部屋の物に統一感を持たせる
シンプリストの特徴は、デザインやカラーが統一していることです。家具やカーテン、小物など、全体的に統一感がある部屋は、シンプルだけれど飾らないおしゃれな空間となります。
自分の好きな物やお気に入りの物で、トーンやカラーを同じ系統にまとめることで簡単にシンプリストの部屋が作れます。カラーは自分の好みで選ぶのもよいですし、モノクロや柔らかな雰囲気の物でまとめるのもおすすめです。飽きのこない、お気に入りの部屋に仕上がるでしょう。
アイテムは最低限に
シンプリストを実践する上で、ミニマリストの「最低限必要な物しか持たない」という考え方を取り入れるのもおすすめです。物が少なければ、シンプルライフを実現しやすくなります。
例えば、インテリア用品や小物は、たくさん並べすぎてしまうと圧迫感が生まれ、窮屈な印象を与えます。お気に入りの小物を一定の間隔をあけて並べることがポイントです。
物を多く置かないことを基本とし、「本当に必要な、お気に入りの物」だけを飾るようにしましょう。
▼あわせて読みたい
すっきりと整えられた収納を目指す
お気に入りの物に囲まれた生活は幸せですが、それらがゴチャゴチャと片付いていない状態では「好きな物を大切にしている」とはいえません。すっきりと収納され、片付いている状態をキープするのがシンプリストの部屋作りにおける基本です。
隙間をうまく活用し収納できれば、好きな物まで捨てる必要はありません。また無理に隠すよりも、あえて「見せる収納」をした方がよい場合もあります。例えば、収納ケースやボックスを同じカラー・型・大きさに統一すると一体感が生まれ、シンプルながらにおしゃれです。
さらに、見せる収納には不要な物が目に見えて分かるようになる、といったメリットもあります。使っているかどうか確認しながら収納するので、本当に必要な物は何か、判断しやすくなります。
シンプリストの服選び
シンプリストを実践するうえで、押さえておきたい服選びのポイントをご紹介します。
20〜30枚を目安に厳選する
シンプリストはミニマリストではありませんから、必要最低限に絞る必要はありません。ただし、服が溢れかえってしまって毎日コーディネートに悩むようではシンプリストから遠ざかってしまいます。
株式会社DROBEが20歳~49歳の女性400名を対象に行った調査によると、所持ししている服の平均は47.6枚で、その内の1年以上着用していないと感じる服の枚数は、平均で10.0枚となりました。
シンプリストを目指していない女性でも平均して使っている衣類の数は37.6枚程度ということですから、使うアイテムを絞る場合は20〜30枚程度に減らすことができるでしょう。私服や通勤服を制服化することを目標に、自然と手にとっているアイテムを手元に残しましょう。
情報提供元:株式会社DROBE
ハンガーの数を決める
自分に必要な枚数がわかったら、枚数用のハンガーを用意しましょう。服は吊るして管理することでどんな服を持っているか一目瞭然で、着ることを忘れている服が出ることを防げます。また、ハンガーの数が決まっているため、新しい服を1枚買う場合は1枚手放すとルール化することで服が増えすぎる心配がありません。
1年着ていない服は手放す
1年間着ていなかった服は、翌年以降も活躍することは少ないでしょう。1年に1度または夏服と冬服にわけて、着なかった服は手放すと決めておきましょう。ただし、冠婚葬祭用のワンピースなど特別な時のための服はこれに該当しません。
ベーシックカラーやアイテムを中心に構成する
シンプリスト初心者さんは、まずはベーシックカラーやシンプルなアイテムで構成を考えると良いでしょう。どんなカラーやアイテムと合わせても着回しやすく、流行に左右されず、代わりのアイテムも見つかりやすいためです。また、ブランドを絞ることで服の系統を統一しやすくなります。
自分にあった服を選ぶ
シンプリストの服選びは、自分が好きかどうかで判断して問題ありません。先ほどベーシックな色やアイテムで構成することをおすすめしましたが、必ずしもベーシックなものですべてを揃える必要はありません。例えば赤が好きだから一番使うカーディガンは赤にする。ふんわりしたシルエットが好きだからフレアスカートをワードローブに加える。など、自分の心がときめくものを残しつつ、毎日でも5年後も着たいと思えるものを選ぶと良いでしょう。何だかしっくりこなくて着ていないという失敗を防ぐためには、必ず試着をしたうえで、「安いから」「好きなブランドだから」という理由は排除してじっくり考えてから決めましょう。自分に似合う服を知るために、パーソナルカラー診断や骨格診断を参考にしてみても良いですね。
お手入れしやすい服を選ぶ
どんなに気に入っていても、お手入れが大変な服は使用頻度が落ちてしまいがちです。毛玉になりにくい、洗濯機で回せる、乾燥機が使える、シワになりにくいなど、取り扱いやすいものを選ぶと良いでしょう。長く使えることを考えるなら、安っぽく見えない素材や着ていて疲れないかもチェックしておくのがおすすめです。
子どもがいる場合の部屋の整え方
子どもがいる場合、物が多くなったりすぐに散らかったり、思い通りにいかないことが多々あるでしょう。
「子どもが小さいうちはシンプリストを取り入れるのは難しいだろう…」と諦めていませんか?子どもがいてもシンプリストのスタイルは取り入れられます。ポイントを押さえて、実践してみましょう。

(C)Shutterstock.com
物の置きっぱなしをなくす
物が置きっぱなしになっていると、乱雑な印象を与えかねません。特に、文房具やレジ袋など、生活感のある物が置かれていると、周りがシンプルでもしっくりこないものです。物は置きっぱなしにせず、しっかり収納するようにしましょう。
また、小さいお子さんがいる家庭では、人形やブロック、絵本などが散乱することが多々あるはずです。その場合、思い切り遊べるスペースを確保するのがおすすめです。一定の場所で遊ぶようになるので、物が散乱するのを防げます。
全ての部屋をシンプルに、と頑張りすぎると、ついイライラしやすくなります。「あの部屋なら少しくらい片付いていなくても仕方がない」と割り切るのも大切です。
▼あわせて読みたい
片付けやすい収納を考えてみる
子どもは片付けに時間がかかると、面倒に感じてしまい、片付けなくなります。子どもにとって片付けしやすい収納であることが重要です。
例えば、収納スペースを作るときは「子どもの届く範囲内に置く」「使う場所と収納スペースを近づける」「出し入れしやすくする」「物の定位置をはっきりする」、この4ポイントを踏まえるとよいでしょう。
また収納ケースやボックスを用いる場合は、何が入っているのかを示すためにラベリングしておくと分かりやすくなります。まだ文字が読めない年齢の子どもには、絵で示してあげましょう。
▼あわせて読みたい