肌の調子を整えてくれる
肌荒れには生活習慣やストレスなどさまざまな原因がありますが、腸内環境の悪化が原因の場合、腸内環境を整えることで肌荒れの解消につながると言われています。
そのため、腸内環境を整えてくれるヨーグルトは、肌の調子を整えたいときにも効果的な食品です。
ヨーグルトを食べ続けることで、ビフィズス菌や乳酸菌などを定期的に摂取でき、正常な腸内環境を維持しやすくなるのだそう。スキンケアによる美肌づくりも大切ですが、ヨーグルトを食べることで体内から美しい肌を育てるというのもひとつの方法です。
アレルギーを抑えてくれる効果も
ヨーグルトは、花粉やウイルスなどのアレルギー症状を抑えることができると考えられている食品でもあります。
アレルギー物質に体内の免疫細胞が敏感に反応することで、くしゃみやせきなどの症状が出ますが、ヨーグルトはその過剰な反応を落ち着かせてくれる効果があるのだそう。
また、免疫力アップの効果も期待できるため、健康維持のためにも積極的に摂取したい食品です。
ヨーグルトの効果的な食べ方
朝ヨーグルトだけは△
管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さんによると、ヨーグルトだけでお腹をいっぱいにすることは、あまりおすすめしないと言います。
「朝はヨーグルトだけ、という女性もいますが、乳酸菌やカルシウムは普段の食事のベースがあってこそ働くもの。ヨーグルトだけでは完全とはいえません。また、乳製品は思いのほか脂肪分が多く高カロリー。悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸も多いので、低脂肪や無脂肪を選んで」(小島さん)
夕食後に食べるのがベスト
Y’sサイエンスクリニック広尾 統括院長の日比野佐和子先生によると、腸は寝ている間に消化吸収を行うため、ヨーグルトなどの乳酸菌は夕食後に摂るのがベストなタイミングだと言います。
「冬場に冷えたヨーグルトを食べるのがつらい場合は、500Wのレンジで約40秒温めると食べやすくなります」(日比野先生)
糖質制限中におすすめのヨーグルトレシピ
糖質オフの豆乳ヨーグルトを使った「トマトスープ」
糖質オフの豆乳ヨーグルトを使用したスープ。体も温まるのでこれからの季節にピッタリです。
【材料 (1人分)】
・ソイビオ豆乳ヨーグルト プレーン無糖…大さじ6
・トマトジュース(無塩)…200g
・ポッカレモン100…小さじ1
・塩、こしょう…少々
・オリーブオイル…小さじ1
・パセリ、バジル…適量
【作り方】
1. 鍋にソイビオ豆乳ヨーグルトとトマトジュースを入れ、中火で約3分温める。
2. ポッカレモン100を加え、塩とこしょうで味を整える。
3. 器に盛り付けたら、オリーブオイルをかける。
4. お好みでパセリやバジルを添えたら出来上がり!
低カロリーデザート「ヨーグルトバーク」
アメリカで大流行した低カロリーでヘルシーなヨーグルトスイーツ。フローズンヨーグルトのため作り置きもできるのも嬉しいポイントです。
【材料 (2人分)】
・プレーンヨーグルト…450g
・パイナップル…1/4 150g
・キウイ…1/2個
・冷凍ベリーミックス…15g
・はちみつ…大さじ2
・フルーツグラノーラ…大さじ1
【作り方】
1. ヨーグルトは一晩水切りしておく。
2. パイナップルの皮と芯を除いたら2cm程度の角切りに、キウイは皮をむいて8等分の半月切りにする。
3. ボウルに水切りしておいたヨーグルトとはちみつを入れ、なめらかになるまで混ぜる。
4. バットにオーブンシートを敷き、3を流し入れたら平らにする。
5. 4にパイナップル、キウイ、ベリーミックスを彩りよく並べ、フルーツグラノーラを全体に散らす。
6. 5を冷凍庫で6時間以上冷やし固める。
7. 8等分に切り分けて、お皿に盛ったら完成!
混ぜるだけで簡単「カップチーズケーキ」
【材料】
・カップのヨーグルト…1個
・kiriクリームチーズ…1個
・ゼラチン…3g
・MARIEビスケット…1枚
【作り方】
1. 常温にしたクリームチーズをヨーグルトカップの中に入れ、サラサラになるまで混ぜる。
2. 溶かしたゼラチンを入れすばやく混ぜる
3. ビスケットをカップの上にふたをするように乗せる。
4. 3を冷蔵庫で3時間冷やす。
5. お皿に盛りつけたら完成!
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