近くに住んでいる場合は直接
近くに実家がある場合には、直接報告に行くのがベストです。改まって話があると言うと、初めは親がびっくりするかもしれません。しかし、妊娠報告はおめでたい話であるため、きっとよろこんでくれるはずです。自分1人では言い出しにくい場合には、パートナーと一緒に2人で報告に行ってもよいでしょう。
物理的な距離が近い分、直接訪問して元気な顔を見せながら妊娠を報告することで、親としてはより一層よろこびが大きくなるものです。
サポートしてほしいことも伝えておく
妊娠中にサポートしてほしいことがあるなら、妊娠報告と併せて親に伝えておきましょう。その際に「~してください」というような伝え方ではなく、サポートをお願いするような形だと、親も受け入れやすくなります。
例えば、義親へ頼むなら、「つわりがひどいのですが、作っていただいたものなら食べられそうです」「お食事に誘っていただけるのもうれしいですが、つわりのある間は手料理をいただけたり持たせてくださると、とてもうれしいです」など、要望をお願いの形で伝えるとベターです。
特にお願いがない場合にも、「お力を借りたいときにはまたご連絡しますので、よろしくお願い致します」と伝えておくと心象がよいでしょう。
実の親も義親も、これからかわいい孫を産んでくれる娘や嫁に頼られるのはうれしいものです。妊娠を機に、少しずつ頼ってみてもよいかもしれません。
遠方なら電話でも
親が遠方に住んでいる場合には、電話での報告も手段の一つです。直接会っての報告がベストではありますが、遠方の実家へ会いに行って、母体に影響が出てしまうと大変です。とはいえ、メールやチャットで妊娠報告されるのも、少々さみしいと感じる親もいることでしょう。
電話なら、メールなどの文字では伝わらない誠意が伝わる上、元気な声が聞けるだけでも安心です。今では気軽にビデオ通話ができるアプリなども増えてきているため、画面越しにでも顔を合わせて報告できるとよりよいでしょう。
サプライズ報告もあり
サプライズで妊娠報告するのも、盛り上がるでしょう。たとえば、以下のような事例はいかがでしょうか。
・エコー写真付きの手紙で「来年おじいちゃん・おばあちゃんになります」と書く
・食事の際にサプライズのデザートと共に、ちょっとしたベビーグッズ(おしゃぶりや赤ちゃん用の靴など)を出してもらう
・「もうすぐおじいちゃん・おばあちゃんだよ!」と書かれたケーキを持参する
・ビデオ通話をして、親が出た瞬間にエコー写真を見せる
・お誕生日プレゼントと一緒に、フレームに入ったエコー写真を渡す
・両家の親をホテルやレストランに招待して妊娠報告する
特別な瞬間としてさまざまな工夫をすることで、親にとっても心に残る妊娠報告になるでしょう。ただし、大事なことをサプライズで報告されたくないという人も一定数いるもの。サプライズでの妊娠報告を企画する場合には、親がサプライズに抵抗がないかをよく考慮しましょう。
【目次】
報告する際に気を付けたいこと
妊娠報告をする際に、気を付けたいことがあります。報告を受けた人によろこんでもらえるよう、注意点を意識しておきましょう。
両家同じタイミングで報告
妊娠報告は、できるだけ両家とも同じタイミングで報告するようにしましょう。報告のタイミングに違いがあると、後々知った親が気まずくなってしまうことがあります。特に赤ちゃんが生まれた後は、両家が揃うイベントが増えます。両家が会話した際に話が噛み合わないと、不信感を持たれてしまう場合もあるでしょう。
両家にとってもうれしい孫の誕生だからこそ、心のつかえなく晴れがましい気持ちで祝いたいものです。同じ時期に両家の親へ報告できるよう、パートナーと報告する日にちをしっかり打ち合わせておくなどの準備をしましょう。
SNSでの報告には注意しよう
SNSでの妊娠報告には注意が必要です。近年ではSNSで気軽に情報発信し、一度に多くの友人へ知らせることが可能になりました。しかし、インターネットは不特定多数の人に情報を流してしまうことになります。また妊活中の人にとっては、妊娠・出産についてナイーブになっている場合も多いものです。
たくさんの人が見る分、必ずしもよい反応をされるとは限らず、残念ながら心ない書き込みなどをされることも考えられます。妊娠初期の精神状態は不安定になることが多いため、心ない反応で母体へストレスを与えてしまうことにもなりかねません。
親しい友人にのみ話の流れで報告するなど、自分も周りも素直によろこべる方法で報告するのがベターです。どうしてもSNSへ投稿したい場合には、周囲への影響に十分配慮し、慎重に報告するようにしましょう。
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