鏡の曇りはどう対処する?
風呂場や洗面所の鏡が曇って困っているのであれば、「鏡の曇り止め」を使うのがよいでしょう。商品によってタイプが異なるため、自宅に合うアイテムを選ぶことが重要です。
専用の曇り止めにはどのような商品があるのかや、施す前の準備について解説します。
専用の曇り止めを利用する
鏡が曇って困ったときは、専用の曇り止めアイテムを利用しましょう。専用の商品を使わずに曇りを止める方法だと、満足のいく結果を得られないケースが多くあるからです。
専用の曇り止めアイテムには大きく、「液剤タイプ」「スプレータイプ」「フィルムタイプ」の3種類があります。
液剤タイプとスプレータイプは、手軽に鏡の曇り止めができるアイテムです。定期的な塗り直しが必要なので、メンテナンスに面倒を感じない人に向いています。
フィルムタイプは最初の作業は大変ですが、効果が長続きするのが特徴です。かかる手間と曇り止め効果を天秤にかけ、タイプを選ぶとよいでしょう。
曇り止めを施す前の準備
専用の曇り止めアイテムを使うときは、その効果を最大限に引き出すために準備が必要です。
まずは、鏡の表面をきれいに掃除します。鏡の表面に汚れが残っていると、曇り防止作用を持つコーティングの効果が薄れたり、フィルムタイプの場合、剥がれてきてしまったりする可能性があります。
鏡の表面にうろこ状になった水あかは、歯磨き粉やクリーム状のクレンザーを付けた柔らかいスポンジでこすり落としましょう。このとき、力任せに大きく動かすのではなく、小さな円を描くようにこするのがポイントです。
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おすすめ曇り止め「液剤タイプ」
鏡の曇り止めを手軽に行いたいなら、乾いた鏡に塗るだけで曇りを防いでくれる液剤タイプがおすすめです。鏡の表面に水の膜ができるコーティングを作り、水蒸気が水滴になるのを防いでくれます。
液剤タイプの中には、濡れた鏡に直接塗れる商品もあるため、使用シーンをイメージしながら商品を選ぶとよいでしょう。
レック「激落ちくん 鏡のくもり止め リキッド」
水だけで汚れを落とすメラミンスポンジで有名な「激落ちくんシリーズ」の液状曇り止めです。乾いた鏡に塗れば、約20回分の入浴で鏡の曇りをシャットアウトしてくれます。
ボトルのヘッドに角度が付いているため、塗りやすい点もポイントです。どの方向にも動かしやすく、液剤の塗りむらや塗り残しが発生しにくい設計になっています。
鏡の曇りだけでなく汚れの付着も防いでくれるので、鏡の水あか汚れの掃除が楽になるでしょう。曇り止めの効果は落ちてしまいますが、濡れた鏡にも使用でき、入浴中の急な曇りにも重宝します。
内容量は、50×50cmの鏡で約40回の使用です。
商品名:レック 激落ちくん 鏡のくもり止め リキッド
木村石鹸「鏡のくもり止め」
大正13年創業の石けんメーカー・木村石鹸が販売する液剤タイプの曇り止めです。インテリアになじむシンプルな見た目が特徴の商品で、白を基調にした飾り気のないデザインは、洗面所に出しっぱなしにしてもインテリアを邪魔しません。
鏡をきれいに拭いたら、曇り止めをむらなく塗布し、乾燥させれば完了です。持ちやすい形状のボトルも特徴の一つで、しっかり握れば、塗りむらや塗り残しなく、鏡を曇り止め加工できます。持続効果は、入浴約30回分です。
商品名:木村石鹸 鏡のくもり止め