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2021.10.05

色々な使い方ができる〝頂く〟の意味とは?〝いただく〟や〝戴く〟との違いも解説

〝頂く〟とは、「もらう」「食う」「飲む」の謙譲語に加え、色々な意味を持つ言葉です。色々な意味を持つからこそ便利ではありますが、使い方が間違っている場合も。今回は「頂く」の意味や使い方、類語などを徹底解説します。

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【目次】
「頂く」の意味や注意点とは?
「頂く」・「いただく」・「戴く」の違いとは?
使い⽅を例⽂でチェック!
類語や言い換え表現とは?
英語表現とは?
最後に

「頂く」の意味や注意点とは? 

まずは、「頂く」の意味を調べます。

意味

1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。
2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。
3 敬って自分の上の者として迎える。あがめ仕える。
4 「もらう」の謙譲語。
5 「食う」「飲む」の謙譲語。
6 苦労もなく、手に入れる。
7 《「小言をいただく」の意から》しかられる。小言をくう。
8 (補助動詞)
ア(動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)話し手または動作の受け手にとって恩恵となる行為を他者から受ける意を表す。
イ(接頭語「お」または「御(ご)」に動詞の連用形またはサ変動詞の語幹を添えた形に付いて)8アに同じ。
ウ(動詞の未然形に使役の助動詞「せる」「させる」の連用形、接続助詞「て」を添えた形に付いて)自己がある動作をするのを、他人に許してもらう意を表す。
(『デジタル大辞泉』より)

辞書で確認すると、「頂く」には沢山の意味があることが分かりました。「頂く」を正しく使い分ける必要がありますね。

頂く

ビジネス等で使う時の注意点

「頂く」をビジネスで使う時の注意点を確認しましょう。

「頂く」の使用法は、謙譲語が基本。ここで気をつけたいのは、近年謙譲語として使われるはずの「頂く」を「尊敬語」として、間違った使い方をする人が見受けられることです。辞書の引用にもあるように、「どうぞ~頂いてください」という尊敬語の使用法は間違いです。ビジネスシーンにおいては、メールや手紙などで間違った使い方をしないように注意してください。

また、補助動詞としての「いただく」の使用法については次で紹介しますね。

「頂く」・「いただく」・「戴く」の違いとは? 

耳で聞く分には、どれも「いただく」なのですが、書くときには違いがあります。「頂く」の使い分けを見ていきましょう。

「頂く」は主に謙譲語として使用します。ここで注意したいのが、「戴く」。「戴く」と「頂く」は同じ意味ですが、「戴く」は常用漢字ではありません。一般的に日常生活では使いませんが、特に丁寧に表記したいときに「戴く」を使用する方がいるかもしれません。しかし、「戴く」は常用外漢字であることは覚えておきましょう。 

次に、ひらがな表記の「いただく」についてです。こちらは補助動詞として使用するときに「いただく」とひらがな表記にしてください。例えば、「ご覧いただく」「ご確認いただく」のような場合に使います。

頂く

使い方を例文でチェック!  

では、「頂く」の具体的な使い方を例文でチェックしましょう。

1:「お土産を美味しく頂きました」

日常生活でよく使われるフレーズですね。「頂く」は謙譲語なので、取引先や目上の方相手にも使うことができます。メールや手紙に添える文としてもよいでしょう。

2:「励ましの言葉を頂く」

「頂く」は食べ物を飲んだり食べたりするだけではなく、物などを「もらう」という意味にも使います。謙譲表現であり、相手を立てた丁寧な使い方ですね。

3:「次の試合は頂いたも同然だ」

この「頂く」は上の二つとは少し違う使い方になっています。「頂く」=「勝つ」、勝利を確信したという意味で使われています。日常生活においてもこのような使用法は時折耳にするのでは?

類語や言い換え表現とは?

類語や言い換え表現を見て、ボキャブラリーを増やしましょう。

1:頂戴する

「もらう」の意味です。「頂戴する」自体が「目上の人からもらうこと」という謙譲の意味があるので、取引先の方や上司に使用できます。

例文:「ワインを頂戴する」

2:拝受

「受け取る」という意味の謙譲表現です。メールや書類の受け取り連絡するときに使うと、とても丁寧な表現でよいでしょう。

例文:「確かに原稿を拝受しました」

3:載せる

「頂く」の意味の中には、使用頻度は少ないのですが頭にのせるという意味もあり、「載せる」はその言い換え表現となります。

例文:「冠を頭に載せる」

頂く

英語表現とは? 

英語表現にはどのようなものがあるでしょうか。具体的に確認しましょう。

1:「I received a present.」(プレゼントを受け取りました)

「頂く」の意味の中でも、「もらう」という一番多い使い方の英語表現です。「give」を使って、「I was given a present.」としても同じ意味です。

2:「No, thank you. I have had enough.」(結構です。もう十分頂きました)

これは、「食べる」という意味に対応した英語表現。「have」には、「食べる」という意味もあります。「No, thank you」を前に入れることによって、より丁寧な英語表現になっています。

3:「The summit of the mountain is covered with snow.」(山の頂上は雪で覆われています)

「頂く」には、沢山の意味がありますね。日常生活ではあまり使う表現ではありませんが、山の上に雪が積もっていることを、「雪を頂いた山」と表すことがあります。これの英語表現として、「cover with」を使用してもよいでしょう。

最後に

「頂く」について調べてきました。「頂く」自体が意味の多い言葉で、その使い方は多岐にわたっていましたね。注意しておいた方が良さそうなのが、「補助動詞」としての「いただく」。これに関しては、間違った使用法をされている方が多いので、間違わないようにしたいものです。これさえ押さえておけば、「頂く」の使い方については自信を持って大丈夫です。

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