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トマトの糖質やカロリーってどれくらい？
100gあたりの糖質量は3.7g
トマト100gあたりの糖質量はおよそ3.7gで、カロリーは約20kcalだと言われています。
トマトは小さめのもので150gくらいなので、1個あたりでいうと糖質5.6g、カロリー30kcalほど。大きめのトマト200gあたりなら、1個あたり糖質が7.4g、カロリーが40kcalほどとなります。
ミニトマトの場合は100gあたりの糖質量はおよそ5.8g、カロリーは30kcalだと言われています。ミニトマトと比べると、トマトのほうが糖質・カロリーともに低めのようです。
ちなみに、ミニトマト1個は15gほど。1個あたりの糖質は0.9g、カロリーは5kcalとなります。
また、GI値（食後の血糖値の上昇を示す指標）は30で、トマトは低GI食品に分類されているのだそう。比較を後述しますが、野菜の中では平均的な糖質量だと言われています。
フルーツトマトは糖度が高め
フルーツトマトとはトマトを完熟させ水分を抑えることで、甘みを高めたもののこと。一般的なトマトやミニトマトよりも糖度が高く、中には果物と同じくらいの甘さのフルーツトマトもあるそうです。
通常のトマトよりも糖度が高いため、糖質制限をしている人やダイエットをしている人は、食べ過ぎには注意した方がよいと言われています。
トマトの糖質は野菜の中で高い？ 低い？
トマトの糖質は、他の野菜に比べて高いのか低いのかを比べてみます。文部科学省の「日本食品標準成分表（八訂）」を参考に、それぞれ100gあたりの糖質量を比較します。
トマト 3.7g
ミニトマト 5.8g
なす 2.9g
にんじん 6.5g
白菜 1.9g
ピーマン 2.8g
ブロッコリー 1.5g
ほうれん草 0.3g
玉ねぎ 6.9g
大根 2.7g
きゅうり 1.9g
キャベツ 3.4g
こうして比べてみると、トマトは野菜の中でも極端に高糖質というわけではない印象を受けます。
そもそも野菜自体、糖質の含有量はそれほど多くありません。トマトを食べたからと言って糖質の過剰摂取になってしまう…という心配は必要ないと言えるでしょう。
トマトに含まれる主な栄養素と期待できる効果
リコピン
トマトにはリコピンやβカロテンが豊富に含まれています。リコピンやβカロテンには抗酸化作用があり、、動脈硬化やガンの予防に効果が期待できるのだそう。また、リコピンの抗酸化作用はとても強く、カロテンの2倍、ビタミンEの100倍と言われているほどなのだそうです。
ビタミンC
ビタミンCには美肌効果や抗酸化作用があると言われています。不足すると疲れを感じやすくなるのだそう。タバコを吸う人やストレスが多い人は、ビタミンCが消費されやすくなるため、積極的に摂取する必要があるそうです。
カリウム
トマトには、カリウムが比較的多く含まれているのだとか。カリウムには体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあるため、むくみの解消に効果を発揮すると言われています。
1日何個まで？ 効果的なトマトの食べ方
1日あたり2個を目安に
トマトに含まれる糖質はそれほど気にする必要はありません。しかしながら、トマトにはシュウ酸が含まれていることは気になる点。シュウ酸を摂りすぎると、尿路結石のリスクが高まると言われています。また、食べ過ぎによって体の冷えや便秘・下痢を引き起こす可能性もあるでしょう。
目安は1日あたり2個。ミニトマトの場合は10〜15個くらいだと言われています。
