【目次】
・スーツケースの選び方
・人気のスーツケースブランド
・女性におすすめのスーツケース
・スーツケースを機内持ち込みするときはサイズに注意
スーツケースの選び方
スーツケースの種類は主に2タイプ
スーツケースは一般的に、大きく以下の2種類に分けられます。
ハードタイプ
ハードタイプは堅い素材を本体の外側に使用しているタイプのスーツケースをいいます。ポリカーボネートやABS樹脂、軽量アルミ合金など、衝撃に強く耐久性のある素材を使用しており、中に入れた荷物をしっかり守ってくれるという特徴があります。
また防水性やセキュリティ性も高いので、初めてスーツケースを買うという人にもおすすめできるそう。
デメリットとしては、表面に傷がつきやすかったり、柔軟性がないので収納に限りがあったりするものが多いことだそう。
ソフトタイプ
柔らかな布を使用しているソフトタイプのスーツケースは、ナイロンやポリエステルなどでできているといわれています。そのため、伸縮性がありハードタイプのスーツケースに比べ軽量なものが多いのが特徴的。
ただし、外からの衝撃が伝わりやすく、防水性がないものも多いので、中に入れるものによっては使いづらさを感じてしまうこともあるようです。
旅行日数に合わせた容量で選ぶ
スーツケースの大きさを選ぶ際、一般的に「1泊=10リットル」を目安に考えると良いといわれているそう。
もちろん、渡航先や季節、目的によっても変わってきますが、大体以下の目安で選ぶと失敗しづらいとされています。
1〜2泊=25L
2〜3泊=26〜40L
3〜5泊=41〜60L
5〜7泊=61〜80L
8泊〜=81L以上
キャスターの数をチェック
スーツケースのキャスターは大きく分けて、2輪タイプと4輪タイプがあるといわれています。
2輪タイプ
・耐久性や安定性があり、左右のブレが少ない。
・悪路や段差にも強く、スーツケースを引きずる際の音も静か。
・小回りが効かず狭い道や人混みでは不便に感じるケースも。
4輪タイプ
・小回りが効きやすく、狭い道や混雑している場所でも扱いやすい。
・腕に負担がかかりにくい。
・外部衝撃に弱い傾向があるので、2輪タイプよりも壊れやすい可能性がある。
・電車内や傾斜のある場所では、ストッパーがないと勝手に動いてしまうことも。
スーツケースの素材で選ぶ
スーツケースは素材によって重量や強度が変わるといわれています。
例えばポリエステル、ナイロン、ポリカーボネート素材のスーツケースは比較的軽量だといわれています。ただし軽量なスーツは強度が弱く、破損しやすい傾向もあるのだそう。
逆に耐久性に優れた丈夫な素材を使ったスーツケースは、比較的重量があるといわれています。
軽量かつ丈夫な素材なら、ポリカーボネート、またはABS樹脂などの素材を使ったスーツケースを探してみるのが推奨されています。
使いやすい開閉方式を選ぶ
スーツケースは主に、「両面開き」と「片面開き」の2タイプの開閉方式があるそう。
両面開き
中央から開くタイプで、荷物を小分けして詰められるのがメリット。ただし、ちょっとしたものを取り出したい、というシーンでもスーツケースを広げて取らなければいけないというデメリットも。
片面開き
床に広げて中を開ける必要がないため、小スペースでも荷物の取り出しが可能。ただし、片面開きは衝撃に弱く、防犯性が低いものも多いようなので取り扱いには注意が必要です。
デザインや機能性もチェック
楽しい旅行の相棒になるスーツケースは、お気に入りのデザインであることも重視したい人は多いのではないでしょうか?
シンプルなデザインのものや個性的なカラーのものなど、自分好みのスーツケースを選んでみましょう。ロストバゲージ対策に、あえて目立つカラーやデザインのスーツケースを選ぶ人も多いようです。
また、スーツケースと一口にいってもその機能性はさまざま。
収納容量を増やすことができる「エキスパンダブル」機能が搭載されているものや、音が気になる人にぴったりな「静音キャスター」を採用しているスーツケースなどもあるよう。
使用するシーンや渡航先、持ち物などに合わせて、よりぴったりなスーツケースを見つけてみてくださいね。
人気のスーツケースブランド
RIMOWA(リモワ)
おしゃれな人が持っているスーツケースブランドといえばこれ!といわれるほど、RIMOWA(リモワ)は世界をリードするプレミアムラゲージブランド。
人気の秘密は「軽さ」「耐久性」「デザイン性」にあるといわれています。
軽い
2000年から展開されたポリカーボネイト製のスーツケース。軽い上にとっても長持ちなので、少しでも負担を軽くしたい人にぴったりです。
耐久性
1937年から取り入れられているアルミニウムの特徴はとにかく頑丈。どんな天候にも耐えうる強い耐久性をもっているそう。
デザイン性
リモワのスーツケースのデザインは、ラグジュアリーな雰囲気がありながらも、使うほどに味が深まり、愛着も沸いていきます。オリジナルのステッカーも販売しているそうなので、カスタマイズして楽しんでも良いかもしれません。
TUMI(トゥミ)
創業40年の米国ブランドのトゥミは、ソフトスーツケースの代名詞ともいわれるブランド。
シンプルなデザインなので、ビジネスパーソンの愛用者が多く、優れた耐久性があり、大容量なのも人気の秘密。
キャスターはダブルキャスターをメインとしていて、少々高額ですが堅牢性があるので壊れにくいそう。正規取扱店で購入すれば保証も付いてくるので、長く使用したい人にぴったりなのではないでしょうか。
SAMSONITE(サムソナイト)
アメリカのコロラド州に誕生した、創業110年を超える老舗ブランド。
「カーヴ」という自社で開発している素材を使用していて、軽量かつ高い耐久性に優れているのが特徴だといわれています。
シンプルながらディテールにこだわったスーツケースが多く、商品も非常に豊富。ビジネスはもちろん、プライベートでも愛用者が多く、さまざまなシーンで活躍してくれるのが魅力です。
女性におすすめのスーツケース
TUMI(トゥミ)のスーツケース
56×35.5×23/31L
流線的なケースデザインと黒レザーのコンビが大人顔の、アルミラゲージコレクション。
SAMSONITE(サムソナイト)のスーツケース
61×41×27/50L
特大サイズでは大きすぎるけど、もう少し容量が欲しい…という声から誕生した50l。メイン収納部分が深く、靴箱も潰すことなく入れることが可能。さらに、ワンタッチで車輪にロックをかけられるのも魅力。
PROTECA(プロテカ)のスーツケース
51×39×25/39L
モバイルバッテリーを搭載したスーツケース。スマートフォンと連動して、携帯とキャリーケースが一定距離を離れると音で知らせてくれるトラッキング機能を搭載したハイスペック系。
ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)のスーツケース
76×52×26/81L
万が一ロストバゲージしてしまっても、発見される確率を高められるトラッキングシステムを搭載したスーツケース。
RONCATO(ロンカート)のスーツケース
78×50×30/100L
イタリア老舗ブランドのスーツケース。堅牢なレザーとブロンズカラーで、男前な雰囲気が漂う。
スーツケースを機内持ち込みするときはサイズに注意
フルサービスキャリア(FSC)
スーツケースを機内持ち込みにする場合は、サイズに注意が必要だといわれています。
JALやANAなどのFSCは、国内線・国際線ともに3辺の合計が115cm、3辺それぞれ高さ40×幅55×奥行25cm以内のサイズなら機内への持ち込みが可能だといわれています。
重さは10kg以内。
離島など座席数が100席未満の飛行機の場合は、機内持ち込み荷物のサイズが110cm以内となる場合もあるそうなので、事前にしっかり確認が必要だといわれています。
ローコストキャリア(LCC)
格安航空会社を利用する場合は、各航空会社によって機内持ち込み可能なスーツケースのサイズは変わるようなので、こちらも事前に確認が必要だといわれています。
もしも規定サイズを超えたスーツケースを持っていってしまうと、空港で高額な超過料金を取られることがあるそうなので注意しましょう。
その他海外の航空会社
海外の航空会社を利用する場合も、国内のFSCとは規定が異なる場合があるので、どれくらいのサイズまで持ち込み可能なのか事前にしっかりチェックが必要だといわれています。
多くの場合、3辺の合計が100cm以内(高さ45×幅35×奥行20cm以内)かつ、合計重量7kg以内のスーツケースであれば持ち込み可能だといわれているそうなので、さまざまな航空会社を利用する予定がある人は、このサイズに収まる大きさのスーツケースを探してみてはいかがでしょうか。