2.「相違ございませんでした」
相違ございませんでしたの「相違」とは、「同じではない」という意味です。「ございません」も否定形であるため、組み合わせると「同じである」という肯定の意味に変化します。
間違いがないことや、2つのものを比べて違いがないことを伝える際に使います。「相違ございませんでした」は以下のように使うので覚えておきましょう。
・記載した内容につきましては、事実と相違ございません。
・キャンペーン中につき特典がございますが、料金は相違ございません。
「申し訳ございませんでした」の類語2つ
申し訳ございませんでしたの類語は、「深くお詫び申し上げます」と「ご容赦くださいませ」です。毎回、同じ表現のみで謝罪していると、相手にくどい印象を与えかねません。
そのため、ビジネスの場では謝罪表現をいくつか覚えておき、場面に合わせて使いこなすことが大切です。ここでは「申し訳ございませんでした」の類語をご紹介します。
1.「深くお詫び申し上げます」
深くお詫び申し上げますは、申し訳ございませんでしたと同じく謝罪の際に使える表現です。例えば、目上の人や取引先に対して損害を与えたことを謝るシーンで使います。
「深くお詫び申し上げます」の例文は以下を参考にしてください。
・ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。
・到着が遅れてしまっていることを、深くお詫び申し上げます。
2.「ご容赦くださいませ」
ご容赦くださいませは、申し訳ございませんでしたよりも柔らかさが伝わる表現です。目上や目下の人、取引先の要望に対応できないときなどに、「こちらの願いを聞いてほしい」という意味合いで使うことが多いです。
以下に、ご容赦くださいませを使った例文をご紹介します。
・見本とデザインが異なる場合があります。ご容赦くださいませ。
・悪天候により配送予定が遅れております。ご容赦くださいませ。
ございませんでしたを使いこなそう
ございませんでしたは、無かったことを伝える際に使用する敬語表現で、ビジネスシーンで多用されています。ありませんでしたよりも丁寧さが伝わる表現です。
ございませんでしたは、申し訳ございませんでした、相違ございませんでした、などのように他の言葉をつけて使われています。正しく使いこなせるように、意味や使い方を理解しておきましょう。
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