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2021.08.14

間違えると失礼に当たることも。〝取り急ぎお礼申し上げます〟ってどんな時に使う?

【取り急ぎお礼申し上げます】は、メールの締めなどでよく見かける表現です。実際にビジネスでこの表現を使っている方も多いのでは?今回は「取り急ぎお礼申し上げます」の正しい意味や注意点、言い換え・英語表現をご紹介します。

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【目次】
「取り急ぎお礼申し上げます」の意味や使い方とは?
「取り急ぎ」伝えたいときの正しいマナーとは?
言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「取り急ぎお礼申し上げます」の意味や使い方とは?

「取り急ぎお礼申し上げます」は、メールの締めなどでよく見かける表現です。実際にビジネスでこの表現を使っている方も多いのではないでしょうか?ビジネスで使われる表現の中でも特に使われることが多い表現ですが、実はこの「取り急ぎお礼申し上げます」は使い方を間違えると失礼に当たる表現でもあります。

まずは「取り急ぎお礼申し上げます」の意味と、ビジネスで使うときの注意点についてご紹介です。あなたはこの注意点を理解したうえで「取り急ぎお礼申し上げます」を使えていますか?

取り急ぎお礼申し上げます

意味

「取り急ぎお礼申し上げます」の意味は、「急いでとりあえずお礼だけ言います」です。「取り急ぎ」には「かなり急いでいる」「ひとまず間に合わせで」という意味があります。

つまり、メールで「取り急ぎお礼申し上げます」と伝えた場合、「かなり急いでいてしっかりとしたお礼をする時間がないので、とりあえずメールでお礼だけ伝えておきます」という内容になります。

ビジネスで使うときの注意点

「取り急ぎお礼申し上げます」が失礼に当たる理由は、「取り急ぎ」がついていることです。この「取り急ぎ」は特に目上の人に対して使うべき言葉ではありません。

理由は、「お礼は急いでするようなものじゃないから」です。お礼というのは、もともと自分の感謝の気持ちを相手へ伝えるため、誠意を込めて行うもの。急いでお礼をすると、誠意を相手に見せることはできません。

相手が親しい間柄であったり、自分の部下である場合は「取り急ぎお礼申し上げます」を使っても問題はありませんよ。ただ、相手が目上の人であったりビジネスの相手である場合は、「取り急ぎ」を使わないよう注意が必要です。

「取り急ぎ」伝えたいときの正しいマナーとは?

それでは、実際に取り急ぎ伝えたいときはどのようにして伝えるのが正解なのでしょうか? 「取り急ぎお礼申し上げます」以外でも、「取り急ぎ」を使う際のマナーを含めご紹介です。

取り急ぎお礼申し上げます

1:「取り急ぎ」は、急を要する要件のときに、手紙やメールの文末に使う

そもそも「取り急ぎ」は、「至急で伝えたいことがあるとき」に使用するのが適切な使い方です。そのため、「取り急ぎ」を使う場合は至急で伝えたい要件だけを伝えて、他の要件は入れないようにする必要があります。

どうしても他に伝えたい要件がある場合は、「取り急ぎ」の連絡を別で連絡することを伝えるようにしましょう。

2:「取り急ぎお礼申し上げます」を使うときは、必ずもう一度連絡をする

ビジネスで「取り急ぎお礼申し上げます」を使った場合、必ず後から感謝の気持ちを載せた手紙やメールを再度送ることが必要です。重要な取引先に対して「取り急ぎお礼申し上げます」を使った場合は、直接お礼のために訪問することもあります。

また、相手がすぐに直接会うことができる同じ会社の上司や、直近で会う予定がある相手の場合は、会った際に改めて直接お礼を言うようにするとかなり印象が良くなりますよ。

3:ビジネスでは「取り急ぎ」を使うのは、報告と連絡のみにする

繰り返しとなりますが、「取り急ぎ」はかなり急いで連絡をしたいときに使う言葉。ビジネスにおいて、「速さ」が求められるものは「報告」と「連絡」です。

そのため、誠意を込めて行う必要がある「お礼」と違い、「報告」と「連想」は「取り急ぎ」を使っても問題はありませんよ。ただし、「目上の人に使うべきではない」といった注意点は「取り急ぎお礼申し上げます」と同様なので注意が必要です。

言い換え表現にはどのようなものがある?

「取り急ぎお礼申し上げます」が使うべきではない表現だとわかっていても、どうしてもメールや手紙でお礼を言いたい場面もあると思います。そういった場合にはどのような表現を使えば良いのでしょうか?

1:まずはお礼申し上げます

「まずはお礼申し上げます」は、「はじめにお礼を言います」という意味です。何か感謝したいことに対してとりあえずお礼だけ伝える、という意味では「取り急ぎお礼を申し上げます」と同義ですが、「まずは」の方が「取り急ぎ」よりも丁寧な形になります。

2:末筆ながら、まずはメールにてお礼かたがたご挨拶申し上げます

「末筆ながら」は「最後ではありますが」、「お礼かたがたご挨拶申し上げます」は「お礼を兼ねてご挨拶します」という意味があります。「まずはお礼申し上げます」よりもフォーマルな言い方のため、目上の方にも使いやすい表現です。

3:略儀ながら、まずはメールにてお礼申し上げます

「略儀ながら」には、「本来であれば直接伺ってお礼すべきところを、省略した形になってしまいますが」という意味です。メールの締めとして使われることが多い言葉。こちらも「まずはお礼申し上げます」より丁寧な表現となります。

英語表現とは?

最後に、英語で「取り急ぎお礼申し上げます」といった文章を伝えたいとき、どのように表現すればいいのでしょうか?

取り急ぎお礼申し上げます

1:This is just a quick note to thank you.

「速い」という意味がある「quick」を用いた表現です。この単語を使うことで、「取り急ぎ」の連絡を行うことができますよ。

2:I just wanted to thank you.

こちらは「とりあえず」という意味がある「just」を使った表現です。「I just wanted to」事態に「取り急ぎ○○申し上げます」という意味があります。

3:Thank you/Thanks

「取り急ぎお礼申し上げます」の英語表現についてご紹介しましたが、そもそも英語圏では「取り急ぎお礼申し上げます」といった言い回し自体があまり使われていません。

「取り急ぎお礼申し上げます」のように手短に感謝を伝えたいのであれば、「Thank you」や「Thanks」でメール・手紙を締めくくれば問題ないです。

最後に

「取り急ぎお礼申し上げます」はビジネスでよく使われるものの、実は誤った使い方をしている人が多い表現です。目上の方に使うだけでなく、そもそも使うこと自体が失礼に当たる可能性も高いので、使用は避けるようにしましょう。

「取り急ぎお礼申し上げます」を伝えたい場合は、「略儀ながら」や「末筆ながら」と組み合わせて使うなど、感謝の気持ちが相手にしっかり伝わるようなフレーズにするのがおすすめです。

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