足を組むことが癖になっている
特別な心理が関係しているわけではなく、単に足を組む仕草が癖になっているケースも。「座るときは足を組む」と頭にインプットされている人は、座った姿勢になると無意識に足を組む傾向があります。
また、足を組みながら座るという行為に安心感を抱いていることが多いのも特徴です。その点は、足を組んでリラックスしている状態に似ています。
足を組む以外にも!足の仕草が表す4つの心理
向きや動かし方など、足の仕草にはさまざまな心理が隠されています。代表的な4つの心理は以下のとおりです。足の仕草が表す心理がわかれば、相手の気持ちを想像しやすくなるでしょう。足の仕草によって考えられる心理について解説します。
相手につま先を向けるのは好意のサイン
つま先を相手に向ける仕草は、相手に対する好意の表れです。好意をもつ人を目の前にすると、人は無意識のうちに体の向きやつま先を相手に向ける傾向があるといわれています。警戒心が薄い状態であり、「好意をもつ人にもっと近づきたい」と考えている場合も。反対に、つま先を相手に向けていないときは、警戒心や苦手意識をもっている可能性があります。
もし対面した相手のつま先がこちらを向いていれば、少なくとも好意的な姿勢であると捉えてよいでしょう。
貧乏ゆすりはイライラの表れ
貧乏ゆすりをするのは、イライラやストレスを感じている状態を表します。例えば、困難な状況を解決するために考えているときや、何かから逃げたい気持ちが強くなっているときなどによく見られる仕草です。
自分ではどうにもできない状況に直面し、もどかしさから足を動かしてしまうのだと考えられます。周りに不快感を与えやすいため、無意識のうちにしてしまわないように注意しましょう。
よく足を組み替えるのは落ち着きがない証拠
頻繁に足を組み替える動きは、気持ちが落ち着いていないときによく見られる仕草です。例えば考え事に没頭していたり、情緒が不安定でそわそわしていたりするときなどが挙げられます。
または、退屈で気が散っているときに足を組み替える回数が増えることも。会話中に嘘をつくなど、焦りを感じるような場面でもやりがちです。
両足を地面につけるのは警戒心の表れ
相手が両足をぴったりとそろえて地面につけているときは、警戒心を抱いている可能性が高いです。足をそろえて座る仕草には、小さくなるために体を縮めようとする心理が関係しているといわれています。
これは、「対面する相手が苦手」という理由で警戒心をもっているわけではありません。自分に自信がなかったり、他人との関わりを怖がっていたりするために、警戒をゆるめられない状態だと考えられます。
足を組むことからは、さまざまな心理が読み取れます。例えば、リラックスするために足を組んで力を抜くケースや、足を組んで拒絶の意思を示すケースなどが挙げられます。
対面して会話をするときは、ぜひ相手の足の動きに注目してみてください。
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