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2021.12.27

「紫陽花」の花言葉は? 花の色別の意味や由来、開花時期、英語表現を紹介

梅雨の季節に彩りを添える「紫陽花」ですが、花言葉にはどんなものがあるのでしょうか。 今回は、花の色別の花言葉から名前の由来、開花時期、英語表現までご紹介していきます。

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「紫陽花」の花言葉を色別に紹介

青や紫、ピンク色など、梅雨の時期に見る人の目を楽しませてくれる「紫陽花(あじさい)」。紫陽花といえば、鉢植えやガーデニングの定番というイメージがありますが、切り花やドライフラワー、母の日のプレゼントとしても用いられています。そんな紫陽花には、花の色によって様々な花言葉があることはご存知ですか? どんな意味が込められているのかみていきましょう。

■赤・ピンク

紫陽花

赤やピンクに色づく紫陽花は、主にヨーロッパで育ちます。そんな赤やピンク色の紫陽花の花言葉は、「元気な女性」「強い愛情」。「元気な女性」は、フランスでつけられた花言葉です。可愛らしい色であることや、心地良い気候であることが由来とされています。

日本の梅雨の時期はジメジメとしていますが、フランスでは比較的湿度が低く、植物が育ちやすい季節なのです。ピンクの紫陽花がのびのびと花を咲かせている様子に、元気な女性の姿を重ね合わせたのかもしれませんね。

また、母の日に見かけるカーネーションのように、赤やピンク色は「愛情」「母の愛」を表現する色でもあります。今年の母の日はいつもと違う花を贈りたいという方に、赤とピンクの紫陽花は好評です。

■青・紫

紫陽花の定番カラー、青と紫。雨の日でも凛と咲き誇る様子から「知的」や「神秘的」という花言葉がつけられました。

また、「辛抱強い愛」という花言葉もつけられているのですが、こちらにはある恋人たちのロマンチックな物語が由来とされています。ドイツ人の男性医師「シーボルト」は日本に滞在していた折に「小滝さん」という女性と恋に落ちます。ですが、スパイ容疑をかけられ国外追放となり、二人の関係は引き裂かれてしまうのです。

その後ドイツに帰国したシーボルトは、日本から持ち帰った紫陽花に最愛の女性である小滝さんの名にちなみ「オタクサ」という名前をつけたとされています。離れても強く思いを寄せていたことから「辛抱強い愛」という花言葉が生まれたとされています。

そのような愛情深い花言葉がある一方で、青や紫の紫陽花には、「冷淡」や「無情」「高慢」など少し怖い花言葉もあります。雨の日に咲く青色の花から、冷たいイメージや高嶺の花のような姿が連想されたのかもしれません。

■緑

紫陽花には「アナベル」という緑色の品種もあります。控えめでモダンな印象があるため、他の花に添えて花束やギフトにしたり、ドライフラワーとしてお部屋に飾る方も多いようです。

そんなちょっぴり珍しい緑色の紫陽花の花言葉は、「ひたむきな愛」。大切な人への贈り物にもぴったりな花言葉ですね。

■白

紫陽花

紫陽花には実は、白色もあるのをご存知ですか? 花言葉は「寛容」「一途な愛」。何色にも染まらず控えめなイメージから、その名がついたとされています。

可憐で上品な見た目から、結婚式のブーケやお祝い事の飾りとして使われることもあります。その花言葉から、想いを寄せる相手への贈り物にしても良さそうです。

紫陽花の特徴とは?

梅雨になると自宅の庭をはじめ、公園や街中など様々な場所で紫陽花を見かけますよね。そんな、私たちの生活に身近な紫陽花の特徴をおさらいしてみましょう。意外と知らない発見があるかもしれません。

紫陽花

■紫陽花時期

紫陽花は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木です。元々は日本原産の植物ですが、西洋にも広がり、西洋紫陽花として日本に逆輸入されました。開花時期は、5月から7月。日本の梅雨の時期を代表する花ですよね。手毬のようなコロンとした丸みのある花姿が特徴的です。

また、紫陽花は小さな花が集まっているような姿に見えますが、実はこれは花びらではなく「萼片(がくへん)」と呼ばれる装飾花です。萼片とは、一般的に萼(がく)と呼ばれている葉の部分が変形したもの。

紫陽花をよく見ると、萼片が集まっている真ん中に小さな粒のような花があります。これが、紫陽花の本来の花なのです。今まで勘違いしていたという方も多いのではないでしょうか?

 ■花の種類

みなさんが日頃よく見かける「紫陽花」の種類は、原種の「ガクアジサイ」を品種改良した園芸品種です。この日本原産のガクアジサイが欧米に伝わり、観賞用としてヨーロッパで品種改良されたものが、「西洋紫陽花」と呼ばれています。

紫陽花は大きく分けると、原種の「ガクアジサイ」と、園芸品種の「西洋紫陽花(ハイドランジア)」があります。園芸品種は、国内や海外で品種改良が行われており、3000種類以上の品種があるとされています。

中でも、ドライフラワーとしても人気のある「アナベル」や、華やかな八重咲きの「テマリテマリ」、グラデーションが綺麗な「コンペイトウブルー」などの品種が人気です。

■「紫陽花」には毒がある?

紫陽花の毒性に関しては、未だはっきりと解明はされていません。現状では、品種や個体によって毒の有無や含有量が違うのではないかと考えられています。紫陽花に含まれる有毒成分は口に含まないかぎり、危害を及ぼすことはないとされているため、手で触るぶんには問題はありません。

また、葉に含まれる毒の含有量も少ないそうですが、料理の飾り付けなどで出された紫陽花の葉っぱは食べないように気をつけましょう。毒を含んだ紫陽花の葉っぱや茎を食べた場合の症状としては、嘔吐やめまい、顔面の紅潮、歩行のふらつきなどがあるようです。

「紫陽花」の花の色はなぜ変わる?

紫陽花は、土壌の酸性度(ph)によって花の色が変わるのはご存知ですか? 一般的に、酸性土壌なら「青」、アルカリ性なら「赤」色の花が咲くといわれています。これは、紫陽花の花にはアントシアニンという色素が含まれているためです。

紫陽花

アントシアニンは、土の中のイオンとして溶け出したアルミニウムと結合すると、青色になる性質があるのです。また、アルカリ性の土壌では、アルミニウムが溶け出しにくいため、花の色が赤になるといわれています。

「紫陽花」は英語で何て言う?

紫陽花は英語で「hydrangea(ハイドランジア)」といいます。「hydro-」は水、「ange」は器を表すことから、「水の器」という意味があります。神秘的なイメージのある名前ですね。由来は定かではありませんが、梅雨の時期に咲く花であることから名付けられたのかもしれません。

最後に

日本原産の紫陽花は、最古の和歌集「万葉集」にも登場する歴史のある花。「紫陽花」という名前の他に「七変化」や「八仙花(はっせんか)」とも呼ばれています。凛とした紫陽花は、しっとりとした梅雨の季節を感じさせてくれるもの。この機会に花に込められた意味も覚えてみてはいかがでしょうか。

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