仕事が暇で辛い理由は?
「仕事が暇」と聞くと、うらやましいような気もしますが、いざ自分がその状況になるとやはり辛いものがあります。それは、やりがいや充実感が足りないと感じることとも近いものですから…。この記事では、仕事が暇で辛い理由や対処方法などについて解説します。
仕事が暇で辛い理由は、働いていないという罪悪感とやりがいの無さ、また退屈だという思いです。働くという行為と引き換えにお金をもらうわけですが、何もしていないのにお給料をもらうと申し訳ない気持ちになり、罪悪感に苛まれます。さらに自分だけが忙しくない場合は、うしろめたさは倍増するでしょう。
また仕事はお金をもらえるだけでなく、社会の役に立てることでやりがいを得られます。仕事が暇でやることがないと、自分は社会の役にたっているという実感が持てなくなり、やりがいも感じられないでしょう。最初は暇を楽しんでいたとしても、いずれこれらの思いが強くなり、辛くなります。
▼あわせて読みたい
仕事中に暇な時間ができてしまう5つの理由
ここからは、仕事中に暇な時間ができてしまう理由を5つ紹介します。
自分に思い当たる項目がないか見ていきましょう。また周りに暇そうな人がいたら、これらの理由に当てはまっているか考えてみてください。それぞれの理由について解説していきます。
任されている仕事の量が少ない
1つ目の理由は、任されている仕事の量が少ないこと。例えば、半日で終わってしまうような仕事を1日の仕事として任されるケースです。このような場合、残りの半日は暇な時間を過ごすことになります。
特に、入社したての社員は仕事をあまりもらえないことがあります。教育係も「慣れている人がやったほうがはやい」とか、新人がどのぐらい仕事をこなせるかわからないという理由から、仕事をあまり振らないこともあるようです。
業務の振り分けが正しくできていない
2つ目の理由は、業務の振り分けが正しくできていないことです。例えば、1人で十分な仕事に3人手配しているケースが挙げられます。仕事量に対して不必要な人員を配置していると、作業が早く終了してしまいます。
対策としては、仕事を増やしてもらえないか相談をするのがいいでしょう。信頼関係をしっかり構築している相手に相談することが大切です。
仕事の処理能力が高い
3つ目の理由は、仕事の処理能力が高いことです。周りの人が通常1日かかるところを、半日で終わらせてしまう人も中にはいます。その能力の高さを周りが理解していない場合、能力に見合った仕事をもらえず、暇になってしまうのでしょう。
この場合は、新しい仕事をもらえるように働きかけたり、周囲に手伝うことはありませんか? と声をかけてみるのもいいですね。
業務がルーティーンワーク化してしまった
4つ目の理由は、業務がルーティーンワーク化すると同じ作業の繰り返しになるので、仕事が単調化され、以前よりもすぐに終わるようになります。結果的に暇な時間が生じる可能性が高まる一方で、変化が少ないのでモチベーション低下につながることも考えられるでしょう。
作業環境が整っていない
5つ目の理由は、仕事を遂行するために必要なツールが不足していると、作業が滞る原因となります。例えば、必要な書類やデータが手に入らない問題が発生したと仮定します。待機している間作業ができません。自ずと仕事の進行は遅れ、暇な時間が生じてしまいますね。
仕事中に暇な時間ができてしまったらどうする?
ここからは、仕事中に暇な時間ができてしまった場合の対処法についてみていきましょう。上司に仕事を増やしてもらうことが難しい場合には、以下の方法を試してみてください。
周りに声をかけて仕事を手伝う
1つ目の対処法は、周りに声をかけて仕事を手伝うことです。自分が暇になったとしても、周りは忙しく仕事をしていることもあります。その際に一言「なにか手伝うことはありますか?」と声をかけてみましょう。
すると、手が回っていない仕事を依頼してくれることがあります。また、周りに声掛けをおこなうことで、仕事に対してやる気があることをアピールできるメリットもあります。仕事を一緒にすることで同僚とも交流できたり、仕事の新たな面が見えたりするでしょう。
資格取得のために勉強をする
2つ目は、資格取得のために勉強をすることです。資格取得をすることで、仕事に生かせたり、キャリアアップに繋がったりします。ただし、以下の2点には注意しましょう。
・仕事に関連した資格の勉強をする
・上司の許可を取る
仕事に関連していないと、私的に時間を使っていると判断される可能性があります。上司の許可を取らずに勉強をしているとサボっていると判断されるため、事前に話を通しましょう。