、あまり真剣に受け止め過ぎず、聞き流すという回答。ほかにも、聞いてほしいのだろうからとりあえず話を聞くという人や、一言声をかけてあげるという人も多くいました。

【臨床心理士に聞く】不幸自慢をする人にどう接したらいい?

最後に吉田さんに、不幸自慢が多い人にどのように接したらいいか教えていただきました。

「不幸自慢をしてしまうのは (1) 言うことでストレス緩和をしている(2)『大変なのにがんばっているんだな』と思ってもらいたい・理解されたい、という理由が考えられます。

(1) の場合は、聞き流しても大丈夫 (でも、聞いてあげるほうがいい) 。(2) の場合は、気持ちを受けとめてあげる必要があります。『大変でしたね』『今日は無理しないほうがいいかもしれませんね』のように温かい言葉かけをしてあげられるといいですね。

いずれの場合も、聴き手は『真剣に聞いてあげないと』『助けてあげないと』と思いつめないほうがよいですよ」(吉田さん)

不幸自慢

誰かに話を聞いてほしいと思うことは、多くの人があるはず。とはいえ常に「こんな酷いことがあった」という話ばかりだと、聞いている方が疲れてしまう場合も。なかなか難しいことではありますが、無下にし過ぎず、入り込み過ぎず、状況にあわせてほどよい距離感で対応するのがよさそうです。

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

イラスト/Shutterstock.com

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